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【画像有】注文住宅で後悔した失敗例50|理想の家づくりポイント6選

【画像有】注文住宅で後悔した失敗例50|理想の家づくりポイント6選

本ページは広告が含まれ、当サイトは広告収入により運営されています。私たちのパートナーのリスト編集ガイドライン評価方法も公開しています。景品表示法への準拠も心がけております。

注文住宅で失敗したくないとお悩みですか?

注文住宅は何千万円もする買い物ですが、経験に学んでやり直すことができないので何百万円もの失敗をしてしまう人が絶えません。

私たちができることは過去の失敗を学び、自分の家づくりに生かすことです。

塩野(元ハウスメーカー社員)

10年以上物件を見続けてきた私でも、家づくりで失敗してしまいました。それくらい注文住宅は難しいものです。

「失敗は成功のもと」

この言葉を信じて、失敗例を50件まとめました。「注文住宅の失敗で悲しむ人を少しでも減らしたい」と思い、私のマイホーム失敗経験と10年の知恵を全部この記事に捧げました。

この記事を読めば、注文住宅における失敗が減らせると確信しています!あなたも何百万円もの失敗を防げるかもしれないのでぜひ最後まで読んでいってください。

後悔しないハウスメーカー選びの流れ

家づくり成功へのカギは「自分に合ったハウスメーカー」で「できる営業マンに担当してもらう」ことです。

ハウスメーカー探しでいきなり展示場へ行くのはNG。来場した時点で担当者が決まりますが、エースや支店長クラスはフラッと訪れた人にはまずつきません。

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執筆:高橋渉
元振動技術者

塩野

監修:塩野
元ハウスメーカー社員

kaneko

責任者:金子昌樹

掲載されているサービスの一部は、私たちのパートナーのサービスの場合があります。パートナーの意見はサービス、ハウスメーカー評価には影響しません。デメリットを含む悪い口コミ、内容は全て開示しています。私たちのパートナーのリスト編集ガイドライン、評価方法も公開しています。景品表示法への準拠も心がけております。

タップできる目次

注文住宅とは

注文住宅とは、自分が決めた土地に自分で決めた外観・間取り・設備に仕上げる住宅のことをいいます。一言でいえば「自分の好きなように建てる家」のことです。

したがって「家を買う」のではなく「業者に建ててもらう」意識を持つことが重要です。実際、建築主(施主)が自分で決めた建築会社と「建築工事請負契約」を結んで工事を発注します。

理想をかなえるためには、ワガママにならなきゃいけません。建築会社に遠慮なく要望を伝えることが大事です。

注文住宅とよく比較対象となるのは「建売住宅」「分譲住宅」です。「建売住宅」「分譲住宅」は土地と建物がセットになっており、住宅デザインは自分で決められません。

塩野(元ハウスメーカー社員)

注文住宅のメリット・デメリットは以下の通りです。デメリットが受け入れられない場合は、建売住宅も同時に検討した方がいいです。

注文住宅のメリット注文住宅のデメリット
思い通りの家にできる
この世に1つのオリジナル
建てる前から思い入れの強い家になる
建築途中が見れて安心
こだわりに重点的にお金をかけられる
こだわりに比例して高額になる
入居まで時間がかかる
できあがるまで完成形が見えない
想定外の追加費用がありうる
注文住宅のメリット・デメリット

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注文住宅で失敗しないコツ

注文住宅で失敗しない最大のコツは下の6つの観点で住宅会社をよーく比較することです。

  • 見積もりの丁寧さ
  • 対応スピード
  • 費用総額
  • 得意分野
  • 話し合い記録
  • 保証

私の10年の経験から辿り着いた6つのポイントが重要な理由をご紹介します。

見積もりの丁寧さが重要な理由

見積もりには家づくりに対する真剣さがあらわれます。

例えば次の2つのトイレの見積もりがあった場合、どちらが真剣に考えてくれていると思いますか?

見積もりA見積もりB
・トイレ一式…30万円トイレ工事費…7万円
トイレ本体…15万円
照明…1万円
ドア…2万円
壁紙…2万円
棚…2万円
ペーパーホルダー…1万円
塩野(元ハウスメーカー社員)

もちろん、真剣なのは見積もりBです。

項目が細かく分かれているほど、あなたの予算・土地・要望に応える真剣さがあらわれています。

見積もりAのように「一式」でまとめているのはどんぶり勘定で「契約してくれたら後から考えよう」というパターンか、「ご要望を聞いてないから詳細を決められない」のどちらかのパターンです。

各社別々に打ち合わせするとこの見極め方法は使えなくなります。伝えた要望の詳細さがバラバラになってしまうため、当然詳細度が異なる見積書が出てくるからです。

一括資料請求なら同一条件で比較できます。住宅会社の本気度を比較して理想のくらしを叶えたい方は、打ち合わせを始める前に一括資料請求をお忘れなく。

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対応スピードが重要な理由

家に何かトラブルがあった時、対応スピードは命です。

例えば、近年その脅威が増している自然災害時の対応。

  • 川が氾濫して床上浸水した
  • 台風により屋根が吹き飛んで、家の中が水浸し状態
塩野(元ハウスメーカー社員)

私の家は築2年目で屋根が吹き飛びました。当記事の後半にエピソードと画像を載せています。

ゲリラ豪雨や台風は突然やってきます。 困っているのに、「では1週間後にお伺いしますね」と言われたら困りますよね。 「今すぐ行きます!安心してください!」くらいのスピード感が欲しいもの。安心な暮らしにおいて対応スピードは不可欠です!

