フロアモップは、掃除機を使わずに手軽に床掃除ができる便利グッズです。代表的なクイックルワイパーのほか、簡単に汚れが落とせる電動タイプや水拭きができるタイプまで、様々な商品が販売されています。
今回はフロアモップの選び方と、おすすめ人気ランキング10選を紹介します。収納に便利なものや経済的でエコなものもあるので、用途に応じて使いやすいものを選ぶ参考にしてください。
フロアモップの選び方
フロアモップを選ぶ場合、「モップのタイプ・スプレーボトルの有無・柄の使いやすさ・ヘッド部分の大きさや機能」などを確認する必要があります。順番に詳しく解説していきます。
モップのタイプで選ぶ
汚れを吸着するモップには、主なものに「使い捨て・着脱・モップ一体型・電動」の4つのタイプがあります。それぞれの特徴を解説します。
「使い捨てタイプ」は気軽に使えて後片付けが楽
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フロアモップでオーソドックスなのが、「使い捨てシートタイプ」です。掃除をする前にシートを挟んで、掃除が終わったらシートを捨てるだけで完結します。後片付けが最も楽で、時間がなくてもサッと掃除ができるアイテムです。
ドライ・ウェット・ワックスなどのタイプがあるので、用途に合わせて使い分けできます。ただしシートは毎回捨てることになるので、手軽で便利な反面、エコを重視する方には気になるポイントかもしれません。
「着脱タイプ」は繰り返し使えて経済的
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赤ちゃんやペットがいる家など、定期的に床掃除を行いたい場合は「着脱タイプ」がおすすめです。掃除が終わったらクロスを洗って繰り返し使えるので、エコで経済的な面が魅力です。乾いた状態で使ったり、濡らした状態で使ったりと用途に分けて使い分けができます。
注意点としては、速乾性に優れたクロスのものを選びたいということです。クロスを生乾き状態のまま放置すると、臭いの発生源となってしまいます。衛生的に使うために、乾きやすいクロスを選び、洗ったあとにはよく乾かすことが大切です。
「モップ一体型タイプ」は広い部屋もしっかり掃除できる
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「モップ一体型タイプ」は、広範囲を掃除する場合におすすめです。モップ部分がほかの商品と比較して大きめなので、フローリングが多い家や、大掃除などでしっかりと床掃除を行いたい場合に便利に使えます。
注意すべきポイントは、収納面です。クイックルワイパーのようにスリムに収めることはできないので、ある程度広めの置き場所を用意しておく必要があります。
「電動タイプ」は時短でキレイが叶う
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「電動タイプ」はモップ部分が高速回転したり、スチームを噴射したりして汚れをスムーズに落とすため、効率よくキレイに掃除をすることができます。
掃除機では落ちないようなベタつきや汚れも簡単に落とせるので、子供の食べこぼしやペットの足あとなどで床がよく汚れ、定期的に床掃除をしたい家庭におすすめです。
製品によっては1台で水拭き・乾拭き・ワックスがけなどができるものもあります。機能が多い分、ほかのタイプと比べると高価格になるので注意して選んでみてください。
水拭き用ならスプレーボトル付きを選ぶ
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フロアモップを水拭きで使うことが多い場合は、柄の部分にスプレーボトルが付いているものがおすすめです。手元のレバーを引くだけで水や洗剤を噴射できるので、毎回屈まずに掃除が進みます。
商品によっては洗浄剤を入れることができるものもあるので、必要に応じてチェックしてみてください。
柄の使いやすさで選ぶ
モップ部分の次は、柄の部分を確認してみてください。柄にグリップや伸縮機能が付いているものもあります。用途や使いやすさに合わせて選んでみてください。
グリップ付きはしっかり握れて使いやすい
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柄の部分にグリップが付いているものは、握りやすい点が魅力です。均等に力が分散するように工夫されているので、力を入れなくても簡単に掃除ができます。
