「必ず借りられるおまとめローンはあるの?」「おまとめローンを選ぶコツは?」
上記の悩みを抱えている方も多いでしょう。
複数社から借り入れがあると、返済日や返済額の把握に手間がかかります。そのような方には返済を1社にまとめられる「おまとめローン」がおすすめです。
本記事ではおまとめローンを選ぶコツや、審査が甘いおまとめローン10種類を紹介します。借入先を一本化して返済を楽にしたい方はぜひ最後まで読んでください。
おまとめローンとは
おまとめローンは、複数の金融機関のローンを1つの借入先にまとめられる商品です。
具体的には、1つの金融機関から融資を受けて他社分をすべて清算し、1社にまとめます。
おまとめローンの特徴を紹介します。
複数の借入をひとつにまとめる事が出来るローンサービス
おまとめローンにはさまざまな商品がありますが、「消費者金融系」と「銀行系」の大きく2種類にわかれます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
銀行系カードローンの特徴
銀行系のおまとめローンの特徴は、消費者金融系などと比べて金利が低いことです。
借入限度額も大きい場合が多く、銀行によりますが1,000万円の上限が設定されていることもあります。
しかし、消費者金融系などと比べると、申し込みをしてから実際に融資を受けられるまでに時間がかかる点に注意しましょう。
消費者金融系カードローンの特徴
消費者金融系のおまとめローンの特徴は、最短で申し込みをした当日に融資が受けられることです。
急な融資を希望される場合は、消費者金融系の方が適しているといえるでしょう。
しかし、銀行系などと比べて金利が高い傾向にあることに加え、借入限度額が少ない場合が多い点に注意してください。
おまとめローンの仕組み
おまとめローンは、複数の金融機関で借り入れている金額の合計分を、より金利の安い新しい金融機関から借り入れて1つの金融機関にまとめます。
具体的な数字を用いて解説します。
次のような借り入れをしていると仮定します。
- A社:金利18%で40万円の借入
- B社:金利17%で60万円の借入
- C社:金利16%で100万円の借入
A社、B社、C社の借入合計金額は、200万円です。
ここで、新しく金利15%のD社から200万円の融資を受け、A社、B社、C社の借入を完済します。完済後、ローンはD社に1本化されます。
ここまでの一連の流れがおまとめローンの仕組みです。
「おまとめ」と「借り換え」の違い
おまとめローンと借り換えの大きな違いは、現在借り入れているローンの件数です。
複数の金融機関からのローンを新しいローンで完済し、1つにまとめることをおまとめローンといいます。
一方、借り換えは1つのローンを金利が安いローンに乗り換えることを指します。
金融機関によってはおまとめと借り換えが、商品名や呼び方の違いでしかない場合もあるため、注意しましょう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンを利用するメリットは次の2つです。
- 信用情報の整理ができ、多重債務ではなくなる
- 返済を1回にまとめられる
それぞれ詳しく解説します。
信用情報の整理ができ、多重債務ではなくなる
金融機関から借り入れている状況は、信用情報機関に記録されます。記録された情報は、金融機関が融資を実行するかどうかの判断材料となるため、重要な情報です。
仮に複数の金融機関から借り入れてしまうと、多重債務状態と記録されます。多重債務状態は絶対に悪影響があるとは言い切れませんが、金融機関によっては新しいカードローンやクレジットカードなどの審査にマイナスの影響を与える場合もあるでしょう。
そのため、おまとめローンを利用して、1社のみから借り入れている状態、つまり多重債務状態ではないと個人信用情報機関に記録されるのはメリットだといえます。
返済を1回にまとめられる
複数の金融機関から借り入れている場合、返済日が異なり、振り込みを忘れてしまうケースも多くみられます。
たとえばA社は15日に12,000円、B社は25日に8,000円、C社は月末に15,000円だとすると、管理が複雑で支払い忘れがおこる可能性が高くなります。
引用:おまとめローンおすすめ16選【2024年】審査が甘くて通りやすい・低金利な銀行や業者は?絶対通るものは? | OKWAVE co.jp 金融
また、何度もATMなどに足を運んで返済するのは手間もかかります。
おまとめローンにより返済先が1本化されていれば、返済日が1日に限定されます。結果、返済自体を忘れにくくなるうえ、返済の手間も軽減されます。
おまとめローンを選ぶ際のコツ
おまとめローンを選ぶ際のコツは、次のとおりです。
- 審査が甘いおまとめローンを選ぶ
- 申し込み条件が自身に合っているかを確認
- 金利の低さで選ぶ
- 返済方法をチェック
- 毎月の返済が減るかどうかを確認
おまとめローンはさまざまな種類があり、どのおまとめローンがいいのか悩む方も多く見られます。
選ぶ際のコツを知っていれば、迷わずおまとめローンを申し込めます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
審査が甘いおまとめローンを選ぶ
審査難易度の高いおまとめローンを選んでしまうと、審査に落ちてしまい、借り入れができない可能性が高まります。
一般的には、金利手数料が低い傾向にある銀行系のおまとめローンよりも、金利手数料が高い傾向にある消費者金融系のおまとめローンの方が、審査が甘い傾向にあります。
おまとめローンを選ぶ際は、比較的審査の甘いローンを選んでみましょう。
申し込み条件が自身に合っているか確認
申請が拒否されないように、申し込み条件が自身に合っているかの確認も忘れてはいけません。
