玄関にあふれがちな靴をすっきり収納できるシューズラック。ダイソーやセリアなどの100均でも販売されていますが、もっと使い勝手の良いアイテムをお探しの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シューズラックの選び方とおすすめ商品9選をランキング形式でご紹介しています。手狭な玄関にも設置できるスリムタイプや、安定感のある突っ張りタイプなども登場するので、あなたのご家庭にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。
シューズラックの選び方
シューズラックを選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
収納力のほか、男性用・女性用・高さのあるブーツなど多様な靴が収まるか「サイズ感」をチェック
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収納力をチェックする際は、実際何足の靴が収まるのか確認しましょう。男性用なら6足、女性用なら8足と、分かりやすく表記されている商品もあります。
また、ブーツやハイカットスニーカーなどを収納したい場合は、一段ずつ高さがあるラックや可動棚を選びましょう。子ども用の小さい靴を収納するなら、フレームのみの商品ではなく棚板が付いたものを選ぶと良いですよ。
使い勝手を考慮しつつ、設置場所に適した「タイプ」を選ぼう
どんな形状のシューズラックがあるのか把握したうえで、設置場所に適したタイプを選びましょう。使い勝手が異なる7つのタイプをご紹介するので、メリット・デメリットを比較して商品を選んでくださいね。
靴を斜め置きすることで、手狭な玄関にも設置できる「スリムタイプ」
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奥行き20cm前後のスリムタイプは、賃貸など手狭な玄関に設置したい方におすすめです。靴を斜めに置く仕様の商品が多く、玄関の圧迫感が少ないことが特徴です。ぐらつきを防ぐために、本体を安定させるアジャスター付きを選ぶと良いでしょう。
積み重ねたり、段数を分けて横並びにしたりと使い勝手が良い「タワー型・スタッキングタイプ」
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タワー型・スタッキングタイプは、ラックを縦に積み重ねて靴を収納するスタイルです。高く積み上げて使ったり、段数を分けて横並びに設置したり、玄関のスペースにあわせて使用できます。
パーツが別売りされている商品は、追加で段数を増やすことも可能。靴の量にあわせて収納スペースを増減できる使い勝手の良さもポイントです。
背の高い商品でも安定感があり、可動棚のアイテムも多い「突っ張りタイプ」
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縦に突っ張るシューズラックは、背の高い商品でも安定感があることがメリットです。収納物にあわせて高さを調節できる可動棚のアイテムも多く販売されています。
段差がある玄関でも設置できる商品や、棚を水平・斜め置きに切替えできるアイテムも人気です。事前に天井の強度を確認して商品を購入しましょう。
スペースは必要だが、生活感を出さずにすっきり靴を収納できる「扉付きタイプ」
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中身が見えない扉付きタイプは、生活感を出さずに靴を収納したい方にぴったりの商品です。開閉部分が収納スペースになったフラップ式や引き戸タイプ、扉に鏡が付いたアイテムなど、さまざまな商品が販売されています。
本体が大きくスペースをとること、扉を開けて靴を取り出す手間はデメリットですが、玄関をすっきりさせたいなら、扉付きのシューズラックがおすすめです。
圧迫感なく靴を収納できて、スツール(ベンチ)付きなど便利なデザインも多い「ロータイプ」
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収納スペースが1~2段のロータイプは、高さがないぶん圧迫感なく靴を整理できます。備え付けの靴箱の下に設置できる商品や、横幅が伸縮するフレームのみのアイテムも人気です。
スツール付きの商品なら、座りながら靴を履いたり、買い物袋を一時置きしたりと、靴の収納以外にも便利に活用できますよ。
安定感は低いものの、おしゃれなデザインが多く見せる収納にぴったりな「立て掛けタイプ」
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手軽に設置できる立て掛けタイプは、インテリアに馴染むシンプルなデザインが多く販売されています。壁に立て掛けるだけなので安定感が低い点はデメリットですが、フレームのみのおしゃれなデザインは見せる収納にぴったりのアイテムです。
コレクションしたスニーカーを室内でディスプレイするのに最適な「大容量タイプ」
