PayPayアプリでお金を借りる方法を簡単解説!利用条件や借り入れ方法まとめ

社会人になると、友人の結婚式や転勤にともなう引っ越しなど、急に大きな額の出費が必要になるシーンがひんぱんにあります。特に給料日前などはさまざまな支払いのあとで余裕がなく、出費が重なり困った経験のある方も多いのではないでしょうか。

スマートフォン決済アプリとして有名なPayPayには、一般的な銀行やクレジットカード会社と同じように、ローンの借り入れをおこなえるサービスがあります。口座開設から借り入れの手続きまでスマートフォン1台で完結でき、時間や場所を選ばない手軽さが魅力です。

今回の記事では、PayPayアプリを利用してお金を借りる方法や、ローンの利用条件などを詳しく解説します。自身のペースに合わせて借り入れ・返済をおこないたい方はぜひ参考にしてください

目次

PayPayアプリから申し込める!PayPayローンの特徴

PayPayローンの大きな魅力といえば、申し込みから借り入れまですべてアプリ内で完結できる手軽さにあります。利用者がお得にサービスを利用するための特典も豊富に用意されているため、申し込みを迷っている方は要チェックです。

PayPay銀行が提供するキャッシングサービス

PayPay銀行株式会社は、2000年9月に設立されたインターネット銀行です。一般的な銀行とは異なり、店舗の窓口やATMまで出向くことなく各種手続きをおこなえます。インターネット環境さえ整っていれば、職場や自宅など好きな場所から入出金・融資などのサービスを利用可能です。

一般的な銀行では時間帯によって窓口が対応していなかったり、コンビニATMの手数料が高くなってしまったりと制限がありますが、PayPay銀行は24時間365日いつでも対応をおこなっています。急に大きい金額の出費が決まったときでもすぐキャッシングサービスを利用することができ、必要があれば即時振り込みの申し込みも可能です。

年会費・手数料はかからないうえ、毎月の返済額を選べる3つのコースが用意されています。利用者が自身の経済状況に合わせ、無理のない範囲で計画を立てながら借り入れをおこなえるのが特徴です。

お金の使い道は自由

PayPayローンは、事業資金を除いて基本的にお金の使い道が自由です。冠婚葬祭や車の事故など、まとまった金額が急に必要となった場合にすぐ申し込めます。

しかし、利用目的が自由だからといって審査に必ず通るかどうかは別の話です。たとえば友人や同僚から「お金を貸してほしい」と頼まれたとき、ギャンブルや投資など、結果が不透明な用途に利用されることがわかっていても快く貸せるでしょうか。

ローンにおいても同様であり、確実に返済できる見込みのない場合は借り入れを受けられないこともあります

お申し込みはスマホで完結

PayPay銀行は、通常の銀行とは違って実際の店舗をもたずに運営しています。口座開設やローンを申し込むためにわざわざ窓口へ出向く必要がなく、スマートフォン1台で完結してしまう手軽さが魅力です。正社員としてフルタイムで働いている方など、銀行の窓口対応時間を狙うのが難しい方におすすめです。

口座を開設するときに必要になる本人確認書類は、スマートフォンで撮影した画像をアップロードするだけで完了します。審査の結果をメールで確認し、無事借り入れを受けられることが決定した場合は、利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れが可能です。

書類への記入や印鑑の用意など、時間やコストをかけずに申し込める便利さも人気の理由です。

ATM手数料が無料

PayPay銀行なら、ATMを利用した借り入れで何度でも手数料が無料です。一般的な手数料自体は110円~220円とさほど高くありませんが、繰り返し利用するなら余分な出費はなるべく削りたいもの。ATMが職場や自宅から近く、比較的足を運びやすい方は利用をおすすめします。

また、セブン銀行・ローソン銀行など全国のATMで借り入れをおこなえるため、外出中に急な出費が発生したときも安心です。Web操作は必要なく、キャッシュカードを差し込み、表示される案内に従って必要事項を入力するだけで現金を受け取れます。