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一括資料請求なら各社同時に連絡が届くので、対応スピードがわかります。厳しい自然環境の中でも心も体もやすらぐ暮らしを送りたい方は一括資料請求で各社の対応スピードを測ってみてくださいね。

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費用総額が重要な理由

費用総額が高額であるほど金利の額が高くなり、ローンを返せなくなるリスクが高まるからです。

手取り年収の20〜25%が「少し余裕を持って返せる」目安です。売ることしか考えてない営業マンは「みなさん30%くらいで借りられてますよ」と無茶な返済額をおすすめしてくることもあるので気を付けて下さい。

塩野(元ハウスメーカー社員)

子どもが生まれて成長すると出費が増えていくことを見越しておきます。

家を建てるには、本体工事費用以外に

  • ガス、水道の引き込み
  • 庭、駐車場
  • カーテン、エアコン、照明器具
  • 登記手数料

などなどのその他工事費用、諸費用と呼ばれる費用がかかります。建物だけの金額は坪単価×建坪(建物の全床面積)で大まかな目安がつきますが、費用総額を知るためには見積書の入手が欠かせません。

建築総額の費用内訳

無料の一括資料請求なら、おおよその見積書が一気に手に入ります。各ハウスメーカーを同条件でしっかり比較することで、相場観や削れるポイントなどがわかりますよ。値下げ交渉により数十万安くなるケースもあります。

借りられる額と返せる額はちがいます!高額な買い物はだんだんと感覚がマヒしてきますが、建てた後も人生は続きます。毎月カツカツでレジャーを楽しむ余裕すらないなんてイヤですよね。月々の返済でドキドキしたくない方は必ず見積書を入手して、費用総額が身の丈にあっているかをご自身で確認してください。理想のマイホームで余裕をもって暮らしましょう!

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資料請求の際に「月々〇万円、〇年返済で建てられること」を詳細要望に書き込めば借り過ぎの心配が減らせます

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得意分野が重要な理由

餅は餅屋。専門家に頼むのが一番だからです。

鉄骨を得意とする住宅会社に木造住宅を頼んでも、100%の力が発揮できません。

得意分野を調べるには各社のホームページやカタログに載っている施工例が参考になります。

塩野(元ハウスメーカー社員)

営業マンはお客さんを逃さないように「なんでもできます」と言うのであまり当てになりません。

少し手間がかかりますが、120%の力を発揮して理想の家づくりをするためにはホームページやカタログで得意分野を確認するのがおすすめです。

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話し合い記録(議事録)が重要な理由

話し合い記録(議事録)が重要な理由
  • 万が一の裁判沙汰に備えた証拠づくりのため
  • 施主と業者の認識違いをなくすため

契約締結後にトラブルが生じた場合に、話し合った内容を記録しておかないと「言った言わない」の水掛論になり、場合によっては裁判にまで発展します。

塩野(元ハウスメーカー社員)

何百万・何千万の話なので、強い証拠を出さない限り折れてくれません。

想像してみてください。打ち合わせと異なる住宅が出来上がった上に裁判沙汰に発展し、さらに敗訴してしまったら目も当てられない悲惨な状況に陥ります。

万が一裁判に発展した場合でもしっかり戦えるよう、話し合いの記録(議事録)はしっかり残しましょう。文字に起こすことで認識違いも減らせるので、そもそものトラブル発生防止にも繋がります。

塩野(元ハウスメーカー社員)

議事録の内容に合意したことをメールなどで残しておくことも大切です。

以上の理由で、打ち合わせを始める前に話し合い記録(議事録)の作成をお願いしておくのがおすすめです。お願いしたのに作ってくれない場合は「記録に残すと都合が悪いやましいことがある?」と疑った方がいいです。

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議事録だけじゃなく、見積書や図面も証拠として残しておいた方がいいです。築後10年経過しても不具合が見つかることがある(住宅相談統計年報2020による)ので建て終わった後も大切に保管しておきましょう。

新築等相談に占める築後年数の割合
新築等相談に占める築後年数の割合。住宅相談統計年報2020より引用

保証が重要な理由

「10年も保証してくれれば十分」と考える人も多いと思いますが、維持費に差がつき始めるのは10年目以降。10年目までは故障が発生せず、10年目を迎えるといっせいに故障し始めるのがよくあるパターンです。

塩野(元ハウスメーカー社員)

「建築費用が安いから」という理由で住宅会社を選んだのに、維持費のせいでトータル高くなってしまったら悲しいですよね。

多くのメーカーの保証は10年で切れますが、30年の保証がつくメーカーもあります。ただし30年の場合でも、保証対象が限定的であることが多いので対象の確認は必須です。

引渡し後10年後から故障が急増することがあります。「10年間は保証しなきゃいけない※注」という法律を「10年ギリ耐える材料」で乗り切ろうとするメーカーの場合、10年後から思わぬ費用で苦しむことも。保証・アフターサポートは重要です。
※注 住宅の品質確保の促進等に関する法律によれば「新築の基本構造部分には引渡し後10年間の瑕疵担保責任が義務付けられている」

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注文住宅で失敗しないコツまとめ

注文住宅で失敗しない最大のコツは、以下の6つのポイントで住宅会社を比較することです。

ポイントやるべきこと
見積もりの丁寧さ一括資料請求・見積もりで確認
対応スピード一括資料請求・見積もりで確認
費用総額一括資料請求・見積もりで確認
得意分野各社公式HP・カタログで確認
話し合い記録必ず作成・永久保管
保証10年以降を重点的に確認