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コレクションした靴を部屋にディスプレイしたい方や、玄関に十分なスペースがとれる家庭には、大容量タイプがおすすめです。一段に4~5足並べて収納できるアイテムや、1足ずつ仕切られている商品も販売されています。
靴の量が多いファミリーや、お気に入りのシューズを見栄え良く収納したい方にぴったりのアイテムです。
耐久性やデザイン性・お手入れのしやすさが異なる「素材」で選ぼう
素材はおもに、金属製・木製・プラスチック製の3種類です。耐久性やデザイン性、お手入れのしやすさなどを比較して、商品を選びましょう。
シンプルなデザインが多く、丈夫で安定感があるスチールなどの「金属製」
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スチールなどの金属製は耐久性が高く、丈夫なつくりで安定感があります。サビ防止のため、雨で濡れた靴などは、乾かしてから収納すると良いでしょう。シンプルでスタイリッシュなデザインの商品が多いので、おしゃれなアイテムを探している人にぴったりです。
しっかりしたつくりで手触りが良く、ナチュラルなインテリアに馴染む「木製」
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木製の商品は、ナチュラルなインテリアが好みの方におすすめです。しっかりしたつくりで手触りが良く、木目のあたたかみが感じられます。湿気の多い時期は、定期的に天日干しするなどお手入れすると良いでしょう。
リーズナブルな商品が多いほか、軽量で移動しやすく手入れも簡単な「プラスチック製」
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プラスチック製はお手頃な価格帯の商品が多く、カラーが豊富な点もメリットです。デザイン性はいまひとつですが、軽量で移動しやすく、拭き掃除などのお手入れが簡単にできます。
靴の収納のほか、あると便利な「機能」も確認しよう
メインの靴の収納のほかに、小物を置けるアイテムやキャスター付きの商品も人気です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
カギや傘・マスクなどのお出掛け用品を置ける「小物収納スペース付き」
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靴以外のアイテムも一緒に整理したい方は、小物収納スペース付きの商品を選ぶと良いでしょう。天板付きならカギやマスクを置いたり、観葉植物をディスプレイしたりと、収納の幅が広がります。
サイドに傘置きスペースが付いたものや、靴ベラやエコバッグを掛けられるフック付きの商品も人気です。
靴を収納したままラクに移動して掃除もはかどる「キャスター付き」
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キャスター付きの商品は、靴を収納したままラクに移動できるので、玄関の掃除がはかどります。湿気が多い時期は外に出して、靴を天日干しするのも簡単です。毎日こまめに掃除をするなら、キャスター付きのシューズラックを選ぶと良いでしょう。
オープンラックや不織布カバー付きラックなど「通気性が良い」商品を選ぼう
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シューズラックは湿気やニオイが溜まりがちです。オープンラックや不織布カバー付きのアイテムなど、通気性が良い商品を選ぶようにしましょう。
扉付きシューズラックのなかには、背板に通気口が施された商品も販売されています。お気に入りの靴を状態良く保管するために、湿気対策が施されているかどうかのチェックも忘れずに行いましょう。
口コミを参考に、パーツが少ない商品など「組み立てやすい」アイテムを選ぼう
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組み立てやすさも商品選びの重要なポイントです。工具不要で少ないパーツを組み立てるだけの商品を選ぶと良いでしょう。組み立てが苦手な方は、届くとすぐに使える完成品を選ぶのもありです。商品レビューなどの口コミを参考に、購入を検討すると良いですよ。
シューズラックのおすすめ人気ランキング9選
ここからは、シューズラックのおすすめ商品9個をご紹介します。選び方で登場したさまざまなタイプのシューズラックがランクインしているので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてくださいね。
1位 ケイズプランニング シューズラックスリム10段
ファミリーにぴったりな大容量スリムタイプ
狭い玄関にも設置できる、幅60・奥行19cmのスリムタイプです。2段ずつ分割できるので、6段と4段に分けて横並びに置くことも可能。背の低いお子さんでも靴をとりやすく配置できますよ。
