積水ハウスには木造・鉄骨造の両商品があります。
基礎・キッチン・トイレ・お風呂・洗面台・空調の標準仕様は両商品共通。どちらも住宅性能や標準仕様がハイクオリティなのはさすが大手メーカーです。木造と鉄骨造を比較してどちらかが大きく劣るということはありません。
積水ハウスの標準仕様
シャーウッド (木造1~3階建て) | イズ・ロイエ (鉄骨2階建て) | |
---|---|---|
構造・工法 | 木造 シャーウッド構法 | 鉄骨造 ダイナミックフレームシステム |
基礎 | 布基礎 | 左と同様 |
外壁 | 陶版外壁ベルバーン | ダインコンクリート |
屋根 | 太陽光パネル 種類・屋根勾配のバリエーション豊富 | 太陽光パネル 陶器瓦 |
断熱 | SAJサッシ | ぐるりん断熱 |
キッチン | Panasonic「ラクシーナ」 クリナップ「ステディア」 | 左と同様 |
トイレ | TOTO「ピュアレスト」 LIXIL「アメージュ」 | 左と同様 |
お風呂 | バスサルーンエスコート | 左と同様 |
洗面台 | LIXIL「クレヴィ」 Panasonic「ウツクシーズ」 | 左と同様 |
空調 | エアキス | 左と同様 |
なるべく標準仕様で建てたいとお考えの方は、理想の家とする性能や外観はどちらで叶うかをしっかり検討しましょう。例えば「より高い断熱性を期待したいから木造のシャーウッド」、「ダインコンクリートの陰影の美しさが好みだからイズ・ロイエ」のように考えていくと自分に合う家が見つかります。
迷ったらデザインで決めるのも手です。外壁の種類によって家のイメージも大きく変わりますよ。
項目ごとの標準仕様を詳しく解説するので「積水ハウスが気になっている」「積水ハウスの木造と鉄骨どちらがいいか」とお悩みの方は、ぜひ参考にご覧ください。
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積水ハウス検討中の方必見!人気商品3つの標準仕様を紹介
積水ハウスの人気商品3つについて標準仕様を紹介します。
- シャーウッド(木造1~3階建て)
- イズ・ロイエ(鉄骨2階建て)
- 【番外編】ノイエ(パッケージ商品)
①シャーウッド(木造1~3階建て)の標準仕様
構造・工法:木造で型式認定を受けたシャーウッド構法
シャーウッドは木造の商品で、オリジナルの「シャーウッド構法」で建てられます。シャーウッド構法は木造軸組工法で唯一型式認定を受けています。これはざっくり言うと「国からお墨付きの性能を持つ構法」ということです。
何がすごいかと言うと、開発にあたってのベンチマーク(目標)を過去大地震にあっても被害が軽微だった「鉄骨の住宅」に設定している点です。
その結果、木造住宅の弱点であった耐震性を高次元で実現。さらに震度7相当が繰り返し来ても大きな損傷がないように設計されています。
基礎:布基礎を採用
足元の基礎は木造・鉄骨問わず、ベタ基礎ではなく布基礎を採用しています。
通常、布基礎は重量が重い鉄骨造に主に採用されるのですが、積水ハウスではシャーウッド(木造住宅)でも布基礎です。基礎の種類が1種類に絞られることでコストを下げることができますが、一方で強固な地盤を求められます。地盤が強い土地の場合は心配無用ですが、構造的に地盤改良発生リスクがある点は注意しておきましょう。
外壁:シャーウッド専用のベルバーンが標準採用
「陶版外壁ベルバーン」は積水ハウスオリジナルのシャーウッド専用外壁商品。陶器と同様の工程で焼き上げることで、熱・湿気に強いのが特徴です。色あせに強く極めて経年劣化しにくいのも魅力で、数年経過後の外観の綺麗さは他メーカーを圧倒しています。
また、金属よりも固い性質を持ち、曲げ強度試験では規格値の倍以上の強度を証明しました。通常、外壁ほどの大きさの陶器の製造難易度は非常に高いのですが、外壁を金具で固定することで変形に対しての追従性を与え、耐震性能の担保に成功しました。
阪神淡路大震災と同様の震度実験においても問題なしでした!
