塩野(元ハウスメーカー社員)不動産業界10年で宅建士の「まさどん」です。
過去に家づくりを経験した私が、大工さんへの差し入れについて解説します。
この記事では、差し入れに関して、私が直接大工さんから教えてもらった内容や、家づくりをした時に大工さんに差し入れたもの・大工さんの反応など私の体験談を紹介します。
大工さんに喜んでもらえる差し入れや大工さんの本音について理解できますので、最後までお読みください。
- 大工さんへの差し入れは絶対すべき？
- 夏と冬の差し入れは何が喜ばれる？
- 差し入れをする頻度やタイミングを教えてほしい
- 差し入れは迷惑じゃない？大工さんの本音を知りたい
該当する人は続きをお読みください。
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大工さんへの差し入れは、絶対すべき？
大工さんへの差し入れは、絶対すべきというわけではありません！
あくまでも施主からの気持ち次第ですが、差し入れをすることをおすすめします。
塩野(元ハウスメーカー社員)差し入れすると、現場を見に行きやすくなりますし、どうせなら大工さんたちに気持ちよく働いてもらいたいですよね！
大工さんへのおすすめの差し入れ【夏・冬】
大工さんへのおすすめの差し入れは、季節によって変わるので、「暑い夏」と「寒い冬」で分けて解説します。
夏に喜ばれる人気の差し入れ
気温が30℃以上になる真夏日には、何が飲みたくなりますか？食べたくなりますか？
冷たい飲み物や食べ物ですよね！
Twitterから、このような情報が見つかりました。
1番人気は飲み物で、2位はアイスクリームという結果が出ています。
飲み物
冷たい飲み物を差し入れするなら、以下の飲み物がおすすめ。
- 水
- お茶
- スポーツドリンク
- アイスコーヒーなど
ご注意いただきたいのは、500mlのペットボトルを選ぶこと。
「350mlの缶は量が少ない」「2lのペットボトルは1人1人に汲むのが大変」「紙パックはこぼれてしまう可能性がある」ので避けるのが無難。
塩野(元ハウスメーカー社員)夏場に大工仕事をすることも度々あるのですが、大体2.5～3リットルは水分をとります。
キンキンに冷えた水や麦茶、スポーツドリンクが飲みたくなるので、差し入れする時に常温ではなく、できるだけ冷えた飲み物が喜ばれるでしょう。
ポチップ
ポチップ
アイスクリーム
暑い夏に、アイスクリームの差し入れも喜ばれます。
でも、すぐに食べないと溶けてしまうので、渡すタイミングが難しいです。
できれば休憩時間が始まったタイミング（10時・12時・15時）で差し入れすることをおすすめします。
大工さんの休憩時間っていつ？
- 10時～10時30分までの休憩
- 12時～13時までの昼食
- 15時～15時30分までの休憩
お菓子
定番のお菓子も喜ばれます。
夏場は塩分が欲しくなるので、せんべいや揚げ餅などがおすすめ。また甘いものを渡すなら、個包装になっているクッキーなどの焼き菓子や、菓子パンなども良いでしょう。
溶けてしまうので、チョコレートは避けるのが無難。
ポチップ
塩野(元ハウスメーカー社員)夏場に大工仕事をする時は、冷たい飲み物と一緒に、塩分と糖分が欲しくなります。
休憩時間によく「せんべい」や「菓子パン」を食べていました。
冬に喜ばれる人気の差し入れ
冬は、夏とは反対に温かいものが喜ばれます。
- 温かい飲み物
- 肉まん
- お菓子
温かい飲み物
ホットコーヒーが定番です。
大工さんたちの好みがあるので、おしるこ、ココア、コーンポタージュも喜ばれる方もいるとは思いますが、ホットコーヒーを差し入れするのが無難。
肉まん
寒い冬にはコンビニの「肉まん」が喜ばれます。
でも、すぐに冷めてしまうので、注意が必要です。
できれば休憩が始まる頃タイミング（10時・12時・15時）に渡すことをおすすめします。
お菓子
お菓子も1年を通して喜ばれる差し入れです。
冬場は溶けにくいチョコレートの差し入れもおすすめ。
塩野(元ハウスメーカー社員)お菓子選びは、「個包装になっている」「手が汚れない」「いつでも食べられる」ものを選ぶように意識しましょうね。