注意点として、キャッシュカードの挿入方向を間違えないようにすることが挙げられます。カード下部に「国内ATMのご利用」と記載があるため、必ず矢印の方向へ挿入するようにしましょう。

最短翌日に借り入れ可能

PayPayローンで借り入れをおこなうには、まず本人名義の口座を開設している必要があります。本人確認のために提出する資料や方法によって所要日数は変動しますが、最短で当日中に口座開設が可能です。

口座の開設が完了したあとは、Webもしくはローンアプリから借り入れの申し込みをおこないます。審査の状況をこまめに確認したい方は、ローンアプリの利用がおすすめです。App Store・Google playからダウンロードができますので、ぜひ試してみてください。

申し込みの際は、口座開設時に利用した本人確認書類が必要です。仮審査に通過し、本審査においても問題がないと判断されれば、手続き完了のメールが届きます。申し込み内容やPayPay側の処理状況により若干の差はあるものの、最初の口座開設から最短で翌日には借り入れが可能です。

新規申し込み後最初の30日間は無利息で借りられる

PayPayローンには、初回借り入れから30日間は利息がつかない無利息特約があります。カードローンの契約申し込みが完了しており、過去に1度も利用したことのない方が対象です。

無利息の期間は、契約日からの経過日数にかかわらず初回借り入れからスタートします。また、期間中に約定返済日が到来した場合は、返済額は利息を除いた元本分です。

たとえば初回借り入れ日が10月10日、初回返済日が毎月の月末である場合、通常利息が適用されるのは2回目の返済日である11月30日です。無利息期間の30日を1か月と勘違いしてしまうと、1か月が31日まである月の場合、1日分の利息が発生するため注意しましょう。

PayPayローンの利用条件

スマートフォン1台でお金を借りられる手軽さが魅力のPayPayローンですが、希望すれば必ず融資を受けられるとは限りません。年齢や収入などいくつかの条件があるため、自身がしっかりすべてに当てはまるか確認してから申し込みをおこないましょう。

20歳以上70歳未満

PayPayローンを申し込むための条件として、第1に挙げられるのが申し込み時に20歳以上70歳未満であることです。借り入れ自体は満73歳になる誕生月の翌月1日までおこなえます。

下限年齢については、民法の規定だった「成人年齢が20歳であること」に関係しています。2022年4月に民法の一部改正がおこなわれ、原則では18歳からローンを組むことも可能になりました。しかし、PayPay銀行をはじめとする多くの銀行・消費者金融では現在も20歳を下限年齢としています。

また、ローンの申し込みにおける上限年齢は70歳未満です。楽天銀行・三菱UFJ銀行などのメガバンクでは申し込み年齢の上限が62歳~66歳未満に設定されており、PayPay銀行は年齢による制限が他のサービスより緩やかであることがわかります。

安定した収入がある

当然のことながら、借りたお金は必ず返済しなければいけません。毎月の収入が安定せず、確実に返済できるめどがないのに借り入れを繰り返していれば、いつか多重債務に陥り自身を追い込んでしまう可能性があります。

ローンの借り入れを申し込むときは、自身の収入・経済状況や、今後問題なく返済を続けられるかどうかについて慎重に判断しましょう。借入額を必要以上に大きく設定するのではなく、自身の負担にならない金額にとどめることも大切です。

PayPay銀行では、安定した収入があればアルバイトの方でもローンを利用可能です。また、「安定した収入」には利用者の配偶者が得ている収入や、年金による収入も含まれます。

PayPay銀行の口座を開設している

PayPayローンの利用条件として、年齢・収入の次に挙げられるのがPayPay銀行の口座を開設していること。個人の普通預金口座が必要であり、法人・個人事業主口座ではカードローンを利用できません。