屋根:太陽光パネルが標準装備!シャーウッドなら切妻屋根
屋根には太陽光パネルが標準装備されています。種類も豊富で好みで選べるのがうれしい!切妻屋根や寄棟屋根、片流れ、陸屋根などすべて揃っていますが、木造のデザインにマッチするのはダントツで切妻屋根です。
屋根勾配(屋根の傾斜)に関しても様々なバリエーションがあり、通常の住宅では5寸が一般的ですが、シャーウッドでは2.5寸などにも対応しています。構造上、屋根の傾斜を緩くした分だけ軒先を伸ばすことが可能になり、軒先の長さだけでもかなり違う印象になります。
【軒先が長い】
【軒先が短い】
断熱:窓にはSAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)を標準採用で高断熱
窓は中空層(ガラスとガラスの間のスペース)が厚ければ厚いほど「眩しくないが熱い」、薄ければ薄いほど「熱くはないが眩しい」です。つまり窓の設計において眩しくもなく断熱性も確保することが重要!積水ハウスでは断熱性と遮光性の均衡がもっとも取れた厚みである16ミリを採用して、優れた断熱性と遮光性を実現しています。
また、SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)を標準で採用。競合材料である樹脂サッシだと断熱性は優れていますが、サッシ部分が太くなったり大開口がとれなくなります。対してSAJサッシは機能性とデザイン性を両立したサッシになっています。
キッチン:標準仕様はPanasonic「ラクシーナ」とクリナップ「ステディア」の2種類
シャーウッドのキッチンを標準仕様から選ぶ場合、Panasonic「ラクシーナ」かクリナップ「ステディア」となります。
Panasonicの「ラクシーナ」の主な特徴
- 横1列に3基配置されたワイドコンロ
- 傷にも汚れにも強いスゴピカ素材のシンク
コンロが横1列に並ぶことで、コンロ手前のスペースが有効活用でき作業効率がかなり向上します。私の自宅もこのコンロにしましたが、手元で料理動画を流しながら料理ができるのでとても便利です!
スゴピカ素材もとても優秀で、掃除がしやすい!表面をコーティングしているわけではなく、素材そのものが防汚性の性質を持っているので数年で効果がなくなる心配もなく楽が長続きします。
クリナップの「ステディア」の主な特徴
- セラミックコーティングを施した天板
- ゴミや食材カスが勝手に排水溝に流れるシンク(レールシンク)
シンクだけではなく天板に特殊なコーティングを施すことで、磨き傷にも強く油汚れも簡単に落とすことができます。実際にショールームで体感してきましたが汚れの掃除は本当に楽だと感じました。
ただ、表面コーティングのためコーティングに汚れが固着してしまうと性能が低下してしまいます。数年後も最初と同じ防汚性を保つことは難しいので過信しすぎない方が良いです。
流レールシンクは、水を流すことでゴミがシンクの縁を伝って勝手に流れていくので常にキッチンが綺麗に見えます。地味かもしれませんが料理をよくする方にはとても良い機能ではないでしょうか。一見シンプルな発想ですが他メーカーにはありません。細かいところに気が回る、使う人のことを考えたクリナップ社の設計思想が垣間見えますね。
トイレ:標準仕様はTOTO「ピュアレスト」とLIXIL「アメージュ」の2種類
それぞれ甲乙つけがたい機能を持っています。節水効果が極めて高く家計に優しいのと、どちらも便器の縁をなくした設計のため掃除がとても楽な商品です。
しいて言えば、ピュアレストはボウルが深くなっているので手を洗う際に水はねしにくい特徴があります。
お風呂:標準仕様は積水ホームテクノ「バスサルーンエスコート」
バスサルーンエスコートは本当に高機能のお風呂です。浴槽の形を湾曲させることで、従来と同じ浴室空間の中でも洗体スペースを広げることに成功。子どもと一緒にお風呂に入る時でも洗いやすい空間を実現しています。
浴槽の断熱性能がとても高く、メーカー公表だと4時間で浴槽の温度が2.5度しか下がらない点も魅力です。追い炊きはとても光熱費がかかり非効率なので、経済的にもかなり有難いですね!
