イエイは2007年からスタートしており、多くの利用者のいる実績のある一括査定サイトです。
とはいえ、本当にイエイを利用してもいいのか気になる方も多いでしょう。
そこで、この記事ではイエイを実際に利用した人の口コミを調査し、詳しく紹介します。
あわせて、イエイを利用するメリット・デメリットや他社との違いも解説するので、参考にしてください、
\ 1分入力で分かる! /
イエイとは
イエイは、大手不動産一括査定サイトの一つです。
ここでは、イエイがどのようなサービスなのか基本情報を押さえておきましょう。
運営会社
イエイの運営会社は、株式会社じげんです。
東京に本社をかまえ、一括して検索や問い合わせを行えるEXサイトなどライフサービスプラットフォーム事業を展開しています。
イエイ以外にも、日本最大級の賃貸住宅情報サービス「賃貸スモッカ」や不動産業界特化型人材紹介サービス「リアルエステートWORKS」など多くのサイトを運営しています。
多くのサイトを運営している実績がある点も、安心して利用できるポイントと言えるでしょう。
なお、イエイはもともとセカイエ株式会社が運営していましたが、2023年にじげんへとウエイ会社が移行しています。
移行に伴い、じげんの豊富なサイト運営ノウハウでよりイエイの品質を高めていくことが期待できます。
対応エリア
イエイは、全国に対応しています。
全国に提携不動産会社があるので、地方でも査定を受けられる可能性も高いでしょう。
提携不動産会社もセンチュリー21や大京穴吹不動産・ハウスドゥなど大手から、地域密着型の中小まで幅広くあります。
とくに、地方は一括査定サイトを利用しようと思っても、査定できる不動産会社が少ない・対応していないというケースはすくなくありません。
その点、全国に提携不動産会社のあるイエイなら地方でも安心して利用できるでしょう。
競合他社との違い
大手不動産一括査定サイトの提携会社数などを比較した表は、以下の通りです。
サイト名 | 提携会社数 | 同時依頼社数 | 訪問査定率 | キャンセル率 | 査定数 |
---|---|---|---|---|---|
LIFULL HOME’S | 約4,500社 | 10社 | 30.4% | 5.1% | 3,177件 |
イエウール | 約2,300社 | 6社 | 12.3% | 13.0% | 13,955件 |
リビンマッチ | 約1,700社 | 6社 | 13.1% | 17.9% | 10,262件 |
イエイ | 1,700社以上 | 6社 | 不明 | 不明 | 不明 |
イエイは、不動産のミカタ訪問査定率調査の対象外のため、訪問査定率などが不明です。
提携不動産数や査定依頼数で比較してみると、イエイの提携会社数はそこまで多くはないと言えるでしょう。
ただし、一括査定サイトでは提携会社数の多さだけでなく、会社の質やバランスも重要になるので、会社数が少ないからと言ってマイナスとなるわけではありません。
イエイの評判・口コミ
ここでは、イエイの評判・口コミを見ていきましょう。
イエイの口コミには、以下のようなものがあります。
イエイで査定依頼しました!
この前した家ウールは取り扱い業者がいなくて査定できず😅
代わりにイエイってサイトで査定依頼しました!
早く家の価値を把握せねば(^^)
出典元:X
イエイで3社から回答
自宅の資産価値の概算が知りたくて、イエウールに一括査定をお願いしたが、対応不可‼️
イエイにお願いしたら、1週間以内に3社から回答をいただきました✨
概算の査定結果は、残りのローン額より低い金額だけど、我が家の純資産がマイナスにならないことを確認✏️
FP勉強を引き継ぎ頑張ります☺️
出典元:X
現状認識できた
昨日、申し込んだイエイから査定結果が届きました!
その結果、我が家のB/Sはマイナスだったー!