申し込み条件はローンごとに違いますが、一般的には「申し込み者の年齢」、「安定した収入の有無」、「住んでいる地域」の3つが設定されているケースが多いです。
また、必要書類(本人確認書類など)を提出できることや、他社を解約できることなどの条件があります。他社解約については、おまとめローンの利用規約で規定されている場合が多く、規約を破ると違反行為となり、一括返済を求められる可能性があるため注意が必要です。
手続きをスムーズにおこなうためにも、事前に自身が申し込み条件に合っているか確認しましょう。
金利の低さで選ぶ
一般的に、複数の金融機関からの借り入れをおまとめローンで1本化すると、年2%〜年6%前後金利が下がる傾向があります。
長期間の返済を考えると、少しでも金利が低い方が総返済額は減少し、自身の負担が軽減します。
返済方法をチェックする
おまとめローンを選ぶ際は、返済方法のチェックも大切です。
返済に手間がかかり、返済時刻に遅れてしまうと、損害金が発生するなどのデメリットが生じます。
自身に負担のない返済方法があれば返済が遅れる可能性も低くなり、デメリットを防ぐことにもつながります。
具体的には、ネット上で返済が完結する商品や、近くのコンビニのATMで返済ができる商品などが便利です。
毎月の返済が減るかどうか確認する
毎月の返済が減るのかも重要なポイントです。
おまとめローンは、1つにまとめることにより返済を楽にできることに加え、返済額を減らせます。
とくに毎月の返済額に負担を感じている方は、事前にシミュレーションで返済額を確認してみてください。
【銀行系】おまとめローンおすすめ5選
おすすめの銀行系おまとめローンは、次のとおりです。
- 楽天銀行「スーパーローン」
- 横浜銀行「カードローン」
- 千葉銀行「ちばぎんカードローン」
- 東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」
- イオン銀行「カードローン」
5つのおまとめローンの特徴などを解説します。
楽天銀行「スーパーローン」
金利(年率) | 1.9%〜14.5% |
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借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | 指定口座からの自動振替提携CD・ATMインターネット |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローンクレジットカードのキャッシング・ショッピング等 |
楽天銀行の「スーパーローン」は資金使途自由であり、おまとめローンを利用できます。
申し込み書は不要で、スマートフォンから手続きができる点が魅力です。
また、入会と利用で楽天ポイントが付与され、楽天会員ランクに応じて審査優遇を受けられます。
普段から楽天を利用している方は、とくにおすすめのカードローンです。
横浜銀行「カードローン」
金利(年率) | 1.5%〜14.6% |
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借入金額上限 | 1,000万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | 指定口座からの引き落とし横浜銀行ATMコンビニATM |
おまとめ対象 | 信託会社、消費者金融等 |
横浜銀行の「カードローン」は、ほかのローンやクレジットカードのリボ払いなどを1つにまとめられます。
安定した収入があればパートやアルバイトの方、年金収入の方でも利用可能です。
また、はまぎんダイレクト(インターネットバンク)や、はまぎんアプリにカードローン口座を追加すれば、24時間365日いつでも返済できます。
コンビニなどのATMも返済できるなど、返済方法が豊富にある点が強みです。
千葉銀行「ちばぎんカードローン」
金利(年率) | 1.4%〜14.8% |
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借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | 千葉銀行ATMコンビニATMインターネット等 |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローンクレジットカードのキャッシング・ショッピング等 |
千葉銀行の「ちばぎんカードローン」は、使い道が自由でほかの借入をまとめられます。
返済額が月々2,000円から設定できるため、無理なく返済を継続できることが魅力です。
お金に余裕がある場合は、コンビニATM、インターネットバンキングでまとめて返済して、金利の負担を減らせます。
また、ちばぎんカードローンの審査に通過できるのかを「10秒クイック診断」で簡単に確認できます。
東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」
金利(年率) | 9.8%、12.5%、14.6% |
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借入金額上限 | 1,000万円 |
契約期間 | 最長10年 |
返済方法 | 指定口座からの引き落としインターネット等 |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローンクレジットカードのキャッシング等 |
東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」は、来店不要でWEB完結可能な商品です。
おまとめ借入の最高額が1,000万円とほかのローンよりも大きく、返済専用のローンであるため大きく膨らんでしまった借り入れを着実に減らせます。