洗面台:標準仕様はLIXIL「クレヴィ」とPanasonic「ウツクシーズ」の2種類
LIXILの「エルシィ」はタッチレス水栓が標準仕様。「洗面台を汚したくない方」にぴったりです。Panasonicの「ウツクシーズ」はキッチンにも使用されている「スゴピカ素材」をカウンターに採用。「汚れても掃除しやすいほうがいい方」に向いています。
使い方にもよりますが、どうしても汚れやすい子育て世代なら掃除がしやすいウツクシーズをおススメします。
空調:標準採用の「エアキス」で家の中の空気を綺麗なまま保ってくれる
気密性が高い家では有害物質も室内にとどまりやすいため、積水ハウスでは綺麗な空気で暮らせる家づくりにこだわっています。化学物質レスの建材やゼロホルマリン化を業界に先駆けて計画してきました。
具体的には、ホルムアルデヒド以外の化学物質の室内発生を国基準の半分以下に抑えることを目指し、子どもが安心して成長していける環境を実現しています。
②イズ・ロイエ(鉄骨2階建て)の標準仕様
構造・工法:鉄骨でダイナミックフレームシステムを採用
イズ・ロイエは鉄骨造でオリジナル構法「ダイナミックフレーム・システム」で建てられます。
ダイナミックフレームシステムの一番の強みは圧倒的な強度です。通常の5倍・10倍程の強度の梁を使用することで、高い耐震性を維持しながら柱のない大空間リビングや吹き抜けが可能。鉄骨は木造と違い設計に自由度が生まれるので、延床面積が減ってきている現代の住宅に適しています。
基礎:鉄骨造に適した布基礎を使用
鉄骨は木造と比べて重いため、荷重がかかる部分をしっかりと補強する必要があります。面で支えるベタ基礎と異なり、布基礎は点で支えるため荷重がかかる部分をピンポイントで補強可能。結果として強い足元を形成できます。
積水ハウスの場合は木造住宅も布基礎を採用しています。
外壁:ダインコンクリートが標準採用
「ダインコンクリート」は積水ハウスオリジナルの外壁。最新の技術を盛り込むことで塗り替え年数が30年と驚異的な耐久性を誇っています。
しかし個人的に一番の強みは耐火性の高さ。外壁が840℃でも室内の壁面温度を40℃以下に抑えられます。阪神淡路大震災や能登半島地震では火災や家屋倒壊の被害が甚大でした。非常時に家族を守ってくれる、積水ハウスのイズロイエ・ダインコンクリートは本当におススメできます。
屋根:太陽光パネルと陶器瓦が標準採用
通常、屋根には金属やスレート等の材料を使用するのが一般的ですが、積水ハウスでは陶器瓦を標準採用しています。シャーウッドの外壁でも触れましたが、陶器瓦のメリットはメンテナンス費用がほとんどかからないこと。陶器のため半永久の寿命だからです。
瓦は重量が重く、家全体の重心が高くなるため耐震性が落ちるという声を聞くことがありますが、もちろん瓦の重さを踏まえて設計されるので心配ないです。
断熱:「ぐるりん断熱」により断熱等級5を獲得
木造と比べると鉄骨造は断熱性能が落ちます。これは鉄の特性として、熱伝導率が高く外気温の影響を受けやすいことに起因します。
外が暑いと鉄自体も熱くなり、その熱が屋内に入ってきてしまいます。そこでぐるりん断熱では、断熱材を効果的に隙間無く敷き詰めることで熱を逃さず入れない空間を実現!実際に冬は暑いとまではいきませんが暖房無しでもある程度快適に過ごすことができますよ。
【番外編】ノイエ(パッケージ商品)の標準仕様
ノイエは積水ハウスのグループ会社である「積水ハウスノイエ(株)」が提供する木造住宅です。以下の特徴があり、積水ハウスとは明確にターゲットを棲み分けしています。
- 坪単価*155万円~と積水ハウスより安価な価格設定
- 構造はコストと耐震性のバランスがいい「ブロックプラン」(1階と2階をレゴブロックのように積み上げる方法)を採用
- 外観はコスト重視の窯業系サイディングを使用
- 住宅設備は積水ハウスノイエオリジナルのメーカーコラボ品をラインナップ
*1坪単価は積水ハウス公式から引用
とはいえ、積水ハウスの建築ノウハウをしっかりと反映させています。そのためデザインや設計自由度は減ってしまうかもしれませんが、限られた予算の中でなるべく安心した家に住みたい方、地元ハウスメーカーで検討している方にはぜひ候補に入れていただきたいです。
また、日本全体での住宅コストの高騰を受けて、大手ハウスメーカー各社がこの価格帯の商品に力を入れていく方針を打ち出しています。より魅力的な商品や選択肢が出てくる可能性があるのでチェックしておきましょう!