やっぱりー笑😂
現状を認識できたので良かったです。
純資産黒字化に向けて走ります🏃♂️
出典元:X
まともに査定してくれない会社もある
自宅売却の一括査定をするサイトがネットにはたくさんあるけど『イエイ』で「6社」に頼んだら、まともな査定してくれたのは2社のみ。
酷い会社は近所に「あそこの家、査定頼まれたんですけど売る気あるんですかねー?」と聞いて回ってた。最悪
出典元:X
イエイは、全国に提携不動産会社があり幅広い不動産種類に対応していることから、他の一括査定サイトで査定できない物件も査定できたという口コミが多く見られました。
ただし、査定依頼後の対応は不動産会社に任されているので、中には対応の悪い会社もいるようです。
とはいえ、口コミはあくまで目安です。
良い口コミ・悪い口コミ両方の意見を参考に、利用するかの一つの判断材料とするとよいでしょう。
イエイを利用するメリット
イエイを利用するメリットとして、下記の4つが挙げられます。
- 提携不動産会社数が豊富
- 物件種別が豊富
- お断り代行サービスがある
- サポート体制が充実している
それぞれ詳しくみていきましょう。
提携不動産会社数が豊富
イエイは、全国に提携不動産会社が存在します。
一般的に、一括査定サイトでは不動産情報を入力した後、その物件に対応している不動産会社が提案されます。
そのため、提携する不動産会社の多さや種類は重要です。
提携する不動産会社が多ければ、査定してもらえる不動産会社も多い可能性があるでしょう。
また、提携する不動産会社は大手や中小などバランスが良いことも重要です。
大手には販売力さサービスなどの強みがあり、最新の販売ツールで県外でも対応できるなどの魅力があります。
一方、中小には地域の情報に精通しており独自の販売ルーツがあるなどの魅力があるものです。
そのため、査定を受ける際には大手だけではなく中小まで依頼するほうが、効率よく売却しやすくなります。
イエイは、全国に提携不動産がいるだけでなく、大手から地域密着の中小まで提携しています。
さまざまな不動産会社で査定を受けやすいので、満足いく売却を目指しやすくなるでしょう。
物件種別が豊富
イエイで査定依頼できる不動産の種類は、下記の通りです。
- 分譲マンション
- 一戸建て
- 土地
- ビル一室
- アパート・マンション一棟
- ビル一棟
- 工場・倉庫
- 店舗・事務所
- 農地・畑・田んぼ
- 山林
- その他
一般的に、一括査定サイトではマンションや戸建て・土地には対応していても、工場や倉庫など特殊な不動産には対応していないケースが多くあります。
その点、イエイであればマイホームだけでなく、収益物件や特殊物件まで幅広く査定依頼できるので、特殊な不動産を売却したい人のもおすすめです。
お断り代行サービスがある
お断り代行サービスとは、不動産会社へのお断りの連絡を代行してくれるサービスです。
不動産一括査定と受けると、不動産会社から査定結果だけでなく営業電話が入ってくるケースがほとんどです。
とはいえ、すべての不動産会社で売却を進めるわけでなく、選ばなかった不動産会社は断る必要があります。
自分で毅然と断ることができる人なら問題ないでしょう。
しかし、すべての人が断るのが得意なわけではありません。
「担当者が良い人で断りにくい」「うまく断るのを切り出せない」など、なかなか断れない方も少なくありません。
お断り代行サービスを利用すれば、イエイのサポートデスクがあなたに代わって不動産会社に断りの連絡をしてくれます。
断るのが苦手な人でも安心して利用できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
サポート体制が充実している
イエイはお断り代行サービス以外にも、「イエローカード制度」や「査定後のフォロー」「なんでも相談」などサポート体制が充実しています。
- イエローカード制度:利用者からクレームのある不動産会社の廃除
- 査定後のフォロー:査定後の状況を確認して不利益にならないようにアドバイス
- なんでも相談:メールや対面で不動産売却に関する相談が可能
上記のようなサポート体制で、不動産売却をしっかりサポートしてくれるので初めて査定を検討している人でも利用しやすいでしょう。
イエイのデメリットや注意点・弱み
イエイにもデメリットがあるので、デメリットまで把握しておくことが大切です。
イエイのデメリットや注意点・弱みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 匿名査定できない
- 訪問査定率などのデータが不明である
- サイトがシンプルすぎる
それぞれ詳しくみていきましょう。
匿名査定できない
