はたきは、ほこりやちりなどを落とすための掃除道具の一種です。天然素材・ウール・絹・羽毛・ポリエステルなど、用途別に使い分けることではたきの役割を最大限に活かすことができます。また、お手入れの仕方や収納方法も事前に確認しておくことで好みに合わせて商品を選ぶことができるでしょう。
今回ははたきの選び方、おすすめのはたきをランキング形式で10選紹介します。はたきを使うメリットも合わせて紹介するので選ぶ際の参考にしてみてください。
はたきを使う掃除のメリットとは
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はたきはちりやほこりを落としてくれる掃除アイテムです。掃除機だけでは落としきれない汚れもサッと拭きとれるのがはたきを使うメリットのひとつです。それだけでなく、ほかの掃除道具と比べてお手入れがしやすく、軽量なので持ち運びも簡単で伸縮性もあるため高い場所の掃除にも適しています。
はたきを使ってこまめな掃除を心がけることで大掃除をする手間も省け、快適な空間で日常生活を送ることもできます。用途別にはたきの種類を使い分けることでちりやほこりをきれいに掃除することができるので、テレビの裏や冷蔵庫の上などの狭い場所・見えにくい場所にも活躍しますよ。
はたきの選び方
はたきは目的や用途に合わせて選ぶことが大切です。素材・生地の種類やサイズなどさまざまなので購入する前にチェックしておきましょう。また、おしゃれなデザインのはたきは、壁にかけて見せるインテリアとしても楽しめます。
使用する場所に合わせて種類を選ぶ
はたきには、大きく分けて「羽根はたき」・「ポリはたき」・「和はたき」の3種類があります。ここからはそれぞれの特徴を紹介するので選ぶ際の参考にしてみてください。
色々な場所に使える「羽根はたき」
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羽根はたきは使う場所を選ばずにオールマイティに使えるのが特徴です。柔らかい羽根でできているので変形し、テレビ裏などの狭い場所からリビングなどの広い場所までまんべんなく掃除できます。さらに掃除する場所を傷つけにくいのも羽根はたきならではです。
付着したほこりを払うだけで汚れが落とせるのでお手入れも簡単です。ポリはたきに比べると静電気が発生しにくく、床にほこりが落ちることがあるので仕上げは掃除機やクイックルワイパーなどを使って掃除するとよいでしょう。
電化製品の掃除には「ポリはたき」
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ポリはたきはポリエステル・ポリプロピレンなどの化学繊維を主に素材として使われており、はたき自体に静電気を発生させてちりやほこりを落とすので電化製品の掃除に適しています。他のはたきとの大きな違いは、発生させた静電気によってほこりをはたきに付着させるのが特徴です。
静電効果でほこりをキャッチするので周りや床に落ちにくいため、高い場所の掃除や落ちたほこりが気になる方におすすめです。しかし、ポリはたきは静電気を発生させるのでパソコンなどの精密な機器へ使用する際には除電効果のあるタイプを選びましょう。
頑固なほこりが多い場所には「和はたき」
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和はたきは先端の生地が絹や綿で作られているので汚れても石けんで洗うことができるのが特徴です。さらに、本棚などの木製素材のものに使用することで艶出し効果も期待できます。持ち手が長いタイプが多いので和室の梁やらんまなどの高い場所の掃除にも最適です。
こまめなお手入れを心がけることで長く使えるのもよいです。ですが、手首を動かしてほこりを絡めとるというよりも強い力ではたき落とす使い方をするので、周りに持ち手部分が当たって壊れるものは置かないようにしましょう。
用途に合ったサイズを選ぶ
種類別にはたきの特徴が分かったところで、次に注目したいのが大きさです。前項目で触れたように種類によって特徴はありますが、商品によってさまざまな工夫が施されており、必ずしも種類だけでは分けることができません。用途に合ったサイズを選ぶことで無理することなく快適に掃除を進めることができるので事前に確認しておきましょう。
使用頻度が高い方には持ち手が短く伸縮機能付きがおすすめ
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使用頻度が高い場合は、持ち手が短くコンパクトなハンディタイプのはたきがおすすめです。取り回しがしやすく、収納に困ることなく便利です。