上の3つのポイントは同じ条件で比較しないと意味がないので、必ず無料の一括資料請求で比較してくださいね。

後悔してもしきれない!注文住宅の失敗例

注文住宅の失敗をなくすためには、過去の失敗事例を知って対策することが大切です。

お風呂の失敗

お風呂は1日の終わりに疲れをとり、くつろげるスペースにしたい人が多いでしょう。毎日全員が使うスペースになるので失敗は絶対避けたい場所です。ではさっそく失敗例を見てみましょう。

浴室にテレビをつけたけど、使えない

仕事終わり、疲れて帰ったらテレビでもみながらゆっくりとお風呂に浸かりたいものです。

しかし子供が生まれた場合はゆっくりしていられません。たまに一人で入る時に使える程度。

まずは防水のポータブルテレビやテレビが映るタブレットで様子を見た方がいいかもしれません。

塩野(元ハウスメーカー社員)

安い防水タブレットだと2万円台もあります。

浴室にミストサウナをつけたけど、あまり使わなかった

「サウナー」「ととのう」などの言葉が普及し、大人気のサウナ。しかし浴室にミストサウナをつけた人からは後悔の声が多く聞かれます。その理由は

  • 電気代、ガス代、水風呂代などのコストが1回100円くらいかかる
  • 思ったよりととのわない

などがあります。熱々のサウナを楽しみたい方はお風呂じゃない場所に専用サウナを作るなどの選択肢も考えた方が良いかもしれません。

浴室に窓がないせいで、いつもカビとの闘い

浴室に窓がない・風通しが悪いなどの理由でカビが生えやすくなることがあります。換気扇をまわしたとしても、風通しが良いお風呂には敵いません。

実際に住んでみないと見落としそうなポイントなのでぜひ参考にしてみてくださいね。

塩野(元ハウスメーカー社員)

水回りの風通しが悪いとトラブルになりがちです。

キッチンの失敗

キッチンは料理をする方にとって非常に重要な場所です。毎日キッチンに立って1時間〜2時間くらい作業することになるので、腰を痛めたりしないようにしたいですよね。さっそく具体的な失敗例を見てみましょう。

キッチンの高さと背丈が合ってなくて腰を痛める

これだけは避けて欲しい失敗です。キッチンの適切な高さは(身長÷2) + 5cmだといわれています。

ご家庭ごとに料理をよくやる人が決まってると思いますので、その人の身長に合わせるのがベストです。

塩野(元ハウスメーカー社員)

システムキッチンのリフォームは数十万円〜します。絶対に腰の高さを確認してください。10分くらい料理のふりをして腰が痛まないか確認するくらいの慎重さが理想的です。

狭くしすぎて物が置けない

一人暮らし・二人暮らしの感覚でキッチンの広さを決めると、「狭すぎて物が置けない」なんてことになりかねません。

二人暮らしの時より気持ちひろめの面積を確保すれば失敗は避けられます。

どうしても狭くしたい場合は吊り戸棚を活用したり、断捨離術を身につけたり、ホットクックのような調理家電を活用したりするとスペースを有効活用できます。

塩野(元ハウスメーカー社員)

料理を楽にしたいなら、調理家電がおすすめです。

コンセントの数が足りない・位置がおかしい

キッチン周辺はコンセントを必要とする家電を置くことが多いです。

最低限、炊飯器・電子レンジ・トースター・ケトルの4つはいるのではないでしょうか?ご家庭によっては圧力鍋・タブレット充電などもあるかもしれません。

コンセントの位置は2〜3ヶ所はほしくなるはずです。コンセントの失敗はキッチンに限らずどの部屋でも起こり得ます。生活の場面を思い起こして必要な数と位置を確認してくださいね。

塩野(元ハウスメーカー社員)

延長ケーブルは見た目が悪いし、タコ足配線は危険です。6つ挿せるコンセントもあるので、検討してみてください。

リビングの失敗

リビングは家族が集まる憩いの場所。リビングで失敗すると家族が集まりにくくなりかねません。いつまでも家族仲良く暮らすためにリビングでの失敗事例を学んでいきます。

リビングを広くしすぎた

「リビングを広くしすぎた」は最もあるあるな失敗です。

家族が集まる場所でもあり、友人や親戚を招く場所でもあるため気合が入りすぎてしまうことが多いです。

リビングを広くしすぎたせいで

  • 冷暖房の効きが悪くなる
  • 他の部屋が狭くなる
  • 家族がバラバラに過ごす

上のようなことが起こります。

狭いリビングでも広く過ごすためには、家具の高さを腰より低いものに統一したり、間仕切りで部屋の広さが変えられるようにしたりすると良いです。

塩野(元ハウスメーカー社員)

広さではなく、広々と過ごせる工夫で乗り切りましょう。コストと生活しやすさの両立こそ住宅メーカーの腕の見せ所です。思い切って要望をぶつけて一括見積もりしてみましょう。

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段差がある床(スキップフロア・小上がりスペース)にしてしまった

スキップフロアや小上がりスペースは異なる高さの床を設ける人気のデザインパターンです。しかし、以下のデメリットがあるので十分な検討が必要といえます。

  • つまづいて転倒するリスクが増える
  • 重いものを運ぶのがキツい
  • ルンバなどのお掃除ロボットが掃除できない

おしゃれというだけで選ぶと、取り返しのつかないことになりかねません。デメリットもわかった上で検討することをおすすめします。

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実用性とデザイン性の両立こそハウスメーカーの腕の見せ所です。「実用性とデザイン性を両立させてください」とお願いしてみましょう。

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性能が低い窓にしてしまった

リビングの窓はケチらないほうがいいです。

なぜなら、リビングは家族が最も長時間すごす場所であり、一般的に大きな窓が取り付けられる場所だからです。

性能が低い窓にしてしまったせいで、夏暑く・冬寒く過ごすのはイヤですよね?