匿名査定とは、査定依頼時に氏名や住所・連絡先と言った個人情報を提供せずに査定してもらう方法です。
匿名査定であれば、査定依頼後に営業電話がかかってくることがありません。
査定は受けたいけど営業電話を受けたくないという人に適した査定と言えるでしょう。
イエイの一括査定では、個人情報の入力が必要です。
そのため、査定依頼後に不動産会社から営業電話がかかってくる可能性が高い点には注意しましょう。
ただし、イエイにはお断り代行サービスやイエローカード制度があり、営業に困っても対応してもらえるので比較的安心して利用できます。
訪問査定率などのデータが不明である
先述した他社との比較表にもあるように、イエイは訪問査定率のデータが不明です。
一括査定サイトの訪問査定率を調査している「不動産のミカタ調査」では、イエイは対象外のため、訪問査定率がわかりません。
訪問査定とは、実際に不動産会社の担当者が訪問して査定する方法です。
一般的には、一括査定などの机上査定後に、訪問査定を受けて売却する流れが多いでしょう。
そのため、訪問査定率が高いサイトは、売却したいと思える不動産会社と出会いやすいサイトとも言えます。
しかし、イエイは訪問査定率が不明なため、どれくらい売却に進んでいるのかが分からないという点は注意が必要です。
サイトがシンプルすぎる
イエイの一括査定サイトは比較的シンプルな作りです。
そのため、情報量が少なく売却に関して調べたいことがある人には物足りなく感じてしまう可能性があるでしょう。
一方、シンプルな作りなので査定の仕方が分かりやすいということがなく、査定を希望してサイトを訪れる人は使いやすいというメリットもあります。
また、イエイは2023年に一括査定やマッチングサイトなどの運営に強みのある会社に運営会社が移行しています。
今後、サイトが充実している可能性は高いと言えるでしょう。
イエイと他社との違い
ここでは、イエイと他社との違いとして次の2点をみていきましょう。
- 不動産一括サイトの老舗である
- 悪質な不動産会社は提携解除しており安心して利用しやすい
不動産一括サイトの老舗である
イエイは2007年からサービスを開始し、15年以上の実績があります。
日本で初めて不動産の一括査定サイトが開始されたのが2001年であることからも、イエイは老舗に属する一括査定サイトと言えます。
長年運営されているということは、信頼性の高さにもつながります。
また、利用実績が400万にという点も、単純に15年で割れば1年で約27万人、1日当たり約740人の利用がある事になります。
多くの人に選ばれているサイトという点も、安心して利用できるポイントと言えるでしょう。
悪質な不動産会社は提携解除しており安心して利用しやすい
先述したように、イエイにはイエローカード制度があるので、利用者からクレームの入った不動産会社は排除されます。
提携する不動産会社の数は一括査定サイトを選ぶうえで重要ですが、会社の質も大切です。
悪質な業者が混じっていると、強引な営業などで安心して利用できなくなります。
その点、イエイは悪質な業者の排除を徹底しているので、心配なく利用できるでしょう。
イエイを利用するのがおすすめな人
イエイの特徴やメリットから、イエイがおすすめな人の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
- すぐに査定したい人
- 特殊な物件を査定したい人
- 自分から断りにくい人
それぞれ解説します。
すぐに査定したい人
イエイの一括査定は、60秒の入力が簡単に依頼できます。
利用者数が多いのも、知名度だけでなく利用しやすいシステムであることも考えられるでしょう。
また、サイトもシンプルで分かりやすいので、査定をすぐに受けたい人のおすすめです。
特殊な物件を査定したい人
イエイは、取り扱い不動産の種類が豊富という特徴があります。
一棟アパートなどの収益物件だけでなく、店舗や事務所・工場、さらには田畑にまで対応しているのは他の一括査定サイトと比べても大きな違いと言えるでしょう。
特殊な不動産は、どこに査定依頼すればいいのか悩む方も多いものです。
イエイであれば、収益不動産や特殊な不動産にも対応しているので、特殊な不動産を売りたい人や投資家や法人でも利用しやすいでしょう。
自分から断りにくい人
イエイにはお断り代行サービスがあるので、断るのが苦手な人にもおすすめです。
親切な不動産会社に断りを入れるのは心苦しいものです。
なかなか断り切れないことでストレスを抱える人もいるでしょう。
サービスを利用する・しないに関わらず、お断り代行サービスがあるというだけでも、断りにくい人の安心材料になるものです。
お断り代行サービスは提携不動産会社以外でも利用できる点も、イエイが利用者を大切にしている姿勢が分かります。