あらかじめ口座を開設しておくことが必須である理由は、ローンの返済はPayPay銀行の普通預金口座から自動で引き落とされるためです。

口座をもっていない方は、ローンの申し込み時に併せて手続きをおこなうことができます。口座開設はスマートフォンやPCから短時間で完結するため、仕事や家事の隙間時間に済ませられるのが魅力です。

PayPayでお金を借りる方法・流れ

PayPayローンを利用したお金の借り方は非常にシンプルですが、いくつか注意すべきポイントもあります。また、申し込み完了までの時間を短縮するための方法も併せて解説していますので、ぜひ参考にしてください。

1:PayPayアプリをインストール

PayPayローンで借り入れをおこなうためには、まず自身のスマートフォンにアプリをインストールする必要があります。App Store・Google playの検索窓にアプリ名「PayPay」を入力し、インストールボタンをタップすれば完了です。

PayPayは、PayPay株式会社が運営するスマートフォン決済サービスです。スマートフォンひとつで買い物ができるキャッシュレス決済機能はもちろん、キャッシングや個人間送金などさまざまな機能があります。

2020年5月にはアプリに少額ローン機能が追加され、低金利で少ない金額からお金を借りられるようになりました。

2:アカウント登録をする

PayPayのアカウント登録をおこなうには、SMS認証コードを受信できるスマートフォンが必要です。3パターンある登録方法を解説しますので、一番やりやすい方法を選んでください。

【携帯電話番号から新規登録】

  • PayPayアプリで携帯電話番号とパスワードを入力
  • 登録した携帯電話番号のSMS認証を実施

【Yahoo! JAPAN IDから新規登録】

  • PayPayアプリ下部の「Yahoo! JAPAN ID」をタップしてYahoo! JAPAN IDの入力
  • 携帯電話番号の入力
  • 登録した携帯電話番号のSMS認証を実施

【SoftBank・Y!mobile・LINEMOの携帯電話回線を利用して新規登録】

  • PayPayアプリ下部の「SoftBank・Y!mobile・LINEMO」をタップ
  • 利用する携帯電話番号のSMS認証を実施

3:PayPayアプリの「お金を借りる」を選択

PayPayアプリのインストール・アカウント登録が完了したあとは、実際にお金を借りるための操作に入ります。アプリを開き、「その他>お金を借りる」の順番にタップすることでローン機能が利用可能です。

PayPayアプリは、画面上に表示される各機能のアイコンがわかりやすく、デザインもシンプルなため使いやすさの点でも高い評価を得ています

4:お申し込み情報を入力

申し込み画面では、氏名・年齢といった基本的な情報の他に、職業や年収などを入力します。審査に通りたいからと虚偽の情報を入力してしまうと、あとから事実との相違が発覚した場合、法律により罰せられてしまう可能性もあるため注意しましょう。

また、同時に借り入れ希望額の入力もおこなう。PayPay銀行は低金利で最大1,000万円まで借り入れが可能であり、1円単位から希望額を設定できるのが特徴です。

利用限度額は、契約後も定期的に見直しがおこなわれるため変動する可能性があります。

5:必要書類の提出

ローンの申し込み時に提出する本人確認書類は、口座開設時のものと同じです。スマートフォン送信に対応している書類を選択すれば、申し込み完了までの時間を大幅に短縮できます。

【本人確認書類として利用できるもの】
  • 運転免許証のコピー:スマートフォン送信対応
  • マイナンバーカードのコピー:スマートフォン送信対応
  • 各種健康保険証のコピー:スマートフォン送信対応
  • パスポートのコピー(所持人記入欄があるもの)
  • 住民基本台帳カードのコピー(顔写真のQRコード印字があるもの)
  • 在留カードのコピー
  • 特別永住者証明書のコピー
  • 印鑑証明書(原本)
  • 住民票の写し(原本)
  • 各種年金手帳のコピー+補助資料(原本)
  • 身体障害者手帳を含む各種福祉手帳のコピー+補助資料(原本)