積水ハウスノイエについて詳しく知る▶
積水ハウスの特徴・強み
積水ハウスの特徴・強みについて、メリット・デメリットの観点から解説します。
メリット
- 設計の自由度が高く希望を叶えやすい
- 耐震性・耐火性が高く安心して住める
積水ハウスは構造が非常に強いため、梁の数や柱の本数を抑えながらも安全性を確保できます。梁や柱の本数が減ると、大空間のリビングや吹き抜け、窓の開口部を大きく確保したり天井高を調整できたりと様々な間取りの実現が可能に。自分の希望をしっかりと形にしてくれます。
また、積水ハウスの安全性は他ハウスメーカーと比べてもトップクラスです。阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震でなんと全壊・半壊棟数*が0と圧倒的な強度を誇っています。震災被害は圧死(建物に潰されてしまう)や火災が原因によるものが非常に多いです。大切な家族を守るためのシェルターとしての役割を積水ハウスは果たしてくれます。
*:地盤移動および津波によるものは除く。積水ハウス公式サイトより参照。
デメリット
価格が高い
メリットの反面として、積水ハウスは住宅性能がとても高くて設計自由度もある分、購入価格が高くなりやすいです。
しかし、外壁や屋根などのメンテナンス費用が他メーカーと比較してもかかりにくい点や太陽光パネルが標準装備で売電収入が期待できたりとトータルで考えるとさほど割高とは言えません。もちろん予算ありきの買い物なので、何を優先するかをしっかり検討しましょう。
積水ハウスとセキスイハイムとの違い
別会社である積水ハウスとセキスイハイムですが、大まかに以下の違いがあります。
セキスイハイム | 積水ハウス | |
---|---|---|
積水化学工業との関係性 | 積水化学工業の住宅事業 | 積水化学工業から独立 |
工法 | 鉄骨のユニット工法 木質系の2×6ユニット工法 | ダイナミックフレームシステム (鉄骨1,2階建て) フレキシブルβシステム (鉄骨,4階建て) シャーウッドハイブリッド構造 (木造) |
耐震性の特徴 | 強固な構造体 | 独自の制震システム「シーカス」 |
断熱性 | 工場生産ですき間を減らし気密を確保 | 天井にも壁にもすき間なく断熱材を入れて断熱効果を高める |
デザインの仕方 | 間取り、外観、インテリアとも、住む人それぞれの希望や好みに寄りそうことを第一に考え住宅に反映していく | 1級建築士の資格をもつ設計士が担当設計士としてつき、プロの視点で、住宅のトータルデザインを考える |
アフターサポート | 初期30年保証 60年長期サポートシステム | 初期30年保証ユートラスシステム |
工法の違い
一番大きな違いは工法の違いです。
積水ハウスは「邸別自由設計」。ほとんどの方がイメージする家づくりで、イメージ設計したイメージを元に建築現場で組み上げていきます。対してセキスイハイムは「ユニット工法」を採用。完成した設計イメージをほとんど工場で組み上げます。
どちらが優れているということではありませんが、積水ハウスの方が設計の自由度が高いので「おしゃれな家に住みたい!」とこだわりが強い方には積水ハウスの方が合っています。
価格の違い
積水ハウスの平均坪単価が95万円~セキスイハイムの平均坪単価は88万円〜となっております。(当社調べ)
しかし建築費用だけでセキスイハイムに決めてしまうのは尚早です。例えば積水ハウスの外壁(ベルバーン)や屋根(陶器瓦)など、メンテナンス費用が極めて少ないことを踏まえると数十年後のコストはあまり変わらない可能性がある点も含めて検討してください!
積水ハウス標準仕様が気になる人のよくある質問
積水ハウスの標準仕様を調べる人のよくある質問にお答えします!
- 積水ハウスでZEH対応の家は建てられますか?
-
建てられます。
2022年度時点で、積水ハウスのZEH比率は北海道以外の地域で約9割、北海道では約7割と高い比率になっています。今検討中の方はほとんどがZEH対応になると思いますが、営業マンや設計士の方にしっかり確認しておきましょう。
- 積水ハウスで断熱等級7の家は建てられますか?
-
現在、積水ハウスで断熱等級7の家を建てることはできません。しかし、積水化学工業が2024年から一部地域の戸建てで断熱等級6を標準とする方針を発表していました。
積水化学工業は積水ハウスの主要株主でもあるので、今後積水ハウスも同様に断熱等級の基準を挙げてくる可能性は十分にあります。
- 積水ハウスの最上級モデルは何ですか?
-
積水ハウスの最上級モデルは鉄骨造の「イズ・シリーズ」になります。坪単価は約100万円〜となっており、積水ハウスの商品の中でも最も高い価格帯となっています。
構法はダイナミックフレームシステム、外壁にはダインコンクリートを採用。高い基本性能と安全性、メンテナンス性の高さが特徴です。
- 積水ハウスが選ばれる理由は何ですか?
