NFTの買い方・購入方法をわかりやすく解説!
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この記事のまとめ
- NFTを買う手順は「①仮想通貨取引所で口座を開設」→「②購入した仮想通貨をNFTマーケットプレイスに送金」→「③購入」という流れ
- そのためNFTを買うには、まずは「仮想通貨取引所での口座開設」をして、仮想通貨を準備する必要がある
- 仮想通貨取引所を選ぶ際は「NFTマーケットプレイスで使える仮想通貨を取り扱っていること」や「簡単に仮想通貨を買えること」が重要
- 上記を踏まえると、NFTを買うのにおすすめの取引所はCoincheck
- Coincheckで口座開設をすると「Coincheck NFT β版」というNFTマーケットプレイスを無料で利用できる
- NFT取引時の手数料(ガス代)が無料な「Coincheck NFT β版」では、Coincheckで取り扱う全18種類の通貨でNFTを購入可能
- また、Coincheckは、アプリダウンロード数No.1(※)の操作しやすいアプリが特徴で、初めてNFTを買う人でも簡単に仮想通貨を買える
【初心者向け】アプリダウンロード数No.1(※)
※対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak
NFT(非代替性トークン)とは?
NFTは、Non Fungible Tokenの頭文字をとって名付けられており、直訳すると非代替性トークンを意味します。
仮想通貨業界においてトークンは、ブロックチェーン技術を用いて作られた暗号資産(仮想通貨)のことです。
NFTは、仮想通貨と同様に資産価値を持つためトークンと表現されています。
つまり、NFTとは、代替がきかない唯一無二のデジタル資産です。
ブロックチェーン技術が持つ、改ざんが難しいという特徴がNFTにデジタル資産としての価値を付与しています。
NFTは様々な分野で利用されており、その範囲は拡大を続けています。その一例を以下にまとめました。
- デジタルアート
- 音楽
- ゲーム
- 動画
- 漫画
- アニメ
- スポーツ
- ファッション
- 小説
- 絵本 など
NFTは、誰でも売買が可能なのみでなく、作成も可能という参入障壁の低さがNFT市場の拡大を勢いづけています。
NFTアートの買い方・購入方法をわかりやすく解説!
NFTアートの買い方をわかりやすく解説します。
NFTアートはブロックチェーン技術を用いて作成されているという特性上、購入には仮想通貨が必要です。
以下では、国内取引所Coincheck(コインチェック)を例として解説します。
NFTアートの買い方・購入方法
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順1:国内取引所の口座を開設する
まずは、国内取引所の口座開設をしましょう。
Coincheckでの口座開設には本人確認書類として以下のいずれかの書類が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード(外国籍の方の場合)
- 特別永住者証明書 (外国籍の方の場合)
Coincheckの口座開設のためには、まずはメールアドレスを登録してアカウント作成を行います。公式アプリもブラウザと同様の手順で進められるためおすすめです。
メールアドレスとパスワードを登録したら、Coincheckアカウントにログインします。
次に本人確認手続きを行います。「かんたん本人確認」または「ハガキによる本人確認」が選べます。
ハガキによる本人確認の場合は、郵送で送られてくる受領証を受け取った後から取引が始められます。
かんたん本人確認はアプリを使用して、画面のガイドに従って本人確認書類の撮影を行います。早ければ即日から取引を開始することができます。
本人情報を入力する際は間違いのないようによく確認してから登録しましょう。
誤りがあった場合には審査が長引く可能性があります。
手順2:取引用仮想通貨を購入する
次に、取引用仮想通貨を購入しましょう。
ここで購入する仮想通貨は任意のもので構いません。
NFTマーケットプレイスはイーサリアムブロックチェーン上に開発されていることが多いため、迷う場合はETH(イーサリアム)を選ぶと良いでしょう。
仮想通貨を購入するためには、まずは開設した口座に日本円を入金します。
コインチェックの場合は以下の手段で入金可能です。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
入金方法によって手数料や入金の反映時間が異なるので注意しましょう。
銀行振り込みの場合は、手数料が無料で入金が可能です。振込先口座はサイトメニューの「ウォレット」から「日本円の入金」を選択することで確認ができます。
ただし、銀行手数料は別途負担が必要です。
日本円の入金が完了したら仮想通貨を購入しましょう。購入したい仮想通貨を選択し、数量を入力して購入を確定します。