6:審査結果通知

PayPayローンの審査は、仮審査と本審査の2段階に分かれます。申し込み内容やPayPay側の混雑状況により若干の変動はありますが、仮審査は最短60分で完了するスピーディーさが特徴です。

審査では、申し込み時に入力した勤務先に在籍しているかどうかの事実確認がおこなわれます。担当者から電話で直接連絡が入るため、上司や同僚に借り入れを知られたくない方は注意が必要です。

審査の結果は登録したメールアドレスに届きます。PayPayのドメインアドレスが受信できる状態になっていないと、メールが届かず結果をすぐに確認できない恐れがあるため、事前に設定を確認しておきましょう。

7:融資

審査の結果、ローンの借り入れを受けられることが決定した場合、限度額の範囲内で繰り返し融資の申し込みが可能です。申し込み時に初回自動借り入れを希望すれば、指定した金額がPayPayの普通預金口座に入金されます。

また、申し込み時に入力する借り入れ希望額については、必ずしも希望したままの金額が入金されるわけではないことを念頭に置いておきましょう。利用限度額が希望した金額よりも低くなった場合、減額後の利用限度額での契約になります。

PayPayでお金を借りた場合の返済方法

PayPayローンの審査を通過しお金を借りることができたら、必ずチェックしなければならないのが返済方法です。PayPayでは利用者が無理ないペースで返済をおこなうためのシステムが整っているため、上手く活用しながら借り入れ・返済をおこないましょう。

PayPay銀行の口座から自動引き落とし

ローンで借り入れた分の返済は、PayPay銀行の普通預金口座から自動で引き落とされます。毎月の約定返済日が近づくと、メールで返済額と予定日が通知されるため、忘れずに自身の口座へ十分な金額を入金しておきましょう。

月々の約定返済をしっかりおこなっていれば、PayPayから督促が届くことはなく、信用情報にも傷がつきません。しかし、借り入れ残高を少しでも早く0にしたいと考えているなら繰上返済をおすすめします。

PayPayローンの繰上返済はアプリやATMから手続きができ、手数料は無料です。一部返済・全額返済のどちらかを運んで追加の返済をおこないます。毎月の約定返済以外に、余裕がある場合はぜひ利用してみてください。

返済日を自分で決められる

PayPayローンの大きな魅力は、毎月の約定返済日を自由に設定できる点です。毎月1日~28日、月末のうちから選ぶことができ、自身の生活スタイルに合わせて余裕のある返済スケジュールを立てられます。

ほかの決済アプリやクレジットカードでは「15日あるいは月末」など少ないパターンしか選択できないことが多いため、より自由度の高い返済をおこないたい方におすすめです。

1点注意すべきは、PayPayローンの場合は平日だけでなく土・日・祝日も約定返済日の対象となること。曜日関係なく、返済日の前日までに口座へお金を入金しておくようにしましょう。

返済額は毎月1,000円から

PayPayローンでは、毎月の返済額が最低1,000円から設定されています。返済日前日の最終借り入れ残高によって返済額は変動しますが、PayPayでは自身のペースに合わせ、3種類の返済コースから随時変更が可能です。

【ゆとりコース】

返済額がもっとも少なく設定されており、毎月の負担が小さいコースです。ゆとりをもった返済をおこないたい方に適しています。

約定返済日前日の最終借り入れ残高約定返済額(元本+利息合計)
3万円以下1,000円
3万円超10万円以下2,000円
10万円超20万円以下3,500円
20万円超約定返済日の最終借り入れ残高が10万円増えるごとに1,500円を追加
※2022年10月時点の情報です。