リビングの窓は、お財布事情が大丈夫なら性能が高い窓を選ぶほうが良いといえます。

塩野(元ハウスメーカー社員)

一般的なカーテンを閉めていても紫外線がすり抜けるので室内でも日焼けします。UVカットの窓にしておけば安心です。

子供部屋の失敗

子供部屋は失敗しやすい部屋です。なぜなら子供は成長し暮らしが変化したり、新たに2人目・3人目ができて部屋が足りなくなったりするからです。そんな失敗しやすい子供部屋の失敗例を学んでいきます。

子供部屋の失敗を防ぐ最も効果的な予防方法は(4畳+クローゼット)くらいの部屋を、将来いるであろう子供の人数+1部屋用意しておくことです。失敗例を見ていただければ、その理由がわかります。

2人目・3人目ができて子供部屋が足りない

子供ができたことはとても喜ばしいことですね。しかし、部屋の数が足らなくなると兄弟喧嘩が勃発しやすくなります。

ご夫婦の関係によっては、子供部屋の数は+1で作っても良いと思います。部屋が余っている間は書斎として活用できるので無駄になりません。

塩野(元ハウスメーカー社員)

私は子供部屋の想定が甘く、実際に部屋不足になってしまいました。将来的に大規模リフォームが生じるかもしれません。

子供部屋を個室にしておけばよかった

大きな部屋を兄弟に与えて「2人で仲良く使ってね〜」といっても、思春期を迎えれば別々の部屋が欲しくなるものです。

間仕切りで仕切っても、音がうるさい・声がうるさいとトラブルになります。

一人っ子だけど部屋を大きくしすぎた

部屋が大きくて快適になりすぎると部屋に引き篭もりがちになります。

今の時代、スマホでずーっと楽しめるので、リビングにテレビを見に行く必要もありません。

「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」にならないためにも、部屋は小ぶりで十分なのです。

塩野(元ハウスメーカー社員)

快適すぎると引きこもりがちになって、家族のコミュニケーションが減ってしまいます。

無料の資料一括請求時に設計プランの相談も可能!「子どもの成長に合わせて間取りを変化できないか?」など、なんでも相談してみるのがおすすめです。

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玄関の失敗

玄関は毎日必ず通る場所でありながら、靴や傘などの荷物でごちゃごちゃなりやすい場所でもあります。具体的な失敗例を学んで行きましょう。

収納を狭くしすぎた

玄関には十分な収納を設けておくことがおすすめです。

なぜなら玄関は靴以外にも傘やゴルフバッグ・釣り道具など大きなものをどさっと置いておくのに便利で物が溢れかえりがちだからです。

もしスペースの関係で難しければ、棚の段数を増やしたり、壁面収納にしたり、断捨離したりすることで物が溢れかえるのを防げます。

予算が許されるなら、壁埋め込み収納を検討してみてください。部屋のすっきり感が全然違います。さらに、延床面積にカウントされないため固定資産税に影響しません

テレビドアホンをつけなかった

テレビ付きドアホンがあれば、怪しい訪問者と顔を合わせずにすみます。

ドアには外を覗けるドア穴がついていますが、子供の身長では届かないため、子供がお留守番のとき危険です。

もし外にいるのが変質者だったら、怪しい勧誘の人だったら、泥棒だったら…。

ドアのセキュリティを上げるためには、テレビドアホンをつけるのが適しています。

塩野(元ハウスメーカー社員)

確認用のモニターは子供が対応できない高さに取り付けるといいですよ。

ガレージ・外壁・ウッドデッキの失敗

ガレージ・外壁・ウッドデッキは家の外側にあるため人から見られやすく、帰宅するときにいつも見る場所です。家に帰るたびに「あぁ、失敗した」と後悔しないために典型的な失敗例をご紹介します。

ガレージを広くしすぎた

ビルトインガレージの床面積を広くしてしまうと固定資産税を安くし損ねることがあります。

ビルトインガレージの床面積が住宅延床面積の1/5未満なら、ビルトインガレージの面積は住宅の床面積に含まれないと建築基準法によって決まっています。住宅延床面積が小さくなることで住宅の評価額が小さくなり、固定資産税が安くなるのです。

知らずに1/5をちょびっとでも超えてしまったら大損してしまうので、必ず確認してくださいね。

塩野(元ハウスメーカー社員)

固定資産税は毎年かかるランニングコストです。少しでも安く済むよう対策したいところです。

外壁の色が予想と違った

外壁が塗り終わったら、予想と全然違う色だったということはしばしば起こります。

なぜなら、小さなサンプルで決めることが多いからです。

小さなサンプルを壁サイズに広げたときに、どのような見た目になるか想像つかないのが普通です。必ず大きめのサンプルまたはイメージCG図で確認しましょう。

ウッドデッキの失敗

ウッドデッキは失敗の宝庫なので「そもそも作るか」という議論から慎重になった方がいいです。

夏暑く・冬寒いからあまり使わない。ウッドデッキの下の影に虫が住む。雨に弱いなどの理由から後悔する人が後を絶ちません。

対策としては、サンシェードをつける、防虫剤をまく、雨に濡れても腐りにくく乾きやすい材料を使うなどが考えられます。

塩野(元ハウスメーカー社員)

ウッドデッキがダメとは全然思いませんが、かなり慎重な検討は必要です。

収納の失敗

注文住宅で失敗する人が多い場所の1つが「収納」。必要な大きさ・使い勝手・動線を想像することが難しいため失敗しやすいのです。完璧にすることは難しいですが、後悔した例を見て後から柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。