ふんわりとやわらかいクッション性のあるものや、手が滑りにくいプラスチック製など様々です。好みに応じて選ぶ参考にしてください。
伸縮タイプは用途に合わせて調節できる
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柄の部分が伸縮できるタイプは、収納に便利です。掃除をしないときは縮めておき、掃除をするときにサッと伸ばすことができます。難点は、使い続けるうちに接続部分が緩んでくることです。掃除中のストレスにならないように、定期的に締めておくと安心です。
ジョイントタイプはコンパクトに収納できる
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複数のパイプをつなげて長さを調節できるジョイントタイプは、コンパクトに収納できる点が魅力です。長さの調節ができるため、フローリング以外の場所を掃除するときにも便利です。
毎回つなげるのが面倒というデメリットもあるので、長期間使わない場合以外は、バラバラに分解せずに収納しておくと楽に使えます。
ヘッド部分の大きさや機能で選ぶ
最後に、ヘッド部分の大きさや機能について解説します。
広めの部屋には25cm幅が便利
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リビングや寝室、廊下など、広い場所を掃除することが多い場合は、ヘッド部分が25cm前後のものを選ぶのがおすすめです。さらに厚みが3cm以下のものなら、ソファやベッドの下などの隙間掃除もしやすくなります。
狭い空間には15cm幅が便利
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トイレや家具の裏など、手が届きにくい場所を掃除する場合は、ヘッド部分が15cm前後のものを選ぶのがおすすめです。狭い場所を掃除するときに大きめヘッドのフロアモップを使うと、隙間に入りづらいだけでなく、壁や家具にキズが付く恐れがあります。
フロアモップの大多数は25cm幅のものが多いので、気を付けて選んでみてください。
裏面凹凸タイプは汚れをしっかり吸着できる
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ヘッド部分の裏面に凹凸があるタイプは、床への密着度が高く、汚れを絡み取りやすいのが特徴です。裏面の凹凸がフロアモップにかける力を分散してくれるので、力を入れずに掃除ができます。
汚れの吸着力が高く、ホコリや髪の毛などのゴミをしっかり絡めとってくれるので、子育て世帯など床に落ちているゴミが気になる場合はこちらのタイプを選んでおくのがおすすめです。
フロアモップのおすすめ人気ランキング10選
それでは、フロアモップのおすすめ人気ランキング10選を紹介します。選び方で挙げた項目を参考に、使いやすいものを選んでください。
1位 花王 クイックルワイパー ブラックカラー
立体クッション構造ヘッドで汚れをしっかり絡めとる
花王の「クイックルワイパー ブラックカラー」は、使い捨てシートタイプのフロアモップです。柄の部分が伸縮するので、フローリングや天井、畳のほか、壁や網戸の掃除もできます。小回りのきくヘッド部分はわずか3cmの隙間にも入り込み、狭い家具裏の掃除も楽々です。
グルグル模様の立体クッション構造ヘッドが汚れをしっかりと絡めとる点も特徴です。軽い力でスイスイ動き、汚れをたっぷりと取り込むので、効率良く掃除ができます。
2位 レック 激落ちくん クリップ付き フロアワイパー ジョイント S00229
高機能マイクロファイバークロスでベタつき汚れもすっきり
レックの「激落ちくんワイパー ジョイントNEO」は、使い捨てシートタイプのフロアモップです。洗剤いらずで汚れを落とす「高機能マイクロファイバークロス」がセットになっている商品で、フローリングのベタつきや皮脂汚れもすっきりと落としてくれます。
またヘッド部分は真ん中にかけて盛り上がる階段状の立体クッションになっており、床面にぴったりと密着します。シート全体でゴミを包み込んで離さないので、効率的に掃除が可能です。
3位 Tidy フロアワイプ CL-665-300-0
インテリアに馴染むおしゃれなデザインが魅力
Tidyの「フロアワイプ CL-665-300-0」は、使い捨てシートタイプのフロアモップです。グリップとヘッド部分に天然木を使用したスタイリッシュなデザインで、リビングにそのまま置いておいてもフローリングに馴染み、掃除道具感を感じさせません。