さらに、伸縮機能が付いていると低い場所の掃除はもちろん、高い場所の掃除でも使えます。収納時は短くすることが可能なのでハンディタイプと同じように収納できるのもよいでしょう。
高い場所の掃除には持ち手が長く軽いものが便利
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高い場所で使うことが多い場合は持ち手が長く、軽いものが疲れにくいのでおすすめです。また、高い場所の掃除によくはたきを利用する場合は伸縮機能付きタイプは他のはたきに比べて重たいので避けた方がよいでしょう。
伸縮機能のない長いはたきは収納に困りますが、見た目がおしゃれなタイプを選ぶとインテリアとしても違和感なくリビングにかけておくこともできます。収納できないはたきは持ち手部分にフックや掛け紐があるかどうか確認しておくことも大切です。
お手入れのしやすさで選ぶ
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はたきの先端はちりやほこりに触れるので汚れやすいです。お手入れがしやすいものを選ぶことで長く使うことができます。羽根やポリ素材は洗えないタイプが多く、お手入れが難しいのがデメリットです。反対に、先端を取り外して石けんで洗うことのできる和はたきはお手入れがしやすいです。
丸洗いできる和はたき以外にもヘッドを交換できるタイプもあるので、購入する際に確認しておくと本体を買い替えることなく長く使うことができます。
収納のしやすさで選ぶ
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購入する前に、収納する際に伸縮できるものや収納しやすい工夫がされているか確認しましょう。ハンディタイプや伸縮機能付きの場合は収納に困ることなく便利ですが、取っ手の長いタイプは収納がネックなポイントです。その際は持ち手部分に掛け紐が付いている・穴があるなどの工夫がされているものを選ぶとよいです。
インテリアになるおしゃれなデザインで選ぶ
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見えないように収納出来ないはたきはおしゃれなタイプを選ぶと部屋になじむのでインテリアにもなります。実用性はもちろんインテリア性も考慮し、生活感が出ないための工夫を心がけておくことで急な来客があっても困りません。
和室や和テイストな家は和はたきを、ナチュラルなデザインが好みの方は木製の柄でできた羽根はたきを選ぶとよいでしょう。また、ビビットカラーのポリはたきはポップな印象を与えてくれます。
はたきのおすすめ人気ランキング10選
ここからは上記で紹介したポイントを踏まえてはたきのおすすめ人気ランキング10選を紹介します。自分の用途に合ったはたきを選ぶ際の参考にしてみてください。
1位 ダルトン フェザーダスター S455-190-6
おしゃれな見た目でインテリア性も実用性もバッチリ
ダルトンのはたきは、ダチョウの羽を使用して作られています。ほこりを落としてくれる実用性はもちろん、見た目がおしゃれなのでインテリアにもなります。また、掛け紐付きで羽根の形を崩すことなく収納できるのもよいです。
素材の特性上水洗いはできませんが、使用後はほこりをふるい落としてから風通しのよい場所で保管することで長く使うことができます。持ち手部分が木製なので滑りにくいのも嬉しいです。
2位 Eyliden ほこりキャッチャー
丸洗い可能で何度も使用できる優れもの
この商品は伸縮性があり、低い場所から高い場所の掃除に適しているのはもちろん、ヘッド部分が丸洗いできるので何度も使えて経済的です。さらに、ヘッドの角度が変わるので掃除がしにくい狭い場所も綺麗にできます。
持ち手はスチール、ヘッド部分はマイクロファイバーを使用しているので軽量で高い場所の掃除も楽ちんです。
3位 ダスキン エレクトロン・エル-E
コンパクトサイズで普段使いにも便利
ポリはたきですが、静電気を抑える繊維が使われているので電化製品の掃除にも安心して使えます。また、メーカー独自の作用で、静電気を起こさずにほこりを素早く吸着してくれるのもポイントです。
普段使いにも便利なコンパクトサイズで収納にも困らないのがよいです。電化製品はもちろん、布壁や革張りソファにも使えますよ。
4位 日本クリンテック クビフリジョデンダスター
最長時は167㎝まで伸びるので高い場所の掃除に最適
最長167cmとかなりの伸縮性があるので高い場所の掃除も快適です。また、角度調整ヘッドになっているので手が届きにくい部分の掃除の際にも役立ちます。
