面白い柔道漫画おすすめ19選!
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それでは、おすすめの柔道漫画を見ていきましょう。
柔道漫画おすすめ19選!面白い作品一覧
yawara!(ヤワラ)
ジャンル | ラブコメ柔道漫画 |
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連載期間 | 1986年~1993年 |
巻数 | 29巻 (完結) |
作者 | 浦沢直樹 |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- 主人公柔の「普通の少女」と「天才柔道家」との葛藤
- 爽やかで読後感のよいコメディタッチ
- 決めるところは決める熱いストーリー展開
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
yawara!は、柔道の英才教育を受けた主人公「柔(やわら)」が望まずも柔道に邁進していくまでを描いた物語です。
この漫画のみどころは、主人公の「葛藤」にあります。柔は英才教育により大人顔負けの才能と実力を持っているのですが、本人は柔道家というよりも「普通の女の子」として生活したいと考えているのです。
そんな葛藤を抱えながら生活する柔の内面は魅力的で、楽しく閲覧することができます。
葛藤というと、どうしてもどろどろした読むのにエネルギーを消費する話を想像する方も多いと思いますが、この作品は決してそんなことはありません。
出てくる人物たちがみんな爽やかで、何か悪いことがあってもコメディタッチで描かれるので、まず不快になったり不安を煽られたりすることはありません。すっきりとした読後感が楽しめます。
とはいえ、常に「ラブコメでふわふわしている」だけではないのもこの漫画の魅力です。この漫画はスポーツをメインテーマとして扱っていることもあり、決めるところはしっかりと決める魅力を有しています。
これもあわせて、全て読み終わった後には清々しい気持ちになること請け合いです。
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いなかっぺ大将
ジャンル | ギャグ漫画 |
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連載期間 | 1967年~1972年 |
巻数 | 5巻 (完結) |
作者 | 川崎のぼる |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- 50年を経ても色あせないギャグ
- 時折見せる人情味のある話
- 当時の表現技法
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青森の田舎で育った主人公「大ちゃん」は、今はなき祖父の遺言を信じて柔道を極めるため上京します。
しかし、田舎で動物たちに囲まれて育った大ちゃんは都会の常識が通用しません。結果、彼はてんやわんやの大騒ぎを起こすことになります。
いなかっぺ大将は、どちらかというとアニメが有名な漫画作品です。こちらはその原作で、アニメよりも低年齢向けのギャグとして描かれています。ただ、そのギャグは五十年たっても色あせず、読めば自然と笑みがこぼれてくること間違いなしです。
田舎育ちの大ちゃんが巻き起こす「ずっこけ」は微笑ましく、疲れた方にこそおすすめしたい漫画だといえるでしょう。
ギャグ漫画といってもギャグ一辺倒ではなく、時折、大ちゃんが人情味のある話を展開することもあります。この話は読んでいると「古き良き日本の価値観」を感じることができ、心が豊かになる大変魅力的な話です。
また、この漫画は古い作品であるがため、当時の表現技法をそのまま目にすることができる貴重な資料でもあります。
田舎っぺ大将は、当時の一般的なギャグ漫画の表現技法をふんだんに取り込んでいる歴史的な資料です。漫画好きなら、ぜひ一度見てみてください。
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柔道部物語
ジャンル | スポ根漫画 |
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連載期間 | 1985年~1991年 |
巻数 | 11巻 (完結) |
作者 | 小林まこと |
出版社 | 講談社 |
おすすめポイント
- 経験者ならではの視点で描かれた詳細な柔道描写
- 豊かな感情表現を持つキャラクターたち
- リアリティに則った「必殺技」の解説
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柔道部物語は、主人公である「三十五」が柔道部として活躍していく姿を描いた物語です。とはいえ彼の興味は最初は柔道部にありませんでした。
彼が柔道部に興味を持つに至ったのはほんの些細なことでしたが、体験入部で受けた地獄の「しごき」を受けたことで彼の中の負けん気が目覚め、彼は柔道にのめり込んでいくことになります。
この漫画の魅力は、作者の小林さんが「感情移入して描いた」ことにあります。作者は柔道経験者であり、そのため、柔道経験者ならではの視点や展開が多数盛り込まれているのがみどころのひとつです。
柔道描写はリアルかつ詳細で、試合の描写は最も大きなみどころといえるでしょう。
さらに、この漫画にはさまざまな柔道感を持ったキャラクターが登場します。彼らが見せる多彩な感情の発露、その揺れ動きは、読者の心を鮮明に捉えるでしょう。