大工さんの都合を考えると、「分けやすい」「食べやすい」「持ち帰りがしやすい」方が良いですよね。
ビールなどのお酒は贈ってもいいの？
ビールは贈ってOK！むしろ喜ばれる方が多いです。
塩野(元ハウスメーカー社員)私の経験上、知り合いの建築現場で働く方は、お酒好きな方が多いです。
大工さんや職人さんから「風呂あがりのビールを楽しみしている！」という話をよく聞きます。
差し入れのタイミングと頻度
いつ、どれくらいの頻度で大工さんに差し入れを持っていったらいいのか、判断が難しいですよね。
正解は一つではなく、あくまでも差し入れのタイミングと頻度の目安を解説しますので、参考にしてみてくださいね。
差し入れする日はいつが良い？
差し入れをする日は、基本的にいつでもOK！
ただし、お昼ご飯を差し入れる場合は、必ず事前に伝えましょうね。各自の昼食を用意していますので。
塩野(元ハウスメーカー社員)「差し入れを持っていったけど、休日で誰もいなかった」
ということがないように、念のためハウスメーカーの担当者にスケジュールを確認することをおすすめします。
ちなみに、我が家の場合は、「平日9～17時ならいつでもOK」と工務店から聞いていたので、好きなタイミングで差し入れしていました。
差し入れを持って行くタイミングは？
昼食や休憩時間などのタイミングで渡すのがおすすめ。
一般的な休憩時間は以下のとおり。
- 10時～10時30分までの休憩
- 12時～13時までの昼食
- 15時～15時30分までの休憩
差し入れした時に、仕事中だったり忙しそうだったりした場合は、近くにいる大工さんに一言声をかけて置いておけばOK。
塩野(元ハウスメーカー社員)くれぐれも仕事の邪魔にならないようにご注意くださいね。
差し入れを持っていく頻度は？
あくまでも差し入れは施主の気持ちなので、持っていく頻度を気にしなくても大丈夫です。施主が差し入れを持っていきたいと思ったタイミングで持っていけばOK。
塩野(元ハウスメーカー社員)私の場合は、「進捗状況が気になる。現場を見たい。」と思ったタイミングで、差し入れを持っていきました。
上棟の日を含めて、差し入れの回数は3回。
持っていったのは、休憩中に食べられる、お菓子やコーヒーを人数分。コンビニやドラッグストアで買えるものを用意しました。
【大工さんの本音】差し入れは迷惑？本当はいらない？
塩野(元ハウスメーカー社員)いつもお世話になっている大工さんに、ぶっちゃけどうなのか、聞いてみました。
大工さん曰く、「差し入れをもらって迷惑になることはありません。むしろ、差し入れは施主さんからの気持ちなので、差し入れは何でも嬉しいです。」とのこと。
特に、夏場の冷たい飲み物の差し入れや、冬場の暖かい飲み物や食べ物の差し入れは喜ばれるようです。
あと、生々しいことですが、一番喜ばれるのは、上棟の際の祝儀。
過去にあったケースですが、上棟式の時に「大工全員分で10万円」や、「棟梁に5万円と各大工に1万円」
が、すごく嬉しかったとのこと。
塩野(元ハウスメーカー社員)私の場合、工務店から「祝儀はどちらでも構いません」、と言われていたため用意しませんでしたが、大工さんの本音は「祝儀が欲しい」でした笑
相場は棟梁には10,000円～30,000円、職人さんには一人当たり5,000円。余裕がある人は必ず喜ばれるのでご検討してみてはいかがでしょうか。
事例紹介｜メッセージ付きの差し入れに感動！
塩野(元ハウスメーカー社員)大工さんが実際にもらった差し入れの事例を紹介します。
大工さんである、TwitterアカウントYSさんが施主さんからもらった差し入れの事例。
子どもが描いたイラストや手書きのメッセージ付きでお菓子やパンの差し入れ。こんな差し入れをもらったら職人さんもめちゃくちゃ嬉しくなりますよね。
まとめ
大工さんへの差し入れについて解説しました。
ポイントを振り返ると、以下の通りです。
- 大工さんへの差し入れは、するのが無難
- 現場に行きたいタイミングで差し入れすればOK
- 大工さんは、施主さんからの差し入れは何でも嬉しい
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