ビットコイン（仮想通貨）の買い方｜現物取引の購入方法を解説

※公式サイトに記載

※2020年1月 - 12月(データ協力：App Annie)

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインの買い方・購入方法

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインの買い方・購入方法として、以下の5つのステップがあります。

それでは、それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。

STEP①口座を開設する取引所を選択する

はじめに、口座を開設する仮想通貨の取引所を選択します。 取引所選択の際に確認しておきたいポイントは以下の通りです。

上記の中でも「金融庁の認可を得ているか」は重要なポイントです。

仮想通貨取引でハッキングなどの被害に遭わないためにも、金融庁の認可を得ている国内の仮想通貨取引所から選択するようにしましょう。

STEP②仮想通貨（暗号資産）取引所の口座を開設する

次に、仮想通貨（暗号資産）取引所の口座を開設します。

口座開設を行ううえで必要なものとして以下があります。

なお、取引所によって細かい条件や解説方法は異なります。詳しくは「仮想通貨の初め方・やり方を初心者向けに解説」をご確認ください。

※公式サイトに記載

STEP③指定の銀行口座に日本円を入金する

口座を開設したら、指定の銀行口座に日本円を入金します。

入金方法は、主に3種類あり各方法によって手数料も異なります。

それではそれぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

銀行振込の場合

銀行振込とは、取引所が指定する銀行口座から入金する方法です。

口座をお手持ちの銀行だけではなく、コンビニATMなどから入金できるケースもあるため、比較的利便性が高い入金方法と言えます。

各取引所の入金手数料は以下の通りです。

（※上記の費用は執筆時点の金額になります）

クイック入金の場合

クイック入金とは、パソコンやスマートフォンから入金をすることで、比較的早く入金を反映できる方法です。

多くの取引所では、専用の取引アプリ内でクイック入金を選択し、手順に従うことで入金が完了します。

クイック入金の場合の各取引所の手数料は以下の通りです。

仮想通貨取引所	入金手数料（クイック入金の場合）
Coincheck	770～1,018円（※50万円以上　入金金額×0.11％ + 495 円）
bitbank	なし
bitFlyer	330円

（※上記の費用は執筆時点の金額になります）

コンビニ入金の場合

コンビニ入金は、コンビニエンスストアに設置してある専用の機械で入金します。

銀行振込の場合などと比較すると、比較的手数料が割高に設置されているケースもあります。

コンビニ入金の場合の各取引所の手数料は以下の通りです。

仮想通貨取引所	入金手数料（コンビニ入金の場合）
Coincheck	770～1,018円
bitbank	なし
bitFlyer	330円

（※上記の費用は執筆時点の金額になります）

なお入金手数料は1回の入金に対して発生するため、入金額をまとめて回数を減らすことで入金手数料が抑えられるでしょう。

STEP④購入する仮想通貨（暗号資産）を選択する

仮想通貨（暗号資産）を購入する際に4番目にやることは、購入する仮想通貨（暗号資産）を選択することが挙げられます。

仮想通貨（暗号資産）を購入する手段は、主に以下の2つです。

販売所とは、仮想通貨取引所を相手方として仮想通貨を購入する場所です。取引はシンプルで簡単ですが、実質的な手数料であるスプレッドが存在し、手数料は割高になる傾向にあります。