収納スペースが不足した

収納に関して最も起こりやすい失敗は収納スペース不足です。

家が建った後に子どもが産まれて荷物が増えることで収納スペース不足になるパターンが多く、我が家も失敗してしまいました。

一般的には住宅の延床面積に対して10%〜15%必要といわれています。10%〜15%はあくまで平均的な数値なので、趣味の荷物が多い人やミニマリスト生活をしている人は数値にとらわれず考えてみることが大切です。

予算が許されるなら、壁埋め込み収納を検討してみてください。部屋のすっきり感が全然違います。さらに、延床面積にカウントされないため固定資産税に影響しません

開け閉めしづらい収納にしてしまった

収納スペースで起こりがちなのが「開け閉めしづらい」問題です。

服や調理器具の収納スペースなどは毎日使うので、ストレスが積み重なってしまいます。

例えば子どもの服の棚を引戸棚にすると、着替えるたびに開けたり閉めたりしなきゃなりません。子どもは着替える頻度が高いから面倒だし、指を挟んで大怪我しないように気を遣う必要もあります。

奥行きのある収納にしてしまった

収納スペースを広くとることを意識しすぎた結果、奥行きがある収納スペースを作って失敗することがあります。

なぜなら奥に置いたものを取り出せなくなるからです。

我が家には昔大きな物置部屋が2つありましたが、どちらもデッドスペースになっていました。奥行きがあったことと、広すぎたために大きなものを置いてしまい取り出すのが億劫になったことが原因です。

このように、1つ1つの収納スペースを大きくすることはデメリットになることもあります。

照明の失敗

照明1つで部屋全体のイメージが変わることもあるため、おしゃれさの観点を重視する人が多いです。反面、おしゃれさを重視しすぎるあまり実用性を見落としてしまう人も多くいます。そんな失敗しやすい照明の失敗例をご紹介します。

照明スイッチの位置が不便

照明スイッチの設置位置が不便な問題は一番起こりやすい失敗です。

例えば玄関の照明がドア付近にない場合。

暗いなか帰ってきて、照明が付けられないから靴を踏んでしまう、段差につまづいて転んでしまうことが起こります。そのため人感センサーライトを後付けする人が多いのです。

電気をつけることと消すことの両方を考えてスイッチの位置を決めることが大切です。

予想してたより暗い

やわらかく、暖かい雰囲気が出る電球色(オレンジ色)の照明にすると、明るさが不足することがあります。

オレンジっぽい電球色は3000K(Kはケルビン、明るさの目安)、白や青みがかった白の昼白色や昼光色は5000K程度の明るさです。2倍いかないくらいの差があります。

雰囲気が良くなるからという理由だけで電球色を選ぶと、明るさが不足してしまうことがあります。

塩野(元ハウスメーカー社員)

実際、我が家では電球色にしてしまって失敗しました。最初はいいかなと思ったのですが、長時間本を読むと明らかに目が疲れます

ダイニングテーブルと位置がズレた

ダイニングテーブルの位置をしっかり決めないと、照明がダイニングテーブルの真上に来ず、ダイニングテーブルが薄暗くなってしまう失敗が起こります。

最近はダウンライト(天井に埋め込む照明)が流行っているため照明を吊るす人は少ないかもしれませんが、ダイニングの照明をつける際はテーブルの位置を合わせるようにするといいですよ。

間取りの失敗

間取りを変えるには大規模なリフォーム工事が必要になるため、間取りは念入りに考えるべきです。私の失敗談も交えて失敗例をご紹介します。

トイレが1階だけ

2階建ての家なのに1階にしかトイレがない間取りにしてしまうと、ストレスに感じることがあります。

子どもが大きくなると朝のトイレが混み合ったり、風邪の時に階段を昇り降りしてトイレに行くのはしんどいですよね。

老後のことも考えると、各階にトイレがないのは大変です。

部屋が広すぎて冷暖房が効かない

部屋の広さに比例して、空調が効きにくくなります。暑い・寒いだけでなく電気代・灯油代も増えてしまうため、広すぎには注意が必要です。

「どうしても広い部屋がほしい!」という方は可動式の仕切りで部屋を広くしたり狭くしたりできるようにしておくことを選択肢に入れてみてくださいね。

塩野(元ハウスメーカー社員)

広い部屋には憧れますが、初期コストだけじゃなくランニングコストもかかります。お金によほど余裕がない限り、やめた方が無難です。

子ども部屋が足りなくなる

子どもは何人授かれるかわからないという事情もあって、子ども部屋が足りなくなる失敗はよく起こります。

子ども部屋不足問題に対策するには、小さめの部屋に区切っておくことが有効です。

部屋が足りていれば物置部屋や書斎として使って、足りなくなれば子どもに明け渡すことで調整できます。1つ1つの部屋を大きくしすぎると調整が難しくなります。

「部屋が小さいと文句言われるんじゃないか?」という人もいるかもしれませんが、子どもはいつか巣立っていくので広すぎない部屋で十分です。大きい部屋を間仕切りにする方法もありますが、互いに音が漏れるので喧嘩の元になりやすいデメリットがあります。

塩野(元ハウスメーカー社員)

間取りは暮らしやすさに直結します!1日の動線を意識して作るのがおすすめです。

気になるハウスメーカーのカタログから、いろんな間取りをみて学びましょう。暮らしやすさを決める重要ポイントなので、しっかり情報を集めることが大切です。無料の資料一括請求時に設計プランの相談もできますよ!

