携帯ウォシュレットは、旅行や登山など出先での使用や自宅に洗浄機能が付いていない場合に役立ちます。パナソニックやtotoなどの有名ブランドや、コスパよく手軽に使える手動式や、たっぷり使えるペットボトルタイプや、少ない負担で操作が可能な電動式など、ブランドや使い方はさまざまです。
価格や使い方、ブランドなど特徴が多くあるのでどれを選べば悩むのではないでしょうか?そこで今回は、携帯ウォシュレットのおすすめ人気ランキング10選を紹介します。ぜひ自分に合った商品を見つけてみてくださいね。
携帯ウォシュレットの選び方
携帯ウォシュレットを選ぶ際に重視する4つのポイントを見ていきましょう。
重視するポイントにあわせてタイプで選ぶ
携帯ウォシュレットと一口に言っても色んな種類があります。なので、自分のスタイルに合ったタイプの携帯ウォシュレットを選びましょう。
低価格で使い勝手がよい「手動式タイプ」
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ボトルを押して水を発射させるタイプの「手動式」は、低価格かつ使い勝手がよいので登山や旅行など出先での使用に適しています。自分の力で水圧を調節できるのもメリットのひとつと言えます。その反面、強い洗浄力を求めると連続使用が必要になるので、手が疲れやすくなるのがデメリットです。
水圧が強い「電動式タイプ」
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スイッチひとつで操作ができるタイプの「電動式」は、ボタンを押すだけでオン・オフや水圧の調節ができるので初心者の方でも手軽に扱うことができます。ほかのタイプと比べて水圧の強さも備え付けのウォシュレットと遜色ないので水圧が強いタイプがお好みの方にもおすすめです。
電動式タイプは水圧が強く、操作が簡単な反面、「作動時の音が気になる」というのがデメリットのひとつと言えます。モーター音がするので気になる方は事前に音の大きさの確認をしておくとよいでしょう。
電気を使わずに強めの水圧で洗浄できる「加圧式タイプ」
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電池を使わず水圧の力で操作するタイプの「加圧式」は、使用前にポンプを上下させて加圧しておくことで使えます。ほかのタイプとは使用方法が異なり事前準備が必要となります。ポンプが劣化することで漏れや水圧が落ちる原因にもなるので持ち歩きには注意が必要です。
電池を使わず使用する「手動式タイプ」や「ペットボトルタイプ」よりも水圧が強いので旅行や登山などにも重宝します。タンクの容量も100mlほどの小さいタイプが多いので、持ち運びに便利なコンパクトサイズなのも嬉しいですね。
水を入れたまま持ち運べる「バネ式タイプ」
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「バネ式タイプ」の使用方法は「加圧式タイプ」とほとんど変わりませんが、水を入れたまま持ち運べるのが便利な点で、急な水の確保が難しい登山や旅行にもおすすめです。水を入れて持ち運ぶことで冷水ではなく、常温の水で洗浄できるのもメリットと言えます。
バネの特性を活かして使用するタイプなので、故障を防ぐためにバネの劣化を定期的にチェックしておくことが大切です。
たっぷり使える「ペットボトルタイプ」
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一度に多くの水を溜めることがことができる「ペットボトルタイプ」は、ペットボトルにノズルを取り付けて使用する携帯ウォシュレットです。好きな容量のペットボトルに取り付けられるので、長時間使用したい方におすすめです。また、ノズルさえ持っていれば出先で購入したペットボトルに取り付けられます。
全てのペットボトルに取り付けができるわけではないので、ノズルを購入する前に対応するペットボトルの種類を確認しておくことが大切です。
水圧と洗浄時間で選ぶ
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ここまで携帯ウォシュレットをタイプ別に紹介しました。先に述べたようにタイプ別に特徴がありますが、各ブランドや商品によって水圧と洗浄時間が異なるので、口コミやブランドの商品詳細を参考にしながら自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。
1度の使用で長時間利用する方は、60秒以上の長時間タイプがおすすめです。また、赤ちゃんやお年寄りの方に使う場合は水圧が弱いタイプを選ぶと優しく洗浄することができます。