また、取引所は一般の投資家を相手方として取引をする場所です。取引所は、取引が複雑になる傾向にありますが、手数料が抑えられるメリットもあります。

なお、コインチェックの販売所では、以下のように豊富な銘柄から選択することも可能です（※2023年執筆時点）。

出典：コインチェック　販売所

※公式サイトに記載

STEP⑤実際に取引画面で購入する

仮想通貨（暗号資産）を購入する際に最後にやることとして、実際に取引画面で購入することが挙げられます。

購入する際は自身で数量を指定して、購入を確定します。実際に購入する際は、数量を間違えないように確認してから購入しましょう。

なお、1BTCの購入価格は3,704,100.53円です。

（参照：2023年5月10日）

以下では「販売所」と「取引所」の2パターンでの購入方法を解説していきます。

販売所で仮想通貨を購入する方法

Coincheckアプリの販売所で仮想通貨を購入する場合は、以下の手順を参考にしてください。

スマホアプリを起動し、「販売所」から目的の通貨を選択します。

出典：Coincheck

目的の仮想通貨のページに移動したら、購入ボタンをタップします。

出典：Coincheck

希望の購入額を入力し、「日本円でBTCを購入」のボタンをタップしてください。

出典：Coincheck

以上で販売所での購入は完了です。残高が増えているか確認しましょう。

取引所で仮想通貨を購入する方法

Coincheckの取引所は、アプリからでは利用できません。

そのため、ブラウザ版にログインし、以下の手順で購入してください。

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインを売買できる取引所

Coincheck

取引所名	Coincheck
取り扱い銘柄数（※）	21種類
取引手数料 ※BTCを購入した場合	・取引所：無料 ・販売所：スプレッド
送金手数料（BTC）	変動手数料制
最低取引金額	・取引所：500円以上かつ0.005BTC以上 ・販売所：500円（0.001BTC以上）

※公式サイトに記載

Coincheckは、東証プライム上場企業であるマネックスグループが親会社の暗号資産取引所です。

Coincheckは、アプリのダウンロード数が国内でも比較的多く、No.1（※）を取った実績もあります。
※対象：国内の暗号資産取引アプリ、期間：2019年〜2021年、データ協力：AppTweak

多くのユーザーがダウンロードしている使いやすいアプリと言えるため、操作性の高いアプリでわかりやすい画面で仮想通貨を購入したい人にはおすすめの取引所です。

また、Coincheckは21種類の仮想通貨の取り扱いがあります。

※2022年5月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ

※公式サイトに記載

Coincheckの販売所で仮想通貨を買う手順

※公式サイトに記載

bitbank

取引所名	bitbank
取り扱い銘柄数（※）	38種類（※）
取引手数料 ※BTCを購入した場合	・取引所：-0.02%（Maker）、0.12%（Taker） ・販売所：スプレッド
送金手数料（BTC）	0.0006BTC
最低取引額	・取引所：0.0001BTC ・販売所：0.00000001BTC

bitbankは、ビットバンク株式会社が運営し、取引量の多さが特徴の暗号資産取引所です。

bitbankは、全暗号資産（仮想通貨）取引所の中で、取引量が国内No.1（※）となった実績があります。

※2021年2月14日 CoinMarketCap調べ

取り扱い銘柄も他の取引所と比較して多いため、さまざまな銘柄を購入したいと考えている場合でも利用しやすいでしょう。

取引所形式の取引が活発になると、ご自身の希望する価格で仮想通貨を売買できる可能性が高くなります。

bitbankの販売所で仮想通貨を買う方法

bitFlyer

取引所名	bitFlyer
取り扱い銘柄数（※）	33種類（※）
取引手数料 ※BTCを購入した場合	・取引所：約定数量 × 0.01 ～ 0.15%（単位: BTC） ・販売所：スプレッド
送金手数料（BTC）	無料
最低取引金額	・取引所：0.0001BTC or 500円 ・販売所：0.0001BTC or 500円

bitFlyerは、株式会社ビットフライヤーが運営する、口座開設スピードに特徴を持つ暗号資産取引所です。bitFlyerは、最短10分（※）で口座開設をすることができます。
（※2024年8月時点　公式サイトに記載）