ヒールのついたパンプス・子ども用の小さな靴も安定するほか、ポールを外せば背の高いブーツも保管できます。たっぷり約30足の靴が収まるので、ファミリーにおすすめの商品です。
2位 山善(YAMAZEN) スリム シューズラック SR-308R
8足収納で一人暮らしにも十分な縦長スリムラック
幅30.5・奥行26cmと細身なので、玄関のちょっとしたスペースに設置できます。収納部分が斜めになっており、圧迫感が少ないことが特徴です。
4本のワイヤーで靴をしっかりキープするほか、靴がずり落ちないこぼれ止めもついています。スリムながらも靴が8足収まるので、一人暮らしにも十分な収納力です。
3位 平安伸銅工業 つっぱりシューズラック 24足対応 TSR-70
可動棚で靴やボックスなどの収納が自由自在
安定感のある突っ張りタイプのシューズラックです。2本のポールは独立して突っ張るので、玄関と廊下を挟むなど、段差のある場所でも設置できます。
棚は水平・斜め置きが選べるほか、高さも調節可能。棚の間隔を広くすることで、カゴやシューズボックスを置くこともできます。消臭シートやエコバッグなど、靴以外のアイテムもスッキリ整理できますよ。
4位 山崎実業(YAMAZAKI) tower(タワー) 天板付きシューズラック
小物や靴をまとめて収納、これひとつで玄関がスッキリ
天然木とスチールフレームのおしゃれなデザインが印象的なシューズラックです。天板にカギやマスクなどの小物を置いたり、観葉植物を飾ったりできます。
靴ベラや折りたたみ傘などを掛けられるフックが付いている点も嬉しいポイント。スニーカーやメンズシューズなら12~18足収まるので、2~3人家族に十分な収納力です。
5位 蝶プラ工業 シューズラック10段
手狭な玄関でもコンパクトに靴を積み重ねて収納
縦に積み重ねることでコンパクトに靴を収納できるスタックタイプです。一段の高さが18cmあり、ハイカットスニーカーやショートブーツも収納できます。
別売りのキャスターを取り付ければ、玄関掃除の際に本体をラクに移動できますよ。棚や柱、足キャップなども単品で販売されているので、追加で段数を増やすことも可能です。
6位 山崎実業(YAMAZAKI) LINE(ライン) 伸縮シューズラック
伸縮フレームで玄関のスペースに合わせて設置可能
圧迫感なく玄関に設置できる一段ロータイプです。6~8足の靴を収納できます。横幅が38~70cmに伸縮するので、靴の量やスペースにあわせてフレームを調整できますよ。
しっかりとしたフレームのシンプルなデザインで、和・洋どんなタイプの玄関にもフィットします。普段履きの靴や、一日履いた靴の一時置きとしても役立つアイテムです。
7位 IKEA(イケア) ベンチ 靴収納付き TJUSIG シューシグ
座りながらラクに身支度できるベンチ付きラック
2段の収納スペースに約6足の靴が収納できます。オープンラックなので、忙しい朝でも靴の取り出しがスムーズです。通気性が良いデザインも嬉しいポイントですね。
ベンチは荷物の一時置きに使ったり、腰をかけて身支度をしたりと便利に活用できます。ECサイトのレビューでは、年配の方が座りながら靴をラクに履けると、好評の声が見られました。
8位 サン・ハーベスト シューズラック 2段 省スペース FM-1002
立体収納で最大24足収まる扉付きラック
ひとつの扉に3段の収納スペースが設けられ、最大24足の靴が収まります。格段の背板に通気口があるので、湿気やニオイが溜まりにくい構造です。
上部に天板が付いており、カギや飾りものを置ける点も嬉しいポイント。下のスペースにはシューズボックスなどを保管できます。生活感を出さずに靴を収納したい方におすすめのアイテムです。
9位 山崎実業(YAMAZAKI) キャスター付き 玄関収納ラック
靴・遊具・スポーツ用品の収納に便利なカゴ付きラック
靴を収納したまま移動できる、キャスター付きのシューズラックです。玄関掃除がはかどるほか、靴を天日干ししたいときも、ラクに動かせます。
上部の収納スペースには可動式の仕切りが付いており、子供の遊具やガーデニング用品の収納など便利に使えます。付属のフックを利用して、帽子やエコバッグを掛けておくことも可能です。
玄関のニオイ対策は市販の消臭剤を活用しよう
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玄関の気になるニオイは、市販の消臭剤で解決しましょう。消臭剤は、置き型やスプレータイプなどさまざまな商品が販売されています。消臭効果があり、型崩れも防ぐシューキーパーを靴に入れて収納するのもおすすめです。
まとめ
シューズラックを選ぶ際は、収納力をチェックしたうえで、設置場所に適したタイプを選びましょう。素材や機能、通気性の良さなども大事なポイントです。
気が付くと散らかってしまう玄関も、使い勝手の良いシューズラックを置くことで、きれいな状態をキープできます。ぜひ、あなたのご家庭にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。