他にも、相談窓口などサポートが充実しているので、一括査定サイトの利用に不安がある人でも安心して利用できるでしょう。
査定を依頼する流れ
ここでは、イエイで査定依頼する流れを見ていきましょう。
イエイの査定は、60秒ほどの簡単な入力で依頼できます。
大まかな査定依頼の流れは、下記の通りです。
- 物件情報の入力
- 不動産会社の選択
- 不動産会社から査定結果が届く
1.物件情報の入力
まずは、イエイの公式サイトから査定依頼の入力フォームへアクセスし、下記の情報を入力します。
- 物件の種類
- 物件の所在地
- 居住状況
- 物件との関係
- 築年数
- 間取り
- 査定依頼理由
- 売却希望時期
- 土地・建物面積
物件の情報をすべて入力したら、依頼者の名前・年齢・電話番号・メールアドレスを入力します。
物件情報の入力は、すべて選択して入力できるのでキーボートを利用することはありません。
間取りや面積などは大まかな情報でも査定依頼できますが、査定の精度を上げるにはできるだけ正確な情報が必要です。
事前に、調べておくとスムーズに査定依頼を進められるでしょう。
2.不動産会社の選択
必要な情報をすべて入力すると、査定できる不動産会社が表示されます。
表示された不動産会社の中から最大6社選んで査定依頼可能です。
不動産会社を選んだら無料査定スタートをクリックして査定を依頼しましょう。
3.不動産会社から査定結果が届く
査定依頼完了後は、選択した不動産会社から査定結果が届くのを待ちます。
依頼して不動産会社によって結果が届くまでの日数は異なりますが、即日~数日で結果が届くのが一般的でしょう。
また、査定結果はメールまたは電話で届くので、見逃しがないように注意しましょう。
よくある質問
最後に、イエイに関するよくある質問をご紹介します。
イエイで利用できるキャンペーンはある?
イエイでは、2024年3月時点でAmazonギフトカードを貰えるキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの詳細は下記の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
キャンペーン特典 | Amazonギフトカード最大10万円分 (売買価格に応じて5,000円分~10万円分) |
対象条件 | イエイで査定依頼した不動産会社と媒介契約し、売買契約が成立した人 |
申込方法 | 物件引き渡し日から1週間以内にキャンペーンフォームからアンケートへの回答 |
本キャンペーンは、イエイで査定依頼した不動産会社と媒介契約し、その会社で売買契約を成立させた方が対象です。
これからイエイで査定依頼を検討している人は、ぜひキャンペーン内容もチェックしてみてください。
イエイを利用するとしつこく営業されるの?
イエイで査定依頼を出すと、複数社から査定に関する連絡があります。
これについては、査定依頼を出していることなので、対応していく必要があるでしょう。
その後、不動産会社によっては、じっくり検討したいのにも関わらずしつこく営業電話をかけられるといったことがあるかもしれません。
こうした、しつこい営業等に対しては、イエイのお断り代行サービスの利用がおすすめです。
なお、イエイにはイエローカード制度もあり、過去にしつこい営業などでクレームが入った不動産会社はすでに廃除されている可能性もあります。
こうしたことから、一括査定サイトを利用するとしつこく営業されるのでは、と感じている方にとて、イエイは利用しやすい会社だということができるでしょう。
イエイの利用にお金はかかる?
イエイは無料で利用できます。
ただし、イエイを利用して不動産会社の査定を受けて、その不動産会社と媒介契約を結び、売買が成立した場合には不動産会社に対して仲介手数料を支払う必要があります。
とはいえ、これはイエイを利用せずとも、不動産会社に仲介を依頼して不動産を売却する場合も同様です。
イエイは不動産会社から成約手数料を受け取る形となっており、売主側の費用負担はゼロです。
まとめ
ここまで、不動産一括査定サイト「イエイ」の評判やメリット・デメリット、査定の流れについて解説してきました。
不動産一括査定の老舗ともいえるイエイは、お断りサービスやイエローカード制度などお客様サポートが充実しています。
長年の運用実績や利用者の多さからも、信頼性が高く安心して利用できるサイトと言えるでしょう。
ただし、訪問査定率などの詳細なデータがない点には注意が必要です。
イエイは2024年3月時点でAmazonギフト券を貰えるキャンペーンも実施しているので、この機会に一括査定を依頼してみてはいかがでしょう。
\ 1分入力で分かる! /