クイック本人確認を利用した場合に限りますが、お持ちのスマホから手続きをすることで比較的スムーズに口座開設を完了することも可能です。

なお、実際に購入するのは、入金してからになりますのでご注意ください。また、業界最長の7年以上ハッキング0（※）を誇る点も特徴です。

（※2024年8月時点　公式サイトに記載）

bitFlyerの販売所で仮想通貨を買う方法

仮想通貨・ビットコインの上手な買い方を初心者向けに解説

仮想通貨投資で利益を出すには、価格が安い時に購入し、購入時よりも価格が上がった時に売る必要があります。

＜売り時の例＞

（出典：コインチェック）

しかし、仮想通貨はチャートの予想が難しい傾向にあり、経験を積んだ投資家でも利益を出すことは容易ではありません。

そのため、初心者の方は以下のような手順を踏み、利益を出す可能性を高める必要があります。

それぞれの手順を詳しく解説していきましょう。

手順1:購入前にいくら利益を出すか目標を決める

仮想通貨を購入する前に行うこととして、投資の目標を決めることが挙げられます。

例えば、「投資に使う資金」や「投資でいくら利益を出すか」などを具体的に決めておきましょう。

あらかじめ目標を決めておくことで、仮想通貨が予想外の値動きをした際に、狼狽売りのリスクを回避できる可能性が高まります。

決めた目標は気分で変更したりせず、自身の経済状況と相談しつつ、忠実に実行していくことが大切です。

手順2:仮想通貨・ビットコインの情報を日常的に収集する

仮想通貨投資を始めた方は、仮想通貨・ビットコインの情報を頻繁に収集しましょう。

仮想通貨の値は、大物投資家や実業家など、影響力のある人物の発言で大きく動く場合があります。

また、仮想通貨が利用できる場所が増えるなどのポジティブなニュースや、仮想通貨取引所の倒産といったネガティブなニュースも大切な情報です。

日常的に仮想通貨の情報に触れる癖をつけることで、売買のタイミングの判断ができるようになる可能性が高まります。

手順3:チャートを確認する

情報収集と同時に、仮想通貨のチャートを日常的に確認するようにしましょう。

中でもビットコインのチャートは、頻繁にチェックし、最新の情報を集める必要があります。理由としては、アルトコインはビットコイン建てで購入されることが多いためです。

そのため、ビットコインの価格が仮想通貨市場に与える影響は大きく、アルトコインの価格も連動する場合が多くあります。

アルトコインのみに投資している場合でも、ビットコインの価格はチェックしておくと、市場全体の状況を把握できるでしょう。

手順4:価格が下落したときに仮想通貨・ビットコインを購入する

ここまでの手順を日常的に行い、目的の仮想通貨の価格が下落した段階で購入に踏み切りましょう。

上記した通り、仮想通貨投資で利益を出すには、価格が下がった状態で購入する必要があります。そのため、日々の情報収集やチャートの確認が大切です。

仮想通貨を購入した際は、価格が大きく上昇するまで所持し続けるか、僅かな価格上昇で売却するかを決め、適切な時期に売却を行いましょう。

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインの買い方｜購入時のポイントを解説

仮想通貨取引の注意点・デメリットを把握しておく

仮想通貨を初めて購入する際は、以下のようなデメリットも知っておきましょう。

中でも仮想通貨ならではと言えるリスクは、ハッキングと無価値になる場合がある点です。

仮想通貨は一般的な通貨と異なり、価値を保証する後ろ盾がありません。あくまでもデータに価値をつけている通貨のため、無価値になる可能性もあるでしょう。

なお、ハッキングはセキュリティに力を入れてる取引所を選択することで、リスクを回避できる場合があります。

売買に慣れるまでは現物取引をする

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインのおすすめの買い方として、売買に慣れるまでは現物取引をすることが挙げられます。

仮想通貨の取引には、現物取引以外に信用取引が存在します。信用取引では、損失が出た場合損失額が大きくなる可能性があり、初心者には比較的リスクの高い取引方法です。

そのため、慣れないうちは信用取引ではなく現物取引で取引に慣れるようにしましょう。

販売所ではなく取引所で購入する

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインのおすすめの買い方として、販売所ではなく取引所で購入することが挙げられます。