また、正社員のみならず、契約社員や派遣社員も利用できる点も魅力のひとつです。
イオン銀行「カードローン」
金利(年率) | 3.8%〜13.8% |
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借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | イオン銀行口座からの引き落としイオン銀行指定のATM他金融機関口座からの引き落とし |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローンクレジットカードのキャッシングまたはリボ払い等 |
イオン銀行の「カードローン」は、配偶者に安定かつ継続した収入があれば、専業主婦(夫)の方も申し込みできます。
返済方法は、ATM返済、他金融機関口座引き落とし、イオン銀行口座引き落としの3タイプから選べます。
手持ちの口座を利用して返済できるため、新たに口座開設したくない方におすすめです。
【消費者金融系・信販系】おまとめローンおすすめ5選
おすすめの消費者金融系・信販系おまとめローンは、次のとおりです。
- 三井住友カード「カードローン」
- アイフル「おまとめMAX」
- プロミス「おまとめローン」
- レイクALSA「アルサdeおまとめ」
- SMBCモビット「おまとめローン」
5つのおまとめローンの特徴などを解説します。
三井住友カード「カードローン」
金利(年率) | 1.5%〜15.0% |
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借入金額上限 | 900万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | ATMインターネット口座からの引き落とし |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローン等 |
三井住友カードの「カードローン」は、最短当日に融資可能なスピード感と、銀行系に迫る低金利を兼ね備えたハイブリッドな点が魅力です。
また、三井住友銀行の住宅ローンを借りている方であれば、金利1.5%〜8.0%で借りられます。返済実績に応じて金利の優遇も受けられるため、ほかのカードローンと比較して完済時までの利息を減らせる可能性もあります。
アイフル「おまとめMAX」
金利(年率) | 3.0%〜17.5% |
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借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 最長10年・120回 |
返済方法 | 口座からの引き落としスマートフォンアプリ提携ATM等 |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローンクレジットカードのリボ払い等 |
アイフルの「おまとめMAX」は、おまとめ専用ローンでおまとめ対象の幅が広く、消費者金融系のカードローンのみならず、銀行ローンもひとつにまとめられます。
申し込みに際して自宅や勤務先に電話をされず、WEB契約であれば郵便物もなしで完結します。
プライバシーの配慮が行き届いており、好条件でおまとめできるカードローンです。
プロミス「おまとめローン」
金利(年率) | 6.3%〜17.8% |
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借入金額上限 | 300万円 |
契約期間 | 最長10年・120回 |
返済方法 | 口座からの引き落としATM |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローンクレジットカードのキャッシング |
プロミスの「おまとめローン」は、すでに借り入れをしている方も利用可能で、返済日を5日、15日、25日、末日から自身の都合にあわせて選べます。
主婦や学生でも申し込み可能で、自動契約機を利用すれば郵送物なしで申し込みから契約まで完結できます。
レイクALSA「アルサdeおまとめ」
金利(年率)(年率) | 6.0%〜17.5% |
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借入金額上限 | 500万円 |
契約期間 | 最長10年・最大120回 |
返済方法 | インターネット提携ATM等 |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローン |
レイクALSAの「アルサdeおまとめ」は、選べる無利息サービスで人気を集めています。
はじめて借りる方であればWEB申し込みで60日間特典(利息0円)が選べることが魅力です。
カードレスで借り入れることも可能で、当日中にセブン銀行のATMで借り入れられます。
申し込みは24時間可能で、最短15秒で審査結果を確認できます。
SMBCモビット「おまとめローン」
金利(年率) | 6.0%〜17.5% |
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借入金額上限 | 500万円 |
契約期間 | 最長10年・最大120回 |
返済方法 | インターネット提携ATM等 |
おまとめ対象 | 消費者金融カードローン銀行カードローン |
SMBCモビットの「おまとめローン」は、SMBCモビットに入会している方限定のサービスです。
総量規制による借り入れが年収の3分の1を超えている方も申し込みできます。
また、契約は会員専用サービスの「Myモビ」からおこなうため、スマートフォンが必要です。