なお、NFTマーケットプレイスとして、Coincheck NFT(β版)を利用する場合には、手順3と4は必要ありません。Coincheckの口座を持っている方は専用のNFTウォレットを利用することができます。
手順3:MetaMask(メタマスク)などのウォレットを作成する
次に、MetaMask(メタマスク)などの仮想通貨ウォレットを作成しましょう。
仮想通貨ウォレットは、その名の通り仮想通貨を管理する財布のような機能です。その保管方法によって複数種類が存在し、MetaMaskはウェブウォレットに該当します。
仮想通貨ウォレットは任意のもので構いませんが、MetaMaskはイーサリアム系のウォレットのため、NFTマーケットプレイスとの相性が良いでしょう。
MetaMaskはブラウザの拡張機能であるウェブ版とスマホアプリがあります。
MetaMaskのダウンロード後は、ウォレット作成を行います。
ここで設定するパスワードとシークレットリカバリーフレーズは、ログイン時やバックアップ時に必要となるので必ずメモを取って保存しましょう。
手順4:ウォレットに仮想通貨を送金する
次に、ウォレットに購入した仮想通貨を送金しましょう。
仮想通貨の送金は、Coincheckの取引画面にあるウォレットから送金を選択することで可能です。
MetaMaskの送金アドレスはMetaMaskの上部に記載されており、アカウント名をクリックしてコピーすることができます。
コピーしたアドレスは、Coincheckの送金アドレス欄に貼り付けましょう。
この時に、アドレスの入力間違いを防ぐために必ずコピー&ペーストで対応するようにしましょう。
仮想通貨を送金する際には、送金手数料が発生するため、こまめに送金するのではなく、まとまった数量を送金することで手数料の節約が可能です。
手順5:NFTマーケットプレイス(Coincheck NFTなど)に登録する
次に、NFTマーケットプレイスに登録しましょう。
海外の大手NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)やRarible(ラリブル)の場合はMetaMaskのアカウントでログインすることが可能です。
また、Coincheck NFT(β版)の場合は、Coincheckと同じアカウントでログインできます。
手順6:NFTデジタルアートなどの作品を探す
次に、NFTデジタルアートなどの作品を探しましょう。
ここではCoincheck NFT(β版)での探し方を解説します。
Coincheck NFT(β版)では、タイトルまたは新着入庫順の一覧からアイテムを探すことができます。
現在はCryptoSpells(クリプトスペルズ)やDecentraland(ディンセントラランド)をはじめとした17種類のタイトルのNFTアイテムを取り扱っています。(2023年執筆時点)
アイテム一覧からはアイテム名で検索をして探すことも可能です。
手順7:作品を購入する
最後は、お好みのNFTアイテムを購入しましょう。
購入したいNFTアイテムをクリックすると詳細画面に移行し、購入金額やアイテム説明を確認することができます。
Coincheck NFT(β版)では日本円での金額も一緒に表示されるため価格帯がわかりやすいでしょう。
ウォレット内の仮想通貨が足りない場合は、手順2と4の方法を参考に、仮想通貨を充足しましょう。
Coincheck NFT(β版)の場合は、手数料(ガス代)はかかりません。
その他のNFTマーケットプレイスでは手数料が発生することが多いため、ウォレットに手数料用の仮想通貨を残しておくようにしましょう。
NFTの始め方・出品方法
NFTは誰でも作成・出品が可能という特徴を持ちます。
以下ではNFTの始め方・出品方法を解説します。
NFTの始め方・出品方法
- デジタルコンテンツを作成する
- 取引所の口座を開設する
- 仮想通貨ウォレットを作成する
- 仮想通貨を購入してウォレットに送金する
- NFTマーケットプレイスに登録する
- NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する
- デジタルコンテンツをNFT化する
- NFTの販売条件を設定する
- 出品手数料を払い出品する
NFTを出品するためにはNFT化させるデジタルコンテンツを作成する必要があります。
スマホのイラスト作成アプリやIllustrator、Photoshopのようなツールを使って作成しましょう。自分で作品を作らずに外注で依頼するのも良いでしょう。
デジタルコンテンツのNFT化は、NFTマーケットプレイスのサービスを使って行うことができます。
OpenSea(オープンシー)では無料でNFT化させることができます。
NFT化させる際には、作品情報を入力する必要があります。あらかじめコンテンツ名や説明文を考えておきましょう。