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設備の失敗

注文住宅の打ち合わせを進めるとオプション設備の話になります。「値段があがって契約しなかったら困るからあまりおすすめしないでおこう」と考える営業マンは多いです。「なくても大丈夫ですよ〜」なんて言ってきますが、流されることなくご自身で考えて決めてください。

食洗機をつけなかった

食洗機は今や三種の神器に数えられるほど便利な設備ですので、ぜひ導入を検討してみてください。

10〜20万円かかってしまいますが、毎日10分〜20分の手間が節約できることを考えればあっという間に元が取れてしまいます。

食洗機をお使いのご家庭は30%強にとどまっているという報告があるように、多くの人が食洗機をつけていません。一度使ったら元に戻れないくらい便利なので使っている人に話を聞いてみて導入を検討されると良いですよ。

塩野(元ハウスメーカー社員)

手荒れしにくくなるし、時短になるし、水の節約にもなる場合が多いです。一度使ったら手放せなくなります。

システムキッチンに埋め込まれたタイプがおすすめです。後から食洗機のみ購入できますが、地震で倒れる心配があったり、置き場所に困ったり、埃をかぶって掃除が面倒になったりします。

窓用電動シャッターをつけなかった

電動シャッターは自然災害が増えている今、役に立つので検討の価値ありです。

電動シャッターは台風で飛んできた物から窓を守るだけでなく、防犯・断熱・防音・遮光・自然の目覚ましとしても活躍してくれます。

大きさによりますが、窓1面で12万円〜くらいで購入・設置できます。導入している人は少ないですが、意外と便利なので検討してみてくださいね。

コンセントが足りない

コンセントが足りない・不便な位置にあるという問題はよく起こります。

大きな家具の配置・コンセントを使う家電は何があるかよく考えてコンセントを配置することが必要です。

コンセントの穴は2つ挿せるものが一般的ですが、6つ挿せるものやUSBが挿せるものもあります。テレビ周辺や、リビングの人が集まる場所は多めに挿せるものがあるとスッキリします。

デザインの失敗

よくあるデザインの失敗をご紹介します。

窓を広くしすぎた

リビングの壁が全面窓ガラスになっているモデルハウスを見学すると「おしゃれー!これにしよう!」って思ってしまいますよね。

しかし全面窓ガラスにはデメリットもあるのです。

  • 日光が当たって暑い
  • エアコンが効きづらい
  • 防犯上良くない
  • 人目が気になる

広い窓はおしゃれですが、上記のようなデメリットもあることを理解して置く必要があります。

塩野(元ハウスメーカー社員)

デザインと機能性の両立が大切です。一方でも欠けてしまうと後悔の原因になります。

両立するのが難しいからどちらかを諦めるのではなく、両立してほしいと要望を出しましょう。あなたが諦める必要はありません。提案力の高い会社を見極めて選ぶことが大切です。

カタログ請求が理想の家づくりの第一歩
家のイメージづくりから始めよう

色がごちゃごちゃしてしまった

細かいパーツの色を都度選んでいると、まとまりのない配色になってしまいます。

最初に外観のテーマを決め、テーマを実現するための3色=ベースカラー(70%)・メインカラー(25%)・アクセントカラー(5%)を選び、後から色を変えないという方法をとれば自然とまとまった配色になります。

普通は内装を決めてから外装を決める順番で打ち合わせが進みますが、最初に外装を決めておけば内外装がチグハグになる失敗も避けられます。

最初に外装のテーマを決めておけば全体の統一感が出せますので、やってみてください。

予算が跳ね上がってしまった

外装は打ち合わせの最後の方で決めることが多いです。

内装にこだわる人は多いので、内装で予算いっぱいまでこだわりを詰め込んでしまい、外装で予算オーバーしてしまいます。

外装をおしゃれにするには100万円単位のお金がかかることが多いので、打ち合わせに入る前に外装の雰囲気を決めておくと良いです。

費用の失敗

住宅は何千万円もするため、慎重に返済計画する必要があります。「返せなくなったら困る」「でも、一生に一度だから奮発したい」どちらの気持ちもバランスよく持つことで、ちょうど良い価格帯に落ち着きます。どちらかに気持ちが傾いている人は、失敗例を見て気持ちのバランスを持ち直してくださいね。

ケチりすぎてしまった

返済できなくなることを恐るあまり予算をケチり、家が不便で安っぽくなったり、欠陥住宅を買ってしまうことがあります。

絶対に避けたいのは「意図的な」欠陥住宅です。

しっかり施工しても、うっかり1部分だけミスしてしまうことはよく起こりますが、少しの修繕で済むことが多いです。一方「意図的な」欠陥住宅は絶対になければならない構造物をなくしてしまうなどの取り返しがつかない欠陥もあります。

相場よりあまりにも安い、例えば数百万円台で家が建つようなメーカーは欠陥などの口コミがないか、よく調べてから検討されることをおすすめします。

塩野(元ハウスメーカー社員)

意図的な欠陥住宅を作るメーカーはほとんどありませんが、何百万・何千万円も失うことになりかねないので、疑ってかかることが大切です。

ローンは返せるけど、資産形成ができなくなった

老後2,000万円問題が話題になるなど、将来に不安を抱えている人は少なくありません。

老後のため資産形成を始めた人も多いと思いますが、資産形成する余裕があるローン返済計画になっているかよくよく確認が必要です。

子どもが大きくなったら塾代やスマホ代、大学費用もかかります。余裕ある返済計画を立てることをおすすめします。

無理して大手ハウスメーカーで買ってしまった

大手ハウスメーカーの家はブランド力や保証の充実感が魅力です。

しかし、広告宣伝費や研究費に多額の資金を投じているため、住宅費用に割高感があることがデメリットです。

無理をして大手ハウスメーカーで安っぽい家を建てるよりも、工務店で少しいい家を建てる方がいいかもしれません。

大手ハウスメーカーだけでなく、工務店で家を建てるという選択肢も最後まで持っておくことがおすすめです。

塩野(元ハウスメーカー社員)