【標準コースA】

ゆとりコースに比べて返済額が多く設定されています。毎月の負担は大きくなる分、早めの返済が可能です。

約定返済日前日の最終借り入れ残高約定返済額(元本+利息合計)
10万円以下3,000円
10万円超30万円以下6,000円
30万円超50万円以下10,000円
50万円超80万円以下15,000円
80万円超100万円以下20,000円
100万円超150万円以下25,000円
150万円超200万円以下30,000円
200万円超250万円以下35,000円
250万円超300万円以下40,000円
300万円超400万円以下45,000円
400万円超500万円以下50,000円
500万円超600万円以下55,000円
600万円超700万円以下60,000円
700万円超800万円以下70,000円
800万円超900万円以下75,000円
900万円超1,000万円以下80,000円
※2022年10月時点の情報です。

【標準コースB】

約定返済日前日の最終借り入れ残高約定返済額(元本+利息合計)
50万円以下10,000円
50万円超100万円以下20,000円
100万円超200万円以下30,000円
200万円超300万円以下50,000円
300万円超400万円以下60,000円
400万円超500万円以下70,000円
500万円超600万円以下80,000円
600万円超700万円以下90,000円
700万円超800万円以下100,000円
800万円超900万円以下110,000円
900万円超1,000万円以下120,000円
※2022年10月時点の情報です。

審査は厳しい?PayPayローンの主な審査項目

ローンの借り入れを申し込んだあとに一番気になることといえば、無事審査を通過できるかどうかではないでしょうか。申し込み時に入力する個人情報のなかには、審査に大きく関わってくる重要なものが多くあります。

年収

PayPayローンでは、審査項目のひとつに「安定した収入」があります。具体的な金額は明記されていませんが、毎月問題なく返済をおこなえるだけの収入は必要です。

最低で月収10万円、年収120万円程度の経済状況であれば審査に通りやすくなります。パート・アルバイト勤務の方は、勤務時間・収入によって国民健康保険を自身で支払う必要も出てくるため、無理なく返済できるかどうかをよく考えたうえで申し込みましょう。

また、「安定した収入」には配偶者の収入や、年金による一定の収入も含まれます。融資を得たいがために虚偽の情報を入力すると、法律で罰せられる可能性があるため注意しましょう。

職業

PayPayローンでは、申し込みの審査段階で勤務先への在籍確認がおこなわれます。公式サイトで「○○の仕事をしている方は審査に通る」「××は落ちる」と明記されているわけではありませんが、まずは自身の勤務状況を正しく記入しましょう。

また、PayPay銀行の公式サイトでは、実際に働いているかどうか確認をしづらい職業の方は、審査に通りにくい可能性があると記載されています。自営業・個人事業主として働いている場合、つながりやすい連絡先を記入しておくことがポイントです。

信用情報

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約・利用状況に関する個人情報のことです。ショッピングや借り入れなど客観的な取引事実が登録されており、クレジット会社が顧客の信用度を判断するための参考資料として利用されます。

貸金業法では、指定の信用情報機関が互いに情報交換をおこなうことで、顧客の総借り入れ残高を把握できるようにするのが決まりです。借り入れをするとき、すでに数社から借り入れがあることを隠して申し込みをおこなっても、すでに虚偽だと判明してしまうため注意しましょう。

PayPayローンの審査に落ちる原因

PayPayをはじめとするすべての金融機関では、ローンに申し込んだ顧客が十分な返済能力を有しているかどうかを徹底的にチェックします。審査に落ちてしまった経験のある方は、以下の項目に当てはまるものがないかを確認してみましょう。

収入が低い

PayPayローンの審査に通過するための条件として、明確な収入額のラインが公開されているわけではありません。しかし、月に数日しか出勤しておらず2,3万円程度しか収入のない方は、返済能力がないと見なされ審査に落ちてしまう可能性が高まります。

月によって十分な収入があったりなかったりと不安定な場合は、延滞を起こしてしまう可能性が高まるため、審査に落ちやすくなります。借り入れの申し込みをおこなう前に、毎月しっかりと返済ができる収入を得ているかどうか検討しましょう。