NFT化が完了すればいよいよ出品です。初回出品時には手数料(ガス代)が発生するのでウォレットに準備しておくようにしましょう。
NFTの売買ができるマーケットプレイス5選
Coincheck NFT(β版)
名称 | Coincheck NFT(β版) |
---|---|
国内 / 海外 | 国内 |
取引手数料 | 無料 |
取り扱いコンテンツ | ・ゲーム ・トレーディングカード ・スポーツ ・ファッション ・メタバース ・アート ・メンバーシップ ・PFP(アイコン) |
決済で利用できる仮想通貨(暗号資産) | BTC、ETH、 MONA、 LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、OMG、PLT、SAND、DOT |
対応ウォレット | MetaMask |
【初心者向け】アプリダウンロード数No.1(※)
Coincheck NFT(β版)は、取り扱うコンテンツが豊富なNFTマーケットプレイスです。
Coincheck NFTには、購入時と出品時の手数料(ガス代)が無料というメリットがあります。
ETHの送金手数料も必要ないため、本来5,000円程度かかる手数料を節約することができます。
また、このマーケットプレイスには、Coincheckが取り扱う17種類の銘柄で決済することが可能というメリットもあります。
多くのマーケットプレイスではETHにしか対応していない中、複数の銘柄で決済が可能なため、新たにETHを購入することなく保有している仮想通貨を使用することができます。
そのため、Coincheck NFTは少額でNFT取引を始めたい人におすすめです。
【初心者向け】アプリダウンロード数No.1(※)
OpenSea(オープンシー)
名称 | OpenSea |
---|---|
国内 / 海外 | 海外 |
取引手数料 | 約300円 |
取り扱いコンテンツ | ・アート ・コレクティブル ・ドメイン名 ・音楽 ・写真 ・スポーツ ・トレーディングカード ・ユーティリティ ・バーチャルワールド |
決済で利用できる仮想通貨(暗号資産) | ETH、SOL、AVAX、USDC、BNB、DAI |
対応ウォレット | Authereum、Bitski、Coinbase Wallet、Dapper、Fortmatic/Magic、Glow 、Kaikas、Ledger Live、MetaMask、MetaMask Mobile、Opera Touch、Phantom、Portis、Solflare、Torus、TrustWallet、veniy、WalletConnect |
OpenSea(オープンシー)は、アメリカに本社を置くOpenSea社が運営するNFTマーケットプレイスです。
OpenSeaには、NFTコンテンツの流通量が世界最大級というメリットがあります。
1億点を超えるNFTコンテンツを取り扱っており、日本人アーティストのアートNFTも多数販売されています。
また、このマーケットプレイスには、イーサリアム以外のブロックチェーンにも対応しているというメリットもあります。
イーサリアムのみでなくSolanaチェーンやBNBチェーンなど8つのブロックチェーンに対応しています。
そのため、SolanaチェーンやPolygonチェーンなど手数料が比較的安いチェーンを利用することができます。
OpenSeaは日本語に対応しているため、日本人も使いやすくなっています。
Adam byGMO
名称 | Adam by GMO(β版) |
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国内 / 海外 | 国内 |
取引手数料 | 0.05ETHまたは銀行振込手数料 |
取り扱いコンテンツ | ・アート ・イラスト ・フォト ・人物/モデル ・音楽/サウンド ・ビデオ/アニメーション ・3D ・アニマル ・トレカ ・著名人 ・PFP(アイコン) ・コレクティブル |
決済で利用できる仮想通貨(暗号資産) | クレジットカード決済、銀行振込、ETH |
対応ウォレット | MetaMask |
最短10分ですぐに口座開設ができる!(※)
Adam by GMO(β版)は、GMOインターネットグループが運営するNFTマーケットプレイスです。
Adam by GMOには、銀行振込やクレジットカードによる決済に対応しているメリットがあります。
決済に仮想通貨を必要としないため、より気軽に利用しやすいでしょう。
また、円での支払いが可能なためETHの手数料高騰にも対応できます。
また、このマーケットプレイスには、国内のアートやイラストなどのコンテンツが充実しているメリットもあります。
日本の著名人のNFTアイテムも多く取り扱われています。
最短10分ですぐに口座開設ができる!(※)
Rarible(ラリブル)
名称 | Rarible |
---|---|
国内 / 海外 | 海外 |
取引手数料 | 約900円(購入時のみ) |