私は工務店で建てました。失敗は少ししましたが、費用は抑えられたし、全体的に満足してます。

最初から大手ハウスメーカーか工務店かに決めつけず、まずは見積もりを取ることがおすすめです。とはいえ、一社一社に連絡するのは大変なので無料の一括資料請求がおすすめです。

後悔しないハウスメーカー選びの流れ

家づくり成功へのカギは「自分に合ったハウスメーカー」で「できる営業マンに担当してもらう」ことです。

ハウスメーカー探しでいきなり展示場へ行くのはNG。来場した時点で担当者が決まりますが、エースや支店長クラスはフラッと訪れた人にはまずつきません。

塩野(元ハウスメーカー社員)

優秀な営業マンがつく可能性を上げるには、候補の会社に「魅力を感じていて買うつもりがある」と予約メールで示したうえで来場するのがポイントです!

そのために必要な「家の具体的なイメージ」と
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塩野(元ハウスメーカー社員)

気になるデメリットはしつこい営業電話がくる可能性ですが、自由記入欄に「電話連絡は不要です」と明記すれば心配いりません。

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まずは一括資料請求6~10社程度のカタログ比較から始めましょう。価格を抑えるためにも資料請求→展示場の流れをぜひ覚えておいてください!

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私が注文住宅でやった失敗談|原因と対策

「家は3回建てないと理想の家にならない」と言われるほど理想の家を建てるのは難しいです。

私が注文住宅でやってしまった失敗実例を14個ご紹介します。

失敗談1|屋根が吹っ飛んだ

台風で飛んだ屋根が電線に引っかかった
台風で飛んだ屋根をクレーンで除去
台風で飛んだ屋根が隣の空き地にまで飛んでました

新築完成後2年の時、台風で屋根が飛びました。

住宅会社によれば、原因はビスの本数と長さが不足していたことらしいです。

設計に関しては私の落ち度ではありませんが、”私にもやれたこと”はあったと反省しています。”私にもやれたこと”は住宅会社に台風を想定した耐久設計になってるか確認することです。

注文住宅は施主と住宅会社が二人三脚で住まいづくりをしていくもの。屋根に関しては任せきりにしてしまったのが良くありませんでした。

最近流行りのおしゃれな片流れ屋根は台風や雨漏りに弱い特性があります。検討中の方は注意してくださいね。

失敗談2|収納スペースが足りない

家の収納スペースが不足してしまいました。

子ども関係の荷物がこんなに増えると予想できなかったことが原因です。

服やおむつ・バランサー・ベビーカーなど合計すると大人の荷物よりかさばりました。二人目のことも考えると捨てられなくて、ついには収納スペースが不足しました。

大人の荷物を断捨離したり、収納棚を設置したりすることで収納スペース不足は解消できましたが、最初から子ども部屋兼荷物置き場を用意しても良かったと思います。

塩野(元ハウスメーカー社員)

先輩ママさんパパさんに話を聞けばよかったと後悔しています。

失敗談3|階段が危険

突き出た階段は子供にとって危険だった

ベビーゲートを取り付けづらい形状の階段にしてしまいました。

小さい子どものためにはベビーゲートが必要だと知らなかったことが原因です。

子どもが階段から落ちたり、横から登ったりしないように突き出た部分を全てベビーゲートで囲うはめになりました。

子どもが生まれたら必要になる設備がある(今回の場合はベビーゲート)ことを認識しておくべきだったと思います。

塩野(元ハウスメーカー社員)

先輩ママさんパパさんの家にお邪魔して、子どものために置いてあるものをチェックさせてもらうといいですね。

失敗談4|低い位置の棚しかない

低い棚は子供に荒らされる

低い位置の棚しかないので、せっかく片付けてもすぐに子どもが散らかしてしまいます。

気に入ったおもちゃや絵本はすぐに手に取れる位置にあった方がいいですが、ただ散らかされるだけのものは手の届かない位置にしまいたくなります。

壁面収納などの高い位置の収納もつければ良かったです。

失敗談5|床が傷だらけ

木製の床は傷つきやすい

床に目立つ傷がたくさんついてしまいました。

原因は、床の柔らかさ、心地よさを重視して床の木材を無垢材にしたことです。

大人だけが生活していれば、さほど問題なかったかもしれません。子どもが物を引きずったり、引っ掻いたりするのであっという間に傷だらけになってしまいました。

子どもと暮らす場合は傷つきにくい床材を選ぶべきでした。

失敗談6|玄関収納がごちゃごちゃ

玄関のシューズボックスは扉付きで隠せるようにすべきだった

玄関のシューズボックスがごちゃっとして、靴に埃が被りやすくしてしまいました。

シューズボックスに扉をつけなかったことが原因です。

整然と並べられれば見た目は良いのですが、高さが合わないために倒さざるを得ない靴があります。埃は扉がないと防げません。

玄関の靴収納は扉付きにすべきでした。

失敗談7|玄関が雨で大変なことに

庇付きの玄関
庇付きの玄関でも、雨が横からふれば濡れてしまう

玄関に雨が当たってしまう設計は失敗でした。

玄関にひさし(小さい屋根みたいなもの)をつけていましたが、風向きによっては雨水が地面を跳ねてドアにあたってしまいます。その結果、郵便物が濡れたり、ドアの内側にまで雨水が侵入することもあります。