加えて、リアルな柔道漫画でありながら、この漫画には「必殺技」が存在します。とはいえ全く非科学的なものではなく、むしろ実在の柔道でも用いられているものばかりです。例えば、主人公の必殺技は「背負い投げ」です。
こうした一見すると地味な技がいかに凄まじい技なのか、経験者ならではの視点で解説してくれるので、「必殺」に高い説得力を持たせることができています。こうした解説も、この漫画のみどころのひとつです。
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jjm 女子柔道部物語
ジャンル | リアル柔道物語 |
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連載期間 | 2016年~連載中 |
巻数 | 10巻 (2021年5月現在) |
作者 | 小林まこと |
出版社 | 講談社 |
おすすめポイント
- モデル自身に監修してもらった本格的な柔道ストーリー
- さっぱりとした一本気な主人公の性格
- 25年経過してさらに進化した本格的な柔道描写
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女子柔道部物語は、「柔道部物語」の作者である「小林まこと」さんが再び筆をとって執筆した新作漫画です。
この漫画はアトランタオリンピックで金メダルをとった「恵元裕子」さんをモデルとしたものです。
そのため漫画的な脚色も入れつつも、半分伝記のような作品となっています。とはいえ、主人公となるのは架空の人物である「えも」です。
この漫画のみどころは、やはりストーリーにあります。監修にオリンピック女王を採用していることからもわかるように、柔道経験者なら深く頷けるような、リアリティに富んだ描写が印象的です。
主人公となる「えも」の性格は気持ちがいいくらいまっすぐで、柔道というものに身を捧げているといっても過言ではありません。彼女の性格が周りに良い影響を与えていくのも見ていて痛快で、爽やかな読後感を楽しむことができます。
小林まこと先生による本格的な柔道描写も見どころのひとつです。小林先生は「柔道部物語」において本格的な柔道描写によって人気を獲得しましたが、25年が経過したことでさらにその描写に磨きがかかっています。
監修の恵元さんによる指摘が入ってか、ひとつひとつの絵にもリアリティと説得力があります。この漫画を読むときは、ぜひ柔道描写にも着目してみてください。前作の柔道部物語と比べながら見るのも楽しみ方のひとつです。
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むねあつ
ジャンル | ラブコメ柔道漫画 |
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連載期間 | 2012 |
巻数 | 1巻(完結) |
作者 | 村岡ユウ |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- 青少年の微細な心のゆれ動き
- 静と動の使い分け
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「むねあつ」は、ラブコメをメインに据えながらも、1巻でまとまった物語です。
主人公正宗淳は、高校二年の柔道部キャプテン。彼は同級生の小春にひそかに恋心を抱いていたものの、なかなか切り出せずにいました。そんな折、東京からの転校生、「桐島」が小春と接近するところを目撃してしまいます。
淳は落ち込んで大好きな柔道も手につかない状態になってしまいますが、恋敵である桐島が「柔道部に入りたい」と申請し込んで来るのでした。
むねあつは1巻のみの時物語であるものの、些細な恋の行方がどうなるのか、しっかりと描かれています。話が綺麗にまとまっており、それゆえに中だるみせず、最後までどきどきしながら小さな恋のゆくえを見守れます。
「恋」を描く上で、村岡先生による「心の表現方法」も見どころのひとつです。まゆの上がり方ひとつをとっても、1コマ1コマに、微細な心の動きが描かれています。メインの登場人物である淳と小春の表情の変化は見どころのひとつです。
この漫画は、どちらかというと「静」の場面が多く存在します。見つめ合う2人や悩む淳など、静かに展開していくことが普通です。しかし、いざ柔道のシーンになると、迫力のある筆つかいで「動」を描き切っています。
この使い分けは村岡先生の実力が光るところで、間違いなくみどころのひとつです。
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1・2の三四郎
ジャンル | 青春総合スポーツ漫画 |
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連載期間 | 1978年~1983年 |
巻数 | 20巻 (完結) |
作者 | 小林まこと |
出版社 | 講談社 |
おすすめポイント
- 「真面目」なスポーツ描写
- にやりとできるギャグ展開
- ギャグだけに収まらない印象的なストーリ
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12の三四郎は、多様なスポーツ漫画を執筆していることで有名な「小林まこと」先生の初連載作品です。初連載作品だからといってクオリティが低いということは決してなく、むしろ若いからこそ思い切りのよい描写や勢いのある筆づかいが印象的です。