イスなどを使わずにエアコンやカーテンレールの上まで届くので安全に掃除できるのもポイントのひとつです。ヘッド部分は取り外すことでハンディーモップとしても使えます。
5位 白木屋傳兵衛 羽二重正絹ハタキ
摩擦に強く石けんで丸洗いが可能
絹で作られた和はたきなので摩擦に強く、石けんで丸洗いできるのが特徴です。また、ほこりを落とす力が強いのでスムーズに掃除を進められますよ。障子の桟や和室の梁やらんまといった木枠部分の艶出し効果も期待できます。
手洗い後は水をよく切って干しておくだけでシワが出来にくいのも魅力的です。天然素材なので丁寧に手入れすればするほどものに深みが出るので、はたきを長く愛用したい方にもおすすめの商品です。
6位 アズマ シルキーハタキ AG716
耐久性が抜群でコスパもよい
艶のある滑らかな生地を使用しているので見た目もよく、実用性もあります。和はたきなので静電気は発生させませんが頑固なほこりも落としてくれるので高い場所の掃除に最適です。
持ち手部分は滑りにくい材質でできており、高い場所の掃除をしていてもずり落ちてこないのもメリットのひとつです。白い布生地なので掃除した後はほこりを確認できるのも達成感があります。
7位 レデッカー 羽はたき
コンパクトサイズで見た目もおしゃれ
ダチョウの羽根で作られているはたきは実用性・インテリア性ともに評価が高いです。とても柔らかく軽いので掃除をしていても疲れにくく、家具や電化製品を傷つけることもありません。
動物性素材で作られているので購入時の匂いが気になることもありますが、風通しの良い場所で保管しておくと問題なく使えます。この商品はひとつひとつハンドメイドで作られており、羽根の形や長さがどれも異なるので世界に1つだけのはたきを購入できるのも魅力的です。
8位 花王 クイックルワイパー ハンディ
ヘッド部分を交換することで何度も繰り返し使える
ほこりだけでなく、花粉・ハウスダストもしっかりと吸着してくれる優れものです。ヘッドの角度も調節可能なので掃除場所を選ばないのもメリットと言えます。最大100㎝まで伸縮できるので高い場所の掃除も快適です。
ヘッド部分は汚れたら交換することで長く使用することができますよ。吸着性が高いのでちり・ほこりを舞い上げることなく掃除ができるのも嬉しいです。ヘッド部分が汚れた場合は上下逆さまにすることで全面無駄なく使用可能です。
9位 山崎産業 ムーンダスター 177851
コンパクトサイズかつ実用性も兼ね備える
黄色いポップなカラーがおしゃれなポリはたきです。コンパクトサイズかつ、ボリュームのあるヘッドでちり・ほこりを素早く落とします。
静電気を発生させるポリはたきなので電化製品はもちろんピアノや家具の掃除にも活躍すること間違いなしです。ふわふわのヘッドがものを傷つけることなく、優しいタッチで掃除ができます。
10位 AfinderJP ウールダスター
木製の取っ手部分が滑りにくく握りやすい
人工綿羊毛を使用して作られているはたきです。見た目がおしゃれなので見えるところに収納することでインテリアの一部としても使えます。木製の取っ手部分は握りやすく滑りにくい形状なので快適に掃除を進めることができます。
また、静電気が起こりにくいので、簡単なほこり落としや仕上げなどにもおすすめです。羊毛は人工のものなので軽く水、または中性洗剤で洗うなどのお手入れも可能です。直射日光を避け、風通しのよい所で乾かすことで長く使用することができます。
はたきの正しい使い方を知ろう
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はたきを使って掃除をする際は最初に取り入れるのが基本です。羽根はたきは、手首のひねりを利用しながら使用しましょう。ポリはたきは、サッと撫でるように使うことでほこりを落とせます。和はたきは、ほこりをはらい落すようにして使うと効果的です。
また、高い場所から順番にほこりを落とすことで下にほこりが溜まるので何度もはたきを使う手間が省けます。はたきはそれぞれ適切な使い方があるので用途に応じて使い分けるようにするとよいでしょう。
まとめ
はたきのおすすめ人気ランキング10選を紹介しました。はたきは正しく使用することで掃除をぐっと楽にしてくれるアイテムです。種類がさまざまで用途別に合わせて選ぶことが大切なのでこの記事を参考に自分に合ったはたきを探してみましょう。
また、商品を購入する前に収納は出来るものなのか・持ち手に伸縮機能が付いているものかなど確認しておくことで買い直す手間を省くことができます。インテリアとしても使えるおしゃれなはたきもあるのでチェックしてみてください。