-
デザイン性と建物としての基本性能がとても高いためです。地震大国日本において、万が一に備えるために住宅の基本性能はとても重要な要素です。
しかし、性能を重視しすぎると、家の形や間取り、開口部に大きな制限がかかってしまいます。これを両立するために、積水ハウスでは莫大な開発コストを費やして材料の研究に日々尽力しています。
その結果、高性能でデザイン力の高い家づくりが可能となり選ばれているのです。
- 積水ハウスの断熱プレミアム仕様はいいですか?
-
とても良いです。単純な断熱性能はもちろん、断熱材の耐火性が非常に優れています。万が一火事が発生した場合でも、火が回りにくく被害を最小限に留めることができます。
窓においても、断熱性能を高めつつ遮光性も同時に担保。ただ「断熱性能が高い」だけではなく、断熱性能を高めることによって生じるデメリットにも対応しています。
- 積水ハウスの標準仕様はカタログで分かりますか?
-
WEBや資料請求で得られるカタログではおそらく分かりません。しかし、外壁の標準仕様である「ベルバーン」や「ダインコンクリート」についてのカタログはWEBで見ることができ参考になります。
実際に家を建てた人のブログで標準仕様が詳しく紹介されている記事もおすすめです。
- 賃貸住宅「シャーメゾン」の床材の標準仕様はなんですか?
-
上からの衝撃音を大幅に抑えられる「シャイド55」を標準で採用しています。
- 積水ハウスの屋根の耐久性はどれくらいですか?
-
勾配屋根の高耐久アスファルトルーフィングの場合、60年以上の耐用です。フラット屋根の場合はシート防水工法で30年以上の耐用です。
カタログ請求が理想の家づくりの第一歩
家のイメージづくりから始めよう
【まとめ】積水ハウスは価格が高いがハイクオリティな住宅性能や標準仕様を求める人におすすめ
積水ハウスが気になる方へ、人気商品の標準仕様や特徴・魅力を紹介してきました。
積水ハウスの標準仕様
シャーウッド (木造1~3階建て) | イズ・ロイエ (鉄骨2階建て) | |
---|---|---|
構造・工法 | 木造 シャーウッド構法 | 鉄骨造 ダイナミックフレームシステム |
基礎 | 布基礎 | 布基礎 |
外壁 | 陶版外壁ベルバーン | ダインコンクリート |
屋根 | 太陽光パネル 種類・屋根勾配のバリエーション豊富 | 太陽光パネル 陶器瓦 |
断熱 | SAJサッシ | ぐるりん断熱 |
キッチン | Panasonic「ラクシーナ」 クリナップ「ステディア」 | 左と同様 |
トイレ | TOTO「ピュアレスト」 LIXIL「アメージュ」 | 左と同様 |
お風呂 | バスサルーンエスコート | 左と同様 |
洗面台 | LIXIL「クレヴィ」 Panasonic「ウツクシーズ」 | 左と同様 |
空調 | エアキス | 左と同様 |
積水ハウスは最大手ハウスメーカーとして木造と鉄骨造の両方を持っており、両商品の基本性能や標準仕様が極めて高いことが強みです。戸建て以外にもビルやアパート、マンション、商業施設など幅広い建築物を手掛けており、それぞれで培ったノウハウを活かしたシナジー効果により高品質の商品を展開しています。
最初に支払う金額だけを見れば、他メーカーと比較して少し高いと感じるかもしれません。しかしアフターフォローや性能、メンテナンス性から今後の暮らしを考えると、金額に納得した家づくりになるのではないでしょうか。
建築費用が高い分のメリットの大きさは日々の暮らしで実感できるはず!
現在積水ハウスで検討している方も複数のハウスメーカーを比較検討すると、積水ハウスの良さを再確認したり意外と候補にしていなかったハウスメーカーで大きくて理想の家が建てられることがわかったりします。ハウスメーカー選びの目安は3ヵ月。迷っている内に時間が過ぎてマイホームの完成が後ろ倒しになります。
まずは10社程度のハウスメーカーのカタログを比較してください。賢い人は一括請求で効率よく情報を集めています。情報収集を制するものは家づくりを制します!一緒に知識を身に付けて自分に合ったメーカーを選びましょう。
家づくり成功へのカギは「自分に合ったハウスメーカー」で「できる営業マンに担当してもらう」ことです。
ハウスメーカー探しでいきなり展示場へ行くのはNG。来場した時点で担当者が決まりますが、エースや支店長クラスはフラッと訪れた人にはまずつきません。
優秀な営業マンがつく可能性を上げるには、候補の会社に「魅力を感じていて買うつもりがある」と予約メールで示したうえで来場するのがポイントです!
そのために必要な「家の具体的なイメージ」と
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実際に87%の人が6社以上のカタログを入手!
比較して安くすることに成功しています
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