主人公となるのは、元ラグビー部の「東三四郎」。彼はラグビー部のエースでしたが、紆余曲折あって「総合格闘部」として活動することに。結果、彼は青春を謳歌しながらさまざまなスポーツに身を入れることになります。
この漫画のみどころは、やはり小林先生特有の「真面目」で芯の通ったスポーツ描写です。小林先生自身が多様なスポーツを経験してきたこともあって、ギャグ漫画ながらもディティールにこだわったスポーツ描写が魅力的です。経験者ならにやりとできる描写もたくさんあります。
この漫画は基本的にギャグ漫画なので、愉快な展開が多く見られます。読んでいるとクスッとなるような展開がたくさんあるので、気分が暗くなったときや笑いたいときに読むのがおすすめです。
また、この漫画はギャグ漫画ながらもしっかりとストーリーができています。主人公三四郎はさまざまなスポーツの才能を持っているのですが、周りの期待や想像とは裏腹に、意外すぎる道に進んだり、時にはスポーツのことで悩んだりと、印象的なストーリーが展開されます。
この点は、間違いなく三四郎のみどころといえるでしょう。
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ジュウドウズ
ジャンル | ジャンルを記載 |
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連載期間 | 2014年~2015年 |
巻数 | 3巻 (完結) |
作者 | 近藤信輔 |
出版社 | 集英社 |
おすすめポイント
- 柔道に関連する特殊能力持ちの登場人物たち
- 超展開でありながらもなぜか説得力のある展開
- 熱い滾りをぶつけあうバトル描
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ジュウドウズは、近藤信輔先生によるジャンプ漫画です。ある日突如日本最強の柔道選手の前に現れた少年の柳華は、一瞬で柔道選手を投げ飛ばしてみせます。
それもそのはず、彼は柔道によって全てが決まる秘村、「八波破羅村」の出身だったのです。
彼に興味を持ったスポーツライター、斎藤優は八波破羅村に来訪、そこではじまる祭り「ジュウドウズ」に巻き込まれることになるのでした。
ジュウドウズは柔道漫画でありながら、柔道漫画ではありません。なぜなら、この漫画の基本は柔道に関連する異能バトルだからです。
例えば「大外刈り」を超高速で出すライバルや、地面にめりこむレベルの投げ、踏み込んだだけで地面が砕けるような戦いなど、柔道のレベルを完全に超越しています。
基本ルールは柔道なので、そのギャップがまた面白く、引き込まれます。次にどんな異能が出てくるのかという点も、この漫画のみどころのひとつです。
この漫画は基本的にいわゆる「超展開」で構成されています。たとえば、主人公の祖先は大坂夏の陣で徳川軍一万五千人を丸腰で投げ飛ばした男だとされていますし、タイトルとなっている「ジュウドウズ」は「柔道によるバトルロワイヤル」です。
この断片だけを聞くと超展開でしかないのですが、少年漫画の基本を抑えた表現力により、こうした展開に説得力を与えています。まさに近藤マジックです。ジュウドウズは少年漫画のキモであるバトル描写が見どころです。
荒々しいタッチで描かれる動きのある絵はまさに一流で、息を呑む展開が待っています。
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からん
ジャンル | 女子柔道群像劇 |
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連載期間 | 2008年~2011年 |
巻数 | 7巻 (完結) |
作者 | 木村紺 |
出版社 | 講談社 |
おすすめポイント
- 複数人の人物の心の機微を捉える群像劇
- 登場人物一人一人の豊かな表情
- 京都の街の緻密な表現
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この物語は、お嬢様学校と呼ばれる「私立望月女学院高校」の柔道部に、4人の新入部員が入部したことからはじまります。
柔道部自体は弱小柔道部であるものの、3年生の「大石萌」はインターハイベスト4の実力を持っており、くすぶっていました。そこに入部してきた「高瀬雅」は、高い柔道の技術を持っており、その技術を見て、大石は諦めかけていた夢を見るようになったのです。
「からん」のみどころは、心の機微をしっかりと捉えているところです。作者の紺先生はもともと群像劇を得意としているのですが、からんでもその魅力がしっかりと生かされています。
それぞれの感情がどう動いたのか、そしてその感情が周囲にどのような影響を及ぼしたのか、柔らかな筆使いでしっかりと表現されています。
心の機微を捉えるにあたって、注目したいのは登場人物たちの表情です。ちょっとした頬の変化から、目線など「その登場人物がどんな気持ちになっているのか」がしっかりと描かれています。
こうした表情の変化は本作の見どころのひとつで、ストレートに感情を表現しないキャラクターの細やかな表情の変化は、ぜひ注目したい点のひとつといえるでしょう。
また、この物語は背景にも見どころがあります。「からん」は基本的に京都を舞台にしているのですが、この京都の街並みの書き込みが緻密で、意図的に変えているところもあるとはいえ、現地の方が見たら「あの通りだ」と特定できそうなほどです。
読むときは、ぜひ背景も含めて楽しんでみてください。
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もういっぽん!