仮想通貨を取引する場合、手数料が重要な要素です。例えば、販売所での取引では実質的な手数料であるスプレッドが存在ます。

スプレッドとは、買値と売値の差額であり取引所と比較して割高になる特徴があります。

そのため、仮想通貨を購入する場合は販売所ではなく手数料が抑えられる取引所で取引するのがおすすめです。

海外取引所の利用は避ける

仮想通貨・ビットコインを購入する際は、海外取引所の利用は極力控えるのが良いでしょう。

取引所の中には、ハッキングや詐欺などを目的とした悪質なものが存在する可能性があります。

それらの悪質な取引所と区別がつくように、比較的安全性が認められる取引所については金融庁が各暗号資産交換業者の番号を交付し認可を出しています。

海外取引所のすべてが悪質というわけではありませんが、万が一のことが起きないように当サイトでは海外取引所の利用は推奨しておりません。

なお、金融庁が認可を出している暗号資産交換業者は金融庁のホームページで公開されているため、そういった情報も参考にしてみると良いでしょう。

いきなり高額な取引をしない

仮想通貨・ビットコインを購入する際は、いきなり高額な取引をすることは避けましょう。

仮想通貨は、債券や定期預金など他の資産運用方法と比較してハイリスク・ハイリターンである傾向があります。

数パーセントから10%を超えるような値動きが、1日のうちに起こるケースも珍しくありません。

いきなり高額な取引をして大きな損を生んでしまう可能性もあるため、取引に慣れないうちは少額から始めるのも良いでしょう。

また、仮想通貨投資は余剰資金で行うことも大切です。生活資金・学費など必要なお金にまで手を出してのめり込み過ぎるようなことがないように注意しましょう。

仮想通貨・ビットコインは価値が上がる？今のうちに買っておくべき？

結論として、ビットコインは今後も価値が上昇し続ける確実な根拠はありません。

しかし、以下のような理由から、ビットコインの価格は上昇すると推測されています。

仮想通貨（暗号資産）・ビットコインの買い方に関するよくある質問

利用している取引所にない仮想通貨を購入するには？

取引所が扱っていない仮想通貨を購入する際には、目的のコインの取り扱いがある取引所に新規登録する必要があります。

著名なアルトコインのほとんどは国内の取引所で購入できますが、知名度の低い「草コイン」と呼ばれる通貨は、一部の取引所しか扱っていない場合もあるでしょう。

日本の取引所にない銘柄を購入したい場合、日本からでも海外の取引所を利用できますが、セキュリティ面の危険性が伴うため、推奨できません。

最初に購入する仮想通貨は何が良い？

最初に購入する仮想通貨はビットコインをおすすめします。

ビットコインはホワイトリストにも載っている仮想通貨で、比較的価格が安定しているため、初心者の方でも購入しやすい通貨と言えます。

当サイトの独自アンケートでも「仮想通貨を始める人におすすめの仮想通貨銘柄」として、ビットコインがNo.1（※）となっていました。

（※当社アンケートより）

ビットコインの取引で仮想通貨に慣れてきた場合は、アルトコインの購入も視野に入れましょう。

ビットコインの価格は？1万円でいくら購入できる？

2023年5月30日現在のビットコイン価格は、1BTCあたり3,897,949円です。

そのため、1万円で購入できるビットコインの額は0.0026BTCとなります。

仮想通貨を所持していることで発生する費用は？

仮想通貨を保持しているのみでは、費用が発生することはありません。

一方で仮想通貨取引所によっては、取引や入出金の際に手数料が発生してしまう場合があります。

購入後の仮想通貨の使い道・活用方法は？

購入後の仮想通貨は売却して利益を出す以外にも、商品の購入や別ウォレットの送金などに利用することができます。

しかし、日本国内では仮想通貨・ビットコイン決済を実施している店舗は多くありません。

決済方法として利用したい場合は、事前に対応している店舗を確認しておくと良いでしょう。

仮想通貨の指値買いをするには？

仮想通貨の指値買いをするには、取引所を利用する必要があります。

Coincheckの場合は購入したい価格を指定し、注文を出すことで指値買いができますが、すぐに取引が成立しない場合があることを頭に入れておきましょう。

ビットコインを買うにはいくら必要？

ビットコインを買う最低取引金額は、取引所ごとに異なります。仮想通貨取引所ごとの最低取引金額について下表でまとめたので、参考にしてください。

仮想通貨取引所	最低取引金額（ビットコインの場合）
Coincheck	・取引所：500円以上かつ0.005BTC以上 ・販売所：500円（0.001BTC以上）
bitFlyer	・取引所：0.001BTC ・販売所：0.00000001BTC
bitbank	・取引所：0.0001BTC ・販売所：0.00000001BTC

上表からわかる通り、最低取引金額は取引所と販売所でも異なります。また、500円と少額からでも購入できる仮想通貨取引所もあるため、少額で仮想通貨の勉強をするのも良いでしょう。

※公式サイトに記載

取引所での購入以外で仮想通貨を入手する方法はある？

取引所での購入以外で仮想通貨を入手する方法を下表にまとめたので、参考にしてください。

仮想通貨を手に入れる方法	概要
仮想通貨取引所のキャンペーンで入手する	入会キャンペーンなどで仮想通貨をもらう
ポイントサイトで入手する	ポイントサイトにある案件をこなし仮想通貨をもらう
電気やガスの料金の支払いで入手する	Coincheckでんきなどのサービスを利用して仮想通貨をもらう
ネットショッピングなどの買い物で入手する	仮想通貨がポイントとしてもらえるECサイトで買い物をする
クイズゲームアプリの商品として入手する	クイズアプリの賞金で仮想通貨をもらう

上表の通り、取引所での取引以外にもさまざまな形式で入手することは可能です。