取り扱いコンテンツ | ・アート ・写真 ・ゲーム ・メタバース ・音楽 ・ドメイン ・DeFi(分散型金融) ・ミーム ・パンク ・NSFW(アダルトコンテンツ) |
決済で利用できる仮想通貨(暗号資産) | クレジットカード決済、ETH、FLOW、XTZ、MATIC |
対応ウォレット | MetaMask、Torus、Mobile Wallet、Portis、Coinbase、MyEtherWallet、Fortmatic、Blocto、Temple、Beacon |
Rarible(ラリブル)は、モスクワに拠点を置くRarible.Incが運営するNFTマーケットプレイスです。
Raribleには、ガバナンストークンとしてRARIトークンを発行している特徴があります。
RARIトークンを保有することでユーザーはRaribleの運営に関わることができます。
また、Raribleはインセンティブ報酬としてマーケットプレイスの利用状況に応じてRARIトークンを配布しています。
また、RaribleはNFT販売時の手数料(ガス代)が無料というメリットもあります。
LINE NFT
名称 | LINE NFT |
---|---|
国内 / 海外 | 国内 |
取引手数料 | 無料 |
取り扱いコンテンツ | ・アート ・キャラクター ・ゲーム ・ミュージック ・スポーツ ・有名人 ・メタバース ・ジェネレーティブ |
決済で利用できる仮想通貨(暗号資産) | 法定通貨 円、LINK |
対応ウォレット | LINE BITMAX Wallet |
LINE NFTは、LINE Xenesis株式会社が運営するNFTマーケットプレイスです。
LINE NFTには、LINEアプリで口座開設とNFT購入ができるというメリットがあります。
LINE Xenesis株式会社は、LINE BITMAXという取引所を運営しています。LINEアプリを経由して仮想通貨取引を行うことができます。
LINE NFTは、仮想通貨LINKまたはLINE Payを利用して日本円でNFTを購入することができます。
そのため、仮想通貨初心者の人でも比較的手軽にNFT取引を始めることができるでしょう。
NFTの購入に必要な仮想通貨(暗号資産)が買える取引所
Coincheck(コインチェック)
取引所名 | Coincheck |
---|---|
取り扱い銘柄数 | 17種類 |
取引手数料 ※BTCを購入した場合 |
・取引所:無料 ・販売所:スプレッド |
送金手数料(BTC) | 変動手数料制 |
最低取引金額 | ・取引所:500円以上かつ0.005BTC以上 ・販売所:500円(0.001BTC以上) |
Coincheckがおすすめの人
- 仮想通貨取引の初心者の人
- NFT取引を始めたい人
【初心者向け】アプリダウンロード数No.1(※)
Coincheck(コインチェック)は、東証プライム上場企業のマネックスグループを親会社にもつ暗号資産取引所です。
Coincheckは、仮想通貨初心者でも直感的に使えるシンプルなアプリ設計という特徴を持ちます。
アプリダウンロード数が国内No.1(※)のため多くの投資家が利用する取引所だとわかるでしょう。
東証プライム上場企業であるマネックスグループを親会社に持つため、初めての投資でも安心感を持って取引できる可能性があります。
また、CoincheckはNFTマーケットプレイスCoincheck NFT(β版)をリリースしています。
Coincheckの口座があればすぐに利用開始できるため、NFT取引を始める最初のマーケットとして使いやすいでしょう。
※2020年1月-12月(データ協力:App Annie)
【初心者向け】アプリダウンロード数No.1(※)
GMOコイン
取引所名 | GMOコイン |
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取り扱い銘柄数 | 23種類 |
取引手数料 ※BTCを購入した場合 |
・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker) ・販売所:スプレッド |
送金手数料(BTC) | 無料 |
最低取引金額 | ・取引所:0.0001BTC ・販売所:0.00001BTC |
GMOコインがおすすめの人
- NFT取引にかかる各種手数料を抑えたい人
- 様々な銘柄を取引したい人
最短10分ですぐに口座開設ができる!(※)
GMOコインは、GMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
GMOコインは、NFT取引にかかる各種手数料が無料というメリットがあります。
具体的には、口座への入金手数料や日本円の出金手数料、ETHの送金手数料が無料となっています。
海外のNFTマーケットプレイスを利用する場合にはETHの送金が必要なため、GMOコインを利用することで手数料を節約することができるでしょう。