ジャンル | 青春系女子柔道漫画 |
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連載期間 | 2018年~ |
巻数 | 12巻 (2021年5月現在) |
作者 | 村岡ユウ |
出版社 | 秋田書店 |
おすすめポイント
- 等身大の女子柔道部員を描いたリアリティのあるストーリー
- 青春の真っ只中にあるきらきらした少女たち
- 女性を主人公にしながらも少年漫画の王道を突き進む展開
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主人公である「園田未知」は、中学校で三年間柔道を続けてきました。その目的は「気持ちのいい一本勝ち」をすることにあります。
中学校最後の大会、未知は当然一本勝ちを狙いますが、相手は彼女の実力の上を行っており、彼女はあっさり敗北することになります。
それからもやもやとした気持ちのまま高校に進学したある日、彼女はひょんなことから再び柔道の道に入り、「もういっぽん」を狙うのでした。
この漫画のみどころは、「等身大の少女」を描いたところにあります。特別な才能を持っていたり、あるいは恵まれた環境にいたりする主人公ではないのです。
未知をはじめ、この漫画に登場する柔道部員のほとんどは等身大の柔道部員です。それゆえのリアリティがあるストーリーは、この漫画のみどころといえるでしょう。
この漫画に登場する少女たちは、全員が各々の青春に身を費やしています。その全力全開の輝きはみていて爽やかで、感動をもたらしてくれます。大会のシーンは美しくすらあり、魅力的です。
この漫画は少女を主人公にしながらも、男女の恋愛模様はありません。実際、既刊の段階では名前つきの男子生徒が出ていないことからもそれが伺えます。それゆえに「熱い」少年漫画の展開を踏襲しています。
女性が主人公なのは好きだけど恋愛要素は苦手だという方にもおすすめできる漫画です。
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新・コータローまかりとおる!
ジャンル | 多ジャンル系青春漫画 |
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連載期間 | 1994年~2000年 |
巻数 | 27巻 (完結) |
作者 | 蛭田達也 |
出版社 | 講談社 |
おすすめポイント
- 柔道中心ではあるもののそれだけではない青春生活
- 当時のマガジン連載をネタにしたパロディギャグ
- 西郷三四郎の成長
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新コーターローまかりとおる!は、主人公である「巧太郎」が学園でさまざまな騒動を巻き起こす漫画です。
旧作ではバンドやラブコメなど多様な形態をとっていましたが、この作品では「柔道」をメインにした物語がはじまります。
ある日、巧太郎はいつものごとくいざこざに巻き込まれることになりました。
結果、彼は新設の道場を景品とした学内予選に参加することに。気が弱く、実力を出せない西郷三四郎や三船久三といった仲間たちとともに、「極端流柔道部」が発足、予選に向けて練習を重ねていくことになるのでした。
前述したように、コータローまかりとおる!シリーズは実は柔道をメインにしたシリーズではありません。「柔道編」と銘打たられたこの作品においてもそうで、柔道中心ではあるものの、熱血スポーツ漫画だけではなく、多様な楽しみ方が用意されています。
魅力的なのは、時折挟まれるハイセンスなギャグです。ギャグの多くは当時のマガジン連載をパロディしたもので、元ネタを調べるとより楽しむことができます。
もちろん、リアルタイムで触れたことがある方なら大爆笑間違いなしのはずです。
この漫画の主人公は巧太郎ですが、それ以上に印象的なのが巧太郎の相方の1人となる西郷三四郎の成長ぶりです。彼はもともと柔道の才能はあるものの、気が弱いせいでそれを発揮できず、足を引っ張ってばかりいました。
そんな彼を、巧太郎や周りの仲間がどう扱うのか、ぜひわくわくしながら読んでみてください。
コータローまかりとおる!では、たびたびギャグが展開されます。中でも当時のマガジン連載陣をネタにしたギャグは外れがなく、元ネタを調べながら読むと、ぐっと面白さが増すはずです。
前述したように、この漫画では「臆病なせいで力が出せない」という西郷三四郎が登場します。彼はこの漫画の柔道パートにおける主役といっても過言ではありません。
徐々に成長していく彼の姿はまさに正統派スポ根で、心を強くうつはずです。
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帯をギュッとね!