同じ失敗をしたくない方はぜひ下記の対策を検討してくださいね。

  • ひさしを十分な大きさにする
  • 雨よけの壁を設ける

失敗談8|個室が足りない

将来的に子ども部屋にできる個室が足りなくなってしまいました。

間取りを2LDKにしたのが原因です。子どもが小学生・中学生と成長した時のことを想像できていませんでした。

3LDKか4LDKに細かく部屋を区切って、子どもたちが巣立った後は物置部屋として使えるようにすれば良かったと後悔しています。

子どもが何人欲しいかをよく話し合って、間取りを決めるのが良いと思います。

失敗談9|水回りに木材を使った

我が家の水回りは下の写真のように、全て木製にしています。

木製の洗面台
洗面台

床を拡大して見てみると、

木製の洗面台は水の染みがつきやすい
水の跡がついた床

上の写真のように、水が染みて見た目が悪くなってしまいました。

使い方にどれだけ気を使っても、気付かぬうちに濡れてしまってシミになります。

水回りには染みやすい木材を使うのは避けたほうが良いです。

失敗談10|寝室の照明

寝室の照明をオン・オフ切り替えだけのものにしてしまったのは失敗でした。

子どもの夜泣きに対応するとき、オフだと暗すぎるし、オンだと明るすぎます。

夜泣きの際は照明オフのままで、手持ちの調光ライトを使って調整しています。

子どもの夜泣きを想定して、寝室はうっすら明るくできる調光照明にすべきだと思いました。

失敗談11|リビングが暗い

リビングのオレンジ色の電球
リビングのオレンジ色電球

リビングにオレンジ色の電球を選んだのは失敗でした。

読書や仕事の時に暗く感じて、目が疲れてしまうからです。

リビングで読書や仕事をすることは想定していましたが、実際に長時間すごした時に目が疲れることは予想できませんでした。

読書する場所には明るくできる白色電球をおすすめします。

失敗談12|ベランダを木製にしてしまった

木製のベランダは雨に打たれて傷みやすい
木製のベランダ

ベランダを木製にしたのは費用面で失敗でした。

なぜなら、雨が当たり続けて木材が腐ることでリフォーム費用がかかってしまうからです。

リフォームが必要になる目安は10年ごとと言われました。家族の安全のためにリフォームはやらざるを得ません。

頻繁に雨にあたるベランダを木製にするのは避けるべきでした。

失敗談13|瓦チップの外構にしてしまった

外構に瓦チップは歩きづらく、見た目悪い
瓦チップ

安いからという理由で瓦を砕いた瓦チップを選びましたが、失敗でした。

瓦チップと石と比べたときに、「パッと見あまり違わないから安い瓦チップにしよう」と安直に決めてしまったことが原因です。

実際に歩いてみると歩きづらく、見た目も良くないし、靴裏によく刺さります。

瓦チップよりは高価ですが、石を選べば良かったと後悔しています。

失敗談14|リビングに障子を採用してしまった

リビングに障子

リビングに障子を使ったのは失敗でした。

子どもたちにとって障子は遊び道具。プスプスと指を刺すのが楽しくてたまらなかったようです。子どもの行動を予測できなかったことが失敗の原因です。

破られるたびに張り替えていたのですが、結局ロールスクリーンをつけることになりました。

同じような失敗を防ぐためには、小さい子どもの行動を想像することが大切だと思います。最初からカーテンかロールスクリーンにしておけばよかったと後悔しています。

注文住宅で失敗する共通の原因4つ

注文住宅の失敗には共通する原因があります。まとめると以下の通りです。

  • 家具の配置を予想できていない
  • 子どものことを予想できていない
  • 長時間過ごした場合のことを予想できていない
  • 安くしたいか奮発したいかどちらかに偏っている

成功が近づいてきました!成功度を高めるには細かいイメージが重要

注文住宅を建てる際、以下を意識してみましょう。

意識することもっと具体的に
住みやすさライフプランをイメージする(例:子どもの人数や年齢)
1日の動きを細かくイメージする
大切にしたいことを考える(例:部屋を広く見せたい)
今の生活で不満・不便な点を考える→新居で改善する
今の生活で満足・快適な部分を考える→新居にも取り入れる
子どもにとって安全?使いやすい?
どこに何がどれくらい必要?
どこに何があれば効率的?便利?
その素材は使う場所に合ってる?
その素材を長期間使う場合どう?
設備の掃除やお手入れのしやすさは?
費用こだわりたい部分を決める
お金をかける箇所の優先順位を考える
外構と内装にかける費用のバランスを考える
メンテナンスの必要性や頻度
しんどい返済計画になっていない?
費用とこだわりのバランスはとれてる?
今後のメンテナンス代も考慮できてる?

住まいに関することを細分化して、とにかく細かく長期にわたったイメージが大切です。例えば、コンセントの数や位置ひとつで住みやすさは変わっていきます。大変かと思いますが、ひとつひとつをしっかりイメージして理想の暮らしを実現しましょう。

後悔しないハウスメーカー選びの流れ

家づくり成功へのカギは「自分に合ったハウスメーカー」で「できる営業マンに担当してもらう」ことです。

ハウスメーカー探しでいきなり展示場へ行くのはNG。来場した時点で担当者が決まりますが、エースや支店長クラスはフラッと訪れた人にはまずつきません。

塩野(元ハウスメーカー社員)

優秀な営業マンがつく可能性を上げるには、候補の会社に「魅力を感じていて買うつもりがある」と予約メールで示したうえで来場するのがポイントです!

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気になるデメリットはしつこい営業電話がくる可能性ですが、自由記入欄に「電話連絡は不要です」と明記すれば心配いりません。

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