目的に合わせて選ぶ
持ち運びが便利な携帯ウォシュレットは使用用途によってさまざまな使い分けができます。ここからは、目的別に合わせて携帯ウォシュレットを紹介していきます。
旅行・登山などには持ち運びやすさで決めよう
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旅行や登山にも携帯ウォシュレットは大活躍します。長時間持ち歩く場合はコンパクトサイズのタイプを選ぶとよいでしょう。また、故障や電池切れの心配がない「手動式タイプ」を選ぶことで、トイレ事情があまりわからないシーンでも安心して用を足すことが可能となります。
海外旅行や出張など長期的な使用の場合には電池を使わず強い水圧で洗浄できる「加圧式タイプ」もおすすめです。100ml程度のコンパクトサイズの商品が多いので荷物にならないのもメリットですね。
介護の必要な高齢者には大容量タイプが便利
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自身での排泄が難しい高齢者や障がい者の方には大容量の「ペットボトルタイプ」がおすすめです。大容量タイプにすることで一度に洗浄できる範囲が広くなり、何度も水を入れ替える手間が省けるので負担が軽減できるのもメリットと言えます。
動き回る赤ちゃんにはノズルが長いものがおすすめ
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外出先でのおむつ替えなどさっと済ませたい赤ちゃんへの使用にはノズルが長い「手動式タイプ」がおすすめです。「電動式タイプ」や「加圧式タイプ」は水圧が強いのでびっくりさせてしまう可能性があります。おしりふきだけでは補えない場合に携帯ウォシュレットがあると便利ですよ。
「手動式タイプ」は比較的コスパがよく長く使えるので、小さなお子さんが居る家庭は1つ持っておくと役立ちます。
お手入れのしやすさで選ぶ
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お手入れしやすい商品を選ぶと長く使用することができ、買い替える必要がないので経済的にもお得になります。お手入れ方法は丸洗いできるものなど商品によって異なるので自分に合った商品を選ぶことが大切です。ブランドの商品であれば詳しいお手入れ方法が記載されているので選ぶポイントにもなります。
使用頻度が高い方は防水で丸洗いできるタイプが望ましいです。登山や海外旅行で使用する場合は水の確保が難しいこともあるのでアルコールシートで拭きとってお手入れができるものを選ぶとよいでしょう。
携帯ウォシュレットのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、人気の高い携帯ウォシュレットをランキング形式で紹介します。価格や特徴も記載しているので選ぶ際の参考にしてみてください。
各タイプの大まかな特徴はありますが、お手入れ方法や水圧などは商品によって異なるので購入する際は詳細を確認してから選ぶようにしましょう。
1位 TOTO 携帯ウォシュレット YEW350
持ち運びにも便利なコンパクトサイズ
大手ブランドのtotoから発売されている携帯ウォシュレットは人気が高いです。電動式タイプで、3穴の標準モード、5穴のソフトモードを使い分けられるのが便利で、収納時は13センチとコンパクトサイズなので持ち運びにも最適です。
電動式なので価格は少し高価ですが、頻繁に使用する方や備え付けウォシュレットのない賃貸住まいの方にとってはコスパがよいと言えます。
2位 dretec(ドリテック) 携帯洗浄器 PW-100WT
一定の水量で1分間シャワーが出続ける
2種類の水圧で洗浄できる電動式タイプです。約60秒間一定の水圧でシャワーが出続けるので長時間使えるのもメリットのひとつと言えるでしょう。電動式のデメリットでもある「モーター音」も微音なので出先でも気にせず使うことができます。
ノズルの取り外しも簡単で、付けた状態はもちろん外した状態でも使用ができ、角度も変えられるのでさまざまなシーンで活躍します。さらに、防滴仕様なのでお手入れが簡単です。
3位 セーブ・インダストリー 手動式洗浄器 すっきりエコウォッシュ
軽い力で押すだけで簡単に洗浄ができる
凹凸形状になっているので指にフィットし、力を入れなくても手軽に洗浄できます。さらに、収納時は使用時の約半分の16㎝の大きさになるので持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。