ジャンル | ギャグ混じり柔道青春漫画 |
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連載期間 | 1989年~1995年 |
巻数 | 30巻 (完結) |
作者 | 河合克敏 |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- ゼロから柔道部を興すという正統派ながらも軽快なストーリー
- 「スポ根」ではないがしっかりと熱さを残した明るい展開
- わかりやすい柔道の解説
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「帯をギュッとね!」は、柔道の昇段試験で出会った5人の少年たちが、同じ高校に入学したことで再会し、柔道部のないその高校に柔道部を作り出す物語です。
興ったばかりの柔道部ながらも5人は全国大会優勝という大きな目標を持ち、それぞれ努力を重ねていきます。それぞれの想いは「強くなりたい」というところで5人をつないでいました。
この漫画のみどころは、やはりストーリーにあります。というのも、この漫画は柔道ものでありながら熱血スポ根ものではなく、軽快なギャグを交えながら進んでいくストーリーだからです。
ストーリーラインは先ほど述べたように正統派なものですが、その進行はライトで、ときにギャグ混じりで進んでいきます。このため、すっきりとした読後感を味わうことができるでしょう。
先述したように、この漫画は決して「スポ根」漫画ではありません。しかし、それでも柔道の熱さ、柔道にかける少年たちの純真無垢さなど、心に響くものはたくさんあります。
読めば、その熱さをしっかりと感じることができるはずです。
また、この漫画はわかりやすい柔道漫画でもあります。なぜなら、柔道経験者の作者が、基本ルールから応用技まで、柔道に関する多様な知識をわかりやすくまとめてくれているからです。
読み終える頃には、柔道に関して全くの初心者でも、経験者と同等の知識が身につきます。ライトに読める柔道入門書としてもおすすめの一冊だといえるでしょう。
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イガグリくん
ジャンル | 元祖熱血スポーツ漫画 |
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連載期間 | 1952年~1954年 |
巻数 | 1巻 (完結) |
作者 | 福井英一 |
出版社 | 秋田書店 |
おすすめポイント
- のちのスポーツ漫画の基礎を作り上げとされる展開
- 歴史的価値のある迫力ある絵
- 多様な敵キャラとの勝負
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イガグリ君は、主人公である「伊賀屋栗助」通称イガグリ君が柔道の道を邁進していく物語です。
実直で真面目なイガグリ君の前にはさまざまな人物が立ちはだかります。卑怯な作戦を使う人物、多彩な必殺技を持つ人物、あるいは柔道以外の武道を修めた人物...イガグリくんは、柔道着に縫い付けた母親のお守りを胸に、多様なライバルたちと戦っていくことになります。
イガグリ君を読むと、多くの方は何らかの既視感を感じることになると思います。展開にはどこかに既視感を感じるはずです。
それもそのはず、この漫画は多くのスポ根漫画の源流となった作品だからです。戦後初めての格闘漫画であり、いわゆる手塚作品群とはまた違った源流を作ったのがこの作品となっています。
そのため、格闘技漫画を読んだ人であればあるほど、格闘漫画として楽しむことができるはずです。
イガグリ君には多彩な敵キャラが登場します。敵なので多種多様な技を使ったイガグリ君を倒そうとするのですが、その方法が予想もつかないため、ここも大きなみどころのひとつです。
昔の漫画なので、かなりアウトローな技や今であれば不謹慎と言われてしまうような「原爆投げ」という技を使う的まで、多様なライバルが登場します。
当時の世相も含めて考えると、ここも大きなみどころです。
イガグリ君は、前述した通り多くの格闘漫画の源流となった作品です。そのため、その絵や展開、コマ割りなどには多くの歴史的価値があります。そのため、漫画好きの方には資料のひとつとしてぜひ楽しんでもらいたい作品のひとつといえるでしょう。
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真・餓狼伝
ジャンル | 本格派格闘漫画 |
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連載期間 | 2013年~2014年 |