おまとめローンの審査が通らない!考えられる原因
おまとめローンにもほかのローンと同様に金融機関からの審査があります。おまとめローンの審査が通らない場合に考えられる原因を解説します。
- 安定した収入がない・収入が不足している
- 借入件数が多すぎる
- 信用情報にキズがついている(ブラックの状態)
詳しく見ていきましょう。
安定した収入がない・収入が不足している
おまとめローンの審査に通るためには、安定したある程度の収入が必要です。
金融機関は、貸したお金を回収できないことを恐れており、確実に返済してもらえることを証明するために安定した収入を利用者に求めています。
安定して収入を得ているか、また返済できる収入を得ているかを審査しています。
そのため、収入が不足していたり、安定していなかったりする状態では返済が難しいと判断され、審査が通らない可能性も出てくるでしょう。
借入件数が多すぎる
おまとめローンは複数の金融機関からの借り入れを1つにまとめる商品ですが、借入件数が多すぎると審査が通らないことがあります。
たとえば、借り入れをしている4社の中から3社までしかまとめられないケースも存在します。
また、一般的には借り入れが4社以上あると多いといわれており、他社借り入れ件数は少ない方が審査には有利です。
信用情報にキズがついている(ブラックの状態)
信用情報にキズがついていることも、審査が通らない原因となります。
返済が3か月以上延滞していたり、過去10年以内に債務整理していたりする方は要注意です。
収入が十分でも、信用情報から返済が滞りそうだと判断されると審査に通るのは難しくなります。
自身で信用情報機関に問い合わせ、情報の照会ができます。金融事故を起こしているか確認できる機関は次の3つです。
キズがあるかどうかは数千円で確認できるため、審査が不安な方や審査になかなか通過できない方は、確認してみることをおすすめします。
また、借りたお金は期日までにきちんと支払いをおこない、キズをつけないようにしましょう。
おまとめローンの審査に通りやすくなるコツ
おまとめローンの審査に通りやすくなるコツは、次のとおりです。
- 一度に何社も申し込まない
- 他社からの借入は3社以内
- 申し込みの際に偽った情報を申告しない
それぞれ詳しく解説します。
一度に何社も申し込まない
おまとめローンは、複数の契約を1本化するための商品です。
そのため、一度に何社も申し込むのは避けましょう。
複数のおまとめローンを同時に申し込んだ場合、お金に困って、返済能力がないと判断され、審査に落ちる可能性があります。
おまとめローンを申し込む場合は、1社に絞って申し込みましょう。
他社からの借入は3社以内にしておく
他社からの借入を3社以内にしておくことも、おまとめローンの審査通過につながります。
審査において、消費者金融や銀行は返済能力のみならず、借入件数も判断材料となります。
4社以上から借り入れても、審査を通過できる可能性はありますが、審査難易度は高まるでしょう。
申し込みの際に偽った情報を申告しない
申し込みの際に偽りの情報を申告しないことも大切なポイントです。
おまとめローンの審査には、信用情報が照会されます。
そのため、少しでも審査に通りやすくするために借入残高や借入件数を偽って申し込んでもすぐにバレてしまいます。
申し込み情報を偽ったことで利用者は信用できないと判断され、審査に落ちる可能性があるため、偽った情報は記載しないようにしましょう。
おまとめローンの注意点
おまとめローンを利用する際の注意点は、次のとおりです。
- 「必ず」借りられるおまとめローンは基本的にはない
- 検討中の会社がおまとめに対応しているかの確認
- おまとめローンを謳った詐欺に注意
それぞれ解説します。
「必ず」借りられるおまとめローンは基本的にはない
おまとめローンは借入金額が高額になる傾向があるローンであり、審査基準が厳しいこともあるため、必ず借りられるとは言い切れません。
本記事で紹介したコツを参考に、事前にしっかりと準備しておきましょう。
検討中の会社がおまとめに対応しているか確認する
検討中の会社がおまとめローンに対応していなければ、利用できません。
また、会社によってはおまとめ対象を制限しているところもあります。
たとえば、消費者金融系のカードローンには対応していますが、銀行系のカードローンには対応していない会社もあるため、注意しましょう。
おまとめローンを謳った詐欺に気をつける
多重債務に悩み、追い詰められている状態を利用して、おまとめローンに関する詐欺をおこなう悪徳業者がいます。
ひっかかってしまうと大きな損害につながることもあるため、注意が必要です。
たとえば、「審査がゆるい」、「即日で借金を一本化できる」など、おまとめローンの利用を検討している方に対して、魅力的なキャッチフレーズを掲げて接触してくることが多くあります。
実際に契約すると高額な手数料や入会金を請求される場合があります。また、請求された金額を振り込んだら業者と連絡が取れなくなったケースも存在します。
詐欺の方法は多岐にわたるため、おまとめローンを利用する場合は知名度の高い信頼できる会社を選ぶようにしましょう。
まとめ
おまとめローンについて、詳しく解説しました。
おまとめローンは、複数の金融機関からのローンを1本化する商品です。利用すれば多重債務状態ではなくなり、返済の手間も減るため魅力的でしょう。
会社からはさまざまなおまとめローンが提供されているため、自身に合うおまとめローンを選ぶ必要があります。
また、審査が通らない原因や通りやすくなるコツ、注意点などはいずれも複雑な内容ではなく、意識すれば誰でもできる内容です。利用を検討している方は、頭に入れておくと大きな失敗も減るでしょう。
おまとめローンは多重債務で悩んでいる方の強い味方です。
本記事を参考に、おまとめローンを有効に活用してください。