部品も分解でき、収納ポーチも付いているので衛生面が気になる方にもおすすめの商品です。ノズルはペットボトルにも取り付け可能で洗浄範囲を広げたい場合にも活躍します。
4位 レック 携帯用おしりウォッシュBB-317
丸洗いできて衛生的な手動式タイプ
握力の弱い方でも安心して使えるやわらか素材設計です。180mlとたっぷり溜めることができるので長時間使用できるのも特徴です。ノズルの切替も簡単なので用途に合わせて使い分けもできます。ノズルは500mlのペットボトルに付け替えることもできるので介護のシーンでも活躍します。
5位 富士商 おしり洗浄機 F8240
便利な収納袋付きが嬉しい
加圧式タイプで、ポンプ部を20回程度上下に動かして使用します。電池要らずの手動タイプですが水圧は電動式タイプとほとんど変わらないのが商品の魅力です。事前に加圧しておくことでスムーズに使うことが可能です。
「頻繁には使わないけど水圧は強めが好き」という方は加圧式タイプの商品を選ぶとコスパのよい買い物ができます。水圧も劣ることなく長期間使えます。
6位 ファルコン 携帯ウォシュレットシャワー WI-01
100mlから500mlのペットボトルに取り付けて使用できる
さまざまな大きさのペットボトルに取り付けられるのでシーンに合わせて使い分けることができます。ペットボトルを逆さまにして握るだけの簡単操作なので初心者の方でもすぐに使うことができます。水だけでなく、お湯を入れて使えるのもペットボトルタイプならではです。
ノズルは丸洗い可能で故障の心配もないので1度購入すると長く愛用できます。ノズルさえ持っていると外出先で購入したペットボトルに取り付けられるのもペットボトルタイプのメリットです。
7位 オカモト 使い捨ておしりシャワー
洗浄液入りで緊急時にも役立つ
精製水120mlが入っている手動式タイプの携帯ウォシュレットです。最初から精製水が入っているので、水が使えない災害時・海外旅行の際にも役立ちます。また、1回の使い切りなのも衛生的です。手動式タイプなので赤ちゃんのおむつ交換時にも重宝します。
ウォシュレットの使用頻度が高くない方や衛生面が気になる方は、使い捨ての携帯ウォシュレットもおすすめです。
8位 小久保工業所 携帯用おしり洗浄具
防災グッズとしても使える
ノズルはペットボトル内に収納可能なので突起部分がかばんの中で邪魔にならないのが特徴です。電池を使わないので緊急時や洗浄便座が使えない時にも役立ちます。ポリエチレンでできているため丸洗いができ、お手入れが簡単です。
水の確保が難しい海外旅行にもペットボトルタイプは役立ちます。ですが購入する前にペットボトルの口にノズルが合うかどうか確認しておくと安心です。
9位 シュピューラー 携帯おしり洗浄器
専用のコップ付で水を溜めやすい
専用のコップに水を汲み、ノズルで吸い上げることでボトルに水が溜まる仕組みになっています。容量は200㏄と大容量なのが特徴です。さらに、シュピューラー独自の「キリモミ状の回転水流」を採用することで的を外さないかつ、手動式ならではの心地よさも実感できます。
抜群の洗浄力、持ち運びやすいコンパクトサイズなので旅行や登山などのシーンでも活躍すること間違いなしです。
10位 パナソニック おしり洗浄器 DL-P300-V
新ポンプ採用で低騒音化を実現
カラーバリエーションが豊富で好きな色を見つけることができるのもパナソニックの商品ならではです。新ポンプが採用されているので音が静かで気になりにくいのもメリットのひとつと言えます。
コンパクトサイズで収納できるので長期的な海外旅行でも使えるのがよいです。ペットボトルアダプタも付属しているのでシーンに合わせて使い分けることも可能です。
こまめなアルコール除菌で汚れに対応
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携帯ウォシュレットはどのタイプも比較的汚れにくい構造になっていますが衛生面が気になる方もいるのではないでしょうか?防水でないタイプや電動式タイプの場合は丸洗いが難しいこともあるので「アルコール除菌シート」を活用することでこまめに掃除ができ、清潔に保つことができます。
また、ウォシュレットのタイプにより最適な掃除方法があるので説明書などを参考にしながらこまめな掃除を心がけましょう。
まとめ
旅行や登山などに重宝する「携帯ウォシュレット」はタイプや特徴がさまざまでシーンに合わせて選ぶことができます。ブランドの高価なものからコスパのよいものまで幅広く、使用頻度に合わせて選ぶのがおすすめです。
また、災害時や緊急時などにも役立つので1つ持っておくといざという時に使えるでしょう。携帯ウォシュレット初心者の方でもすぐに使える商品があるのでチェックしてみてください。