巻数 | 6巻 (完結) |
作者 | 野辺優美 |
出版社 | 秋田書店 |
おすすめポイント
- 「強いとは何か」を突き詰めたストーリー
- 丹波文七の祖先を描いている点
- 明かされる数々の因縁
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
真・餓狼伝は、同名の小説である「餓狼伝」の外伝を漫画化した作品です。「餓狼伝」の舞台は現代ですが、この漫画の舞台は明治37年となっています。
物語は「前田光世」と「丹波文吉」が対峙しているところからはじまります。彼らには因縁がありました。この物語は、光世との因縁、父の仇である治五郎との戦いの全てを描いたものです。
真餓狼伝は、原作である「餓狼伝」を下地にした漫画です。そのため、原作の小説において一貫したテーマである「強いとは何か」を描き続けています。
このテーマは漫画に登場するあらゆる人物に一貫して「強いとは何か」に対する答えを導かせており、それぞれの登場人物たちの「答え」は、大きな見どころです。
前述したように、この漫画は丹波文七の祖先を描いています。そのため、丹波文七の漫画を通して、丹波文七の「オリジン」を楽しむことが可能です。つまり、この漫画は餓狼伝のファンアイテムとしてもみどころがたくさんあります。
通常の餓狼伝においてもそうであるように、真・餓狼伝においても多彩な人物や流派との因縁が描かれます。この因縁の浮き上がり方から決着のつけかたが魅力的で、コマ割りやセリフなど、あらゆる要素が因縁を盛り上げてくれます。
この「因縁」という要素は、餓狼伝、真・餓狼伝両方における大きな見どころといえるでしょう。
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七帝柔道記
ジャンル | 青春系硬派柔道漫画 |
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連載期間 | 2014年~2016年 |
巻数 | 6巻 (完結) |
作者 | 増田俊也 |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- 努力によって強くなることを肯定するストーリー
- 「少年」が柔道を通じて青年になっていく過程
- 「将来に生きない部活に何の意味があるのか」の答え
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
七帝柔道記は、同名小説を漫画化したものです。主人公である増田俊也は、憂鬱な高校生活を送っていました。彼の唯一の楽しみは全力で打ち込んでいる柔道のみです。
そんなある日、彼は他の柔道部員に勧められた小説「北の海」を読み、北海道大学の寝技について強い憧れを抱くようになりました。
その後、二浪の甲斐あって北海道大学柔道部に入部した増田。しかし彼に待っていたのは、すでに弱小となってしまった北海道柔道部だったのです。そこから、かつての強い北海道大学に返り咲くための血のにじむような努力がはじまりました。
この漫画のみどころは、小説を下地にしたストーリーにあります。とにかく努力をすることを肯定しており、「努力はむくわれない」と思っている方にぜひ見てほしいストーリーです。
印象的なのが、「寝技は誰でも努力をすればうまくなる」という発言を信じて、ひたすら寝技の練習をする登場人物たちです。
彼らの努力がどのように結実するのかは、ぜひ本編で見てみてください。
この漫画は、ただ柔道での戦いを描いているだけではありません。高校生でありながらまだ少年の心を持っていた北海道大学柔道部の面々が、恋や練習、試合などを通じて「青年」や「大人」になっていくところも見どころといえます。
大人になることが徐々に晩年化していっていると言われている現代社会だからこそ刺さる方も多いはずです。
この漫画では、「大学の部活」についても掘り下げています。ごく一部のプロ選手を除き、大学の部活は「社会に出てもなににもならないもの」です。しかし、多くの大学生は血反吐を吐きながら努力し、大学生活を費やします。
この漫画では「その経験になんの意味があるのか」ということに結論を出しています。そのため、同じ疑問を感じたことがある方、現役の大学生の方におすすめの漫画です。
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花マル伝
ジャンル | 青春系熱血柔道漫画 |
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連載期間 | 1993年~1998年 |