信用情報がよくない

クレジットカードを作成したり、カードローンを申し込んだりしたときは必ず信用情報の照会がおこなわれます。顧客の返済能力を調べ、銀行やカード会社が「問題なし」と判断した場合に対してのみ融資をおこなうためです。

信用情報に傷がある方は、審査において不利になることが多いため注意しましょう。また、主な信用情報の傷とは次のとおりです。

【主な信用情報の傷】
  • 延滞:キャッシングやローンの返済が滞ること
  • 債務整理:任意整理や自己破産など
  • 代位弁済:債務者の代わりに保証会社など第三者が返済をおこなうこと
  • 強制解約:クレジットカードやカードローンなどが強制的に解約されること

一度信用情報に傷がつくと、情報が削除されるまで長い場合で10年ほどかかります。

他社から借入をしている

前項でも解説したように、カードローンの借り入れをおこなった履歴は信用情報として登録されます。複数の銀行やカード会社から多く借り入れをしている方は、十分な返済能力を有していないと見なされ、審査に落ちる可能性が高まるため注意が必要です。

過剰融資の対策として、多くのカードローンでは年収に対する融資額の上限が設定されています。他社からの借り入れが多ければ多いほど、PayPayローンで受けられる融資額は少なくなります。

また、短期間のうちに数社のカードローンへ申し込むと、PayPay側からブラックリストに登録されてしまう可能性があるため注意しましょう。すでに他社から借り入れがある方は、まずしっかり返済をおこなうことをおすすめします。

PayPayローンに関するよくある質問

PayPayの公式サイトやSNSなどに寄せられる質問のうち、特に多くの利用者が気になっている疑問点について解説します。「不明点が多いと不安でローンに申し込みにくい」と感じる方は、事前にわからないことを解決してから申し込みを検討しましょう。

在籍確認はある?

PayPayローンでは、申し込み時に入力した勤務先が正しいかどうか、審査において在籍確認がおこなわれます。担当者が「銀行名+担当者名」を名乗り、登録した勤務先電話番号に電話をするのが決まりです。

電話番号を間違えてしまったり、虚偽の情報を入力したりといった原因で在籍確認がとれないと、審査に落ちる場合があります。また、上司や同僚に借り入れの事実を知られたくない方は、在籍確認がおこなわれない会社のローンを申し込みましょう。

金利はどのくらい?

ローンの金利は利用限度額によって決定されます。公式サイトには年利率の数字が明記されていますが、金利情勢の影響で変動する場合もあるため、こまめに最新情報をチェックしましょう。

【カードローン金利】(単位:%)

ご利用限度額金利
100万円未満18.0
100万円以上150万円未満15.0
150万円以上200万円未満12.0
200万円以上250万円未満10.0
250万円以上300万円未満8.0
300万円以上400万円未満6.5
400万円以上500万円未満6.0
500万円以上600万円未満5.5
600万円以上700万円未満5.0
700万円以上800万円未満4.0
800万円以上900万円未満3.5
900万円以上1,000万円未満3.0
1,000万円1.59
※2022年10月時点の情報です。

申し込みに必要な書類は?

ローンの申し込みに必要な書類は、口座開設時に利用できる本人確認資料と同じです。運転免許証・マイナンバーカード・各種健康保険証いずれかのコピーであれば、スマートフォン送信に対応しているため申し込みがスムーズに完了します。

一定額以上の借り入れを申し込みたい場合、収入証明書の提出が別途必用になるケースがあります。PayPayから提出を求められたら、自身の勤務形態に合わせて源泉徴収票や確定申告書などの画像をアップロードしましょう。

まとめ

「ローンを利用してお金を借りる」と聞くとハードルが高く感じてしまう方もいるかもしれませんが、PayPayでは多くの利用者が不安なく借り入れを申し込めるように、さまざまなサービスが提供されています。

なるべくシンプルな手順で、手早くお金を借りたいと考えている方はぜひ利用を検討してみてください。

<参考>
PayPayローン

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