適度な重さがあるので床にしっかりと着地し、ホコリや髪の毛などのゴミを吸着します。また、シートをセットするときは指を使わずに挟めるので、指や爪を痛める心配がないのも嬉しいポイントです。
4位 3M フロアモップ マイクロファイバー
繰り返し使えるマイクロファイバークロスで経済的に
3Mの「フロアモップ マイクロファイバー」は、着脱タイプのフロアモップです。水拭き・乾拭き両用のマイクロファイバークロス付きで、こびり付き汚れもしっかり吸着します。ヘッド部分を立てることにより狭い場所にも入り込み、家具の隙間や床の隅まですっきり掃除ができます。
耐久性に優れたクロスが繰り返し使えるため、エコで経済的に使える点が魅力です。赤ちゃんやペットがいる家など、頻繁に床掃除を行う方におすすめです。
5位 レック 激落ちくん 2WAYワイパー伸縮タイプ S-666
高機能ぞうきんで汚れやすい場所もすっきりキレイに
レックの「激落ちくん 2WAYワイパー伸縮タイプ S-666」は、使い捨てシートと着脱クロスが両方使えるフロアモップです。柄は77~110cmに伸縮可能で、使わないときはコンパクトに収納できます。
付属で付いてくるマイクロファイバーぞうきんは、洗剤を使わずに汚れをしっかり落とす高機能なぞうきんです。超極細繊維が油汚れやほこりなどをすっきり落として水分を素早く拭き取るので、キッチンなど汚れやすい水周りの掃除に最適です。
6位 GOBOT 電動回転モップクリーナー
高速回転でフローリングの汚れをしっかりキャッチ
GOBOTの「電動回転モップクリーナー」は、電動タイプのフロアモップです。モップパッドが1分間に200回転して汚れを絡めとることで、床はサラサラになります。フル充電で約90~120分稼働できるので、広い家でもしっかりピカピカに掃除ができます。
繰り返し使えるモップパッドは4枚付属しているので、ローテーションで使えばしっかり乾かせて衛生管理ができる点も魅力です。またLED照明付きで、狭くて暗い場所の掃除にも役立つアイテムです。
7位 アイリスオーヤマ 電動モップ IC-M01-W
水の噴射と高速振動で汚れを浮かせてキャッチ
アイリスオーヤマの「電動モップ IC-M01-W」は、電動タイプのフロアモップです。水を噴射しながら掃除をするので、落ちにくい汚れを浮かせ、高速振動で絡め取るのが特徴です。
フローリングだけでなくタイルや大理石など、家中の掃除が1台で完結します。電動タイプなので重量はありますが、モップ自体が振動して自走するので、力を入れなくても簡単に拭き掃除が可能です。また約26cm幅の正方形パッドで広範囲を一度に掃除できる点も魅力です。
8位 Eyliden フロアモップ
大容量タンクで腰を曲げずに楽々掃除
Eylidenの「フロアモップ」は、スプレー一体型のフロアモップです。50mlの大容量タンクには水だけでなく、各社フローリング用洗浄液が入れられるので、汚れの程度に合わせて使い分けられます。
また、ヘッド部分が大きめのサイズなので、広いリビングや寝室、廊下の掃除に重宝します。腰を曲げずに立ったままの姿勢で簡単に掃除ができるため、腰痛持ちの方や高齢の方でも使いやすい商品です。
9位 3M フロアワイパー ジョイント
小回りがきいて操作性が高い
3Mの「フロアワイパー ジョイント」は、使い捨てシートタイプのフロアモップです。グリップが太めで丈夫なので力を入れてもたわみにくく、ヘッド部分は劣化しにくいゴム製です。
小回りがきくのでテーブルの脚周りやフローリングの隅など掃除しにくい場所もすっきりとキレイになります。柄の部分は長さの調節が可能で、ヘッド部分は360度回転する操作性の高さが高評価の商品です。
10位 山崎産業 アレルファイン フロアワイパー
アレルゲンを低減化するシートは花粉症の方の味方
山崎産業の「アレルファイン フロアワイパー」は、使い捨てシートタイプのフロアモップです。同一メーカーの使い捨てシートは、花粉・ダニ・ハウスダストなどのアレルゲンを低減化する「SPA」を配合しており、特に花粉症やアレルギーの方には重宝します。
ヘッド部分の裏面は汚れを吸着しやすいクッション構造を採用しており、床にぴったりと密着して汚れをキャッチします。軽量なので負担が少なく、楽に掃除ができます。
まとめ
フロアモップは軽くて静かに掃除ができる、手に取りやすい掃除グッズです。重いものを持ちたくない方や赤ちゃんやペットがいる家庭には特に重宝し、経済的で便利な点が魅力です。
シンプルな作りながらも様々な工夫や機能があるので、選び方で挙げた項目を参考に、用途に合うものを選んでみてください。