巻数 | 19巻 (完結) |
作者 | いわしげ孝 |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- 主人公花田徹丸と木元旭のライバル関係
- がむしゃらでひたむきな花田の努力
- 勢いのある柔道の描写
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
花マルは、主人公花田徹丸が桜丘中学柔道部に入部したことからはじまります。
彼は同じ柔道部には入部した「木本旭」に憧れと対抗心を抱いており、彼に近づくため、そして彼を超えるために、柔道部でめきめきと頭角を表していくのでした。
そして彼の頑張りは周囲の柔道部にも良い影響を与え、柔道部全体が徐々に強くなっていきます。そうして柔道部の目標は、全国制覇という大きな目標へと集約されていくのでした。
この漫画は、主人公花田と木元のライバル関係が中心となって話がはじまります。最初は一方的な憧れだった花田の気持ちが徐々に対抗心へと変わり、そして切磋琢磨するライバルへと変わっていく姿は、魅力的で印象的なみどころです。
花田は、主人公としては決して優れた人物ではありません。失恋をしていますし、一方的に因縁をつけることあります。しかし、彼には誰にも負けない根性があり、とにかくひたむきな努力を続けることにかけてはある種天才的ですらあります。
このひたむきな努力は柔道部員たちに良い影響を与えていくのですが、良い影響が出るのはそれだけではありません。なぜなら、読者側にも良い影響を及ぼしてくれるのです。
もちろん絵にもみどころがあり、その勢いのある描写は見ていて気持ちいいです。柔道の試合や練習中のイラストは魅力があります。
ときに余計な線を省いた印象的なイラストは、一枚絵としてみてもよいほど印象的です。
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
暗闇五段
ジャンル | 不屈の柔道漫画 |
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連載期間 | 1963年~1964年 |
巻数 | 2巻 (完結) |
作者 | 寺田ヒロオ |
出版社 | 小学館 |
おすすめポイント
- 盲目というハンデを背負いながら努力して力を取り戻す主人公
- 娘と父親の絆
- 盲目を個性とする気持ちのよい展開
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
暗闇五段の物語は、主人公である倉見が崖から突き落とされてしまうところから始まります。彼は同じ道場の仲間だったはずの「熊手」にはめられたのです。
奇跡的に生還したものの、記憶と視力を失ってしまった倉見。しかし彼は、唯一自分の中に残った柔道の記憶をたぐりよせ、再び柔道の場に舞い戻ります。
元々高い実力を持っていた倉見が、「くらやみ五段」として柔道界に名を轟かせるのには、それほど時間はかかりませんでした。
くらやみ五段の見どころは、主人公の倉見が血のにじむような努力をし、盲目というハンデを克服して「くらやみ五段」として舞い戻るところです。
ここのシーンは短い物語の中でも印象的で、盲目となって絶望した倉見の表情やセリフは、魅力的なみどころといえるでしょう。
また、この漫画のテーマのひとつとして設定されているのが、「父と娘の絆」です。倉見の娘である「オニ姫」は倉見のことを常に思って待ち続けるのですが、その祈りや心が倉見に届くことはあまりありません。
しかし、2人の絆は確かに存在しており、お互いに良い影響をもたらします。
この漫画では、倉見が盲目というハンデを背負いながらも、並み居る敵を次々と倒していきます。ハンデのある倉見が「くらやみ五段」として活躍していく姿は、かなり痛快です。
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
柔のミケランジェロ
ジャンル | 新感覚柔道 |
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連載期間 | 2018年 |
巻数 | 2巻 (完結) |
作者 | カクスイシュンスケ |
出版社 | 秋田書店 |
おすすめポイント
- 従来のスポ根漫画のアンチテーゼとなるテーマ
- 印象的で面白い表情や描写
- 異色の切り口
お得感No.1!(※1)まとめ買いにおすすめ
柔のミケランジェロは、「武橋高校」に身を置く三毛蘭丈を主人公として物語がはじまります。
彼は運動神経ゼロかつインドア派のいわゆる「オタク」なのですが、ある日突然、柔道部のエース獅子田に声をかけられます。