また、この取引所は取り扱い銘柄数が国内最多級の22種類というメリットもあります。
10種類の仮想通貨でレバレッジ取引が行え、ETHでもレバレッジ2倍の取引が可能です。
最短10分ですぐに口座開設ができる!(※)
NFTの購入時に注意するポイント
NFTの購入時に注意するポイントを以下にまとめました。
NFTの購入時に注意するポイント
上記のポイントを押さえることでリスクを知った上で慎重にNFT取引を行うことができます。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
取引にかかる手数料(ガス代)
NFTの購入時に注意するポイントとして、取引にかかる手数料(ガス代)が挙げられます。
手数料(ガス代)は、ETHの送金時やNFTの購入時のみでなく販売時にも発生します。
NFTマーケットプレイスの多くはイーサリアムブロックチェーンを利用していますが、イーサリアムは手数料が高いという問題点を抱えています。
イーサリアムユーザーが増えたのに対して取引処理が追いついていないことから手数料の高騰が起こっています。
NFTを購入する時には、NFTの価格分の仮想通貨を用意するのではなく、手数料も考慮に入れて少し多めに準備するようにしましょう。
Coincheck NFT(β版)の場合は、NFTの販売・購入時に手数料は発生しません。
また、Coincheckの口座を利用するため、送金手数料もかからず各種手数料を節約することができます。
作品の著作権
NFTの購入時に注意するポイントとして、作品の著作権が挙げられます。
NFTを購入した場合、NFTの所有権を得ることはできますが、作品の著作権が付帯しているわけではありません。
NFTは誰でも無料で作成できることから、他人の作品をNFT化することもでき、この著作権問題を複雑化させています。
NFTは、誕生してまだまもない概念のため法整備も整っておらず、権利を侵害される被害を受けたとしても法で守られる保証がありません。
デジタルアートの保管場所
NFTの購入時に注意するポイントとして、デジタルアートの保管場所が挙げられます。
NFTマーケットプレイスがウォレット機能を持たない場合、NFTを購入した後に別途保管する場所を用意する必要があります。
NFTの保管場所として主に以下のものが挙げられます。
- ウェブウォレット
- ハードウェアウォレット
ウェブウォレットは、インターネット上で仮想通貨やNFTを保管するウォレットです。代表的なものとしてMetaMask(メタマスク)が挙げられます。
ハードウェアウォレットは、デバイスを用いてオフラインで仮想通貨やNFTを保管するウォレットです。
ウェブウォレットは無料で利用できるものも多く、初心者でも使いやすい利便性が高い一方でハッキングのリスクを抱えます。
一方、ハードウェアウォレットはオフラインで保管するため、ハッキングのリスクは低くなりますが、デバイスの購入に初期費用が必要となります。
NFTの買い方に関するよくある質問
NFTはいくらから始められる?
NFT取引にかかる手数料を以下の表にまとめました。
購入する場合 | 送金手数料:3,000〜5,000円 購入手数料:3,000〜5,000円 |
---|---|
販売する場合 | 送金手数料:3,000〜5,000円 初回出品手数料:10,000〜15,000円 取引手数料:2,000〜3,000円 販売手数料:コンテンツ代金の2.5% |
NFTを購入する際は、コンテンツ費用と6,000円〜10,000円程度の手数料が発生します。
また、販売時にはコンテンツ代金によって変動しますが15,000円〜の手数料がかかるでしょう。
手数料は取引の混雑具合によって変動し、ETHの価格も日々変動するため注意しましょう。
NFTは儲かる?始めるメリットは?
NFT取引のメリットとして以下のことが考えられます。
NFTを始めるメリット
- 誰もが購入・販売することができる
- NFTの価値が将来的に上がる可能性がある
- デジタル資産としての価値を持つ
- 紛失や破損するリスクを持たない
- 異なるプラットフォームで利用できる
NFTは、唯一無二を証明するデジタル資産であり、将来的に大きな価値を生み出す可能性があります。
また、デジタル資産のため、物理的な破損の心配はありません。
今後NFT市場の拡大が進むことでさらなるメリットも生まれてくるでしょう。
NFTアートの将来性は?
NFTアートの将来性は高いと考えられます。
NFT市場は誕生して間もないためその可能性はいまだに未知数です。
NFTコンテンツが活用されるシーンも幅が広がっており、様々な産業がNFT市場に参入しています。
例えば医療分野では、NFTが持つ唯一無二性と改ざんの難しさに着目し、個人の健康データのNFT化が提案されました。
博報堂や楽天、吉本工業など多くの日本企業もNFT産業に次々と参入しており、その注目度の高さが伺えます。
この記事の監修者