もちろん蘭丈は慌てるのですが、獅子田がいうには、蘭丈には特別な能力があるのだといいます。その話につられて、彼は柔道部の門を叩くのでした。
この漫画は、従来のスポーツ漫画のアンチテーゼがふんだんに含まれているのが特徴です。この漫画ではいわゆる「しごき」を絶対に描かず、そして「怪我をして努力をし続ける部員を美談にしない」ことに重きを置いています。
従来の「スポ根描写」への誤った解釈からさまざまな事件が起きてしまったため、作者は前述した描写を含まないように注意したそうです。もちろん、この漫画はただテーマを描くことだけに終始するわけではありません。
漫画の内容も読み応えがあり、面白いものとなっています。
見どころといえるのが、主人公蘭丈の面白い表情です。彼が投げるときにいわゆる顔芸をするのですが、その顔が誰もが知るムービースターにそっくりなのです。ぜひ彼の表情に注目してみてください。
また、主人公の持つ「才能」が異色の切り口であるのも見どころです。先述した通り、主人公は一般的に言う「オタク」です。そのため、スポーツの才能はほとんどありません。
しかし、彼は昔からフィギュアやコマ割りで人形を撮影してきたことにより、人体の重心の位置を「みただけでわかる」という才能を有していました。柔道漫画においてこうした切り口を用意するのは珍しく、斬新です。
この才能がどんな活躍をするのか、ぜひ注視してみてください。
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柔道一直線
ジャンル | 正統派柔道漫画 |
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連載期間 | 1967年~1971年 |
巻数 | 13巻 (完結) |
作者 | 梶原一騎 |
出版社 | 少年画報社 |
おすすめポイント
- 父の無念を晴らす硬派なストーリー
- 印象的で「少年漫画」的な必殺技の応酬
- どこか寂しくもまとまった展開
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この漫画は、東京オリンピックにおいて柔道で敗れ、ある男が命を落としたところからはじまります。彼の名前は一条。一流の柔道選手です。
その姿をみていた息子、一条直也は、父親の無念を晴らすため、柔道に身を捧げることを誓ったのでした。彼は父の無念を晴らすため「車周作」に師事して必殺技の「地獄車」を習得し、オリンピックでの優勝を目指すのでした。
この漫画のみどころは、古き良き硬派なストーリーです。父の無念を晴らすためにオリンピックを目指すというストーリーラインは、「巨人の星」から続く、スポーツ漫画の金字塔といってもいい展開です。よく知られているがゆえに印象的で硬派なストーリーは、みていて気持ちがいいです。
古き良き展開を楽しみたいという方には、ぜひおすすめしたい漫画だといえるでしょう。
また「必殺技」の応酬も見どころのひとつです。もちろんリアルな柔道からすれば荒唐無稽な必殺技なのですが、それがまた漫画的な脚色により高いレベルで仕上がっており、面白さに寄与しています。
主人公の地獄車をはじめ、多様な必殺技もまた、この漫画の見どころのひとつです。
また、展開も見どころです。ネタバレになるので詳しくは触れませんが、読み終えたあとには一抹の寂しさを覚えるような、印象的な展開がなされます。古い時代からの傑作なので、ぜひ一度楽しんでみてください。
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【まとめ】おすすめの柔道漫画はこれ!
さまざまな柔道漫画を紹介してきました。ここで紹介した柔道漫画は、いずれも印象的で読み終えたら爽やかな気持ちになったり、熱くなれる作品ばかりです。そのため、一概にこの中からナンバーワンを決めることはできません。
しかし、あえて一番のおすすめをあげるのなら、「もういっぽん!」でしょう。「もういっぽん!」は読んでいて痛快でありながら、時代錯誤ともいえる根性論や「しごき」の描写がほとんどないので、現代の価値観にマッチした、魅力的な作品となっています。
登場人物たちも個性的で魅力的で、読んでいると、全員に好感が持ててくるはずです。ぜひ「もういっぽん!」も読んでみてください。
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ピアラ編集部(編集者/ファクトチェック担当者)
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