すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の口コミ・評判 | メリット・デメリットと利用をおすすめする人

すみふの仲介ステップ

大手不動産会社・住友不動産株式会社が展開する「すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)」。

TVのCMやネット上の広告などで目にしたこともあるのではないでしょうか。

不動産売却には、様々な懸念事項があります。取引で後悔しないためにも、できれば信頼できる事業者を頼りたいところです。

その点でいうと、抜群の知名度を誇る大手企業・住友不動産株式会社の仲介事業なら安心と思われる人もいるでしょう。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか?

この記事では、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の特徴やメリット・デメリット、口コミ・評判まで詳しく解説していきます。

これから不動産売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

当メディアは、不動産取引に関する法律を遵守し、株式会社ピアラ(東京証券取引所スタンダード 証券コード7044)が運営しています。また、宅地建物取引士の資格を有する専門家が監修のもと、不動産競売物件不動産所得不動産登記法などの最新情報も記事内に反映させています。

目次

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)とは?

すみふの仲介ステップの概要

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は、住友不動産株式会社が展開する個人向け不動産仲介事業です。

運営する住友不動産株式会社は、世界最古の歴史を持つ財閥・住友財閥の流れを汲む住友グループに属しています。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)以外にも、駐車場経営の「住友不動産の月極駐車場」や、ハウスクリーニング、ケータリング、レストランといった、不動産のみに留まらず幅広い事業展開をしているのが特徴です。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、個人向け不動産仲介事業として、マンション、一戸建て、土地の売却・購入、賃貸をサポートしています。

基本情報

項目内容
会社名住友不動産販売株式会社
(Sumitomo Real Estate Sales Co., Ltd.)
本店所在地東京都新宿区西新宿二丁目6番1号
設立1975年3月1日
代表者代表取締役社長 青木 斗益
資本金2,970百万円※
従業員数3,166名※
事業内容1.不動産の売買、賃貸の仲介業務
2.不動産の受託販売業務
3.不動産の賃貸業務
4.前各号に付帯関連する業務
許認可宅地建物取引業 国土交通大臣(13)第2077号 ほか
営業拠点全国205営業センター※
特徴・住友不動産グループの総合力を活かした広告戦略やサービス
・ステップオークションによる早期売却
・住友不動産グループ関連物件所有者向けの仲介手数料割引
※2024年4月時点

仲介手数料はいくらなのか

すみふの仲介ステップのホームページ上では仲介手数料の具体的な金額の掲載はありません。

基本的に、「仲介手数料半額」「仲介手数料定額制」などと謳っている仲介会社以外では、宅地建物取引業法で定められた上限金額が適用されます。

宅地建物取引業法で定められた仲介手数料の上限額は以下の通りです。

不動産の売買価格仲介手数料の上限額
400万円超(売買価格×3.0%+6万円)+消費税
200万円~400万円以下(売買価格×4.0%+2万円)+消費税
200万円以下(売買価格×5.0%)+消費税

住友不動産販売では、仲介手数料の値引きや割引サービスはありません。そのため、価格交渉はほとんどできないと考えて良いでしょう。

ただし、以下の条件に該当する場合は、仲介手数料の割引特典があります。

  • 住友不動産分譲マンションを売却する場合、仲介手数料を20%割引
  • 住友不動産グループ関連物件を売却する場合、仲介手数料を10%割引

テレビCMについて

住友不動産販売は、「すみふの仲介ステップ」のブランド名でテレビCMを放映しています。

2021年以降のCMには、「住み替え編」「実感の声編」「創業編」などのバリエーションあり。「住み替え編」のCMでは、住み替えの相談を勧めるメッセージが伝えられています。

「実感の声編」では、マンションや戸建ての売却で住友不動産販売を利用した人の声を紹介。「創業編」のCMでは、1975年の創業から数多くの相談に応えてきたことをアピールする内容となっています。

CMを通して、住友不動産販売が売主や買主の懸け橋となり、不動産仲介のサポートを行っていることが伝えられており、住み替えや不動産売却の相談を促す内容となっていることがわかります。

なお、CMに登場するオレンジのスカーフを巻いた女優は「岡野真也(おかのまや)」さんです。

店舗と対応エリアについて

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の店舗は以下の地域にあります。

東京都

  • 都心部(千代田区・中央区・港区・新宿区)
  • 城北・城西(文京区・豊島区・中野区・杉並区・練馬区)
  • 城東(台東区・墨田区・江東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区)
  • 城南(品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区)
  • 都下東部・北部、都下南部

神奈川県

  • 川崎市
  • 横浜市北部、横浜市南部
  • 相模原市・大和市
  • 湘南・横須賀エリア
  • 神奈川県央・西部

埼玉県

  • さいたま市・埼玉県東部
  • 埼玉県西部

千葉県

  • 千葉市・千葉県西部
  • 千葉県北西部

大阪府

  • 大阪市内
  • 堺市
  • 大阪府北部、東部、南東部、南西部

兵庫県

  • 神戸市
  • 阪神間
  • 川西市・宝塚市・三田市
  • 明石市
  • 姫路市

その他、京都府、滋賀県、奈良県、愛知県、広島県、岡山県、福岡県など、全国に合計205の営業センターを展開しています。

特に首都圏と関西圏に店舗が集中しており、主要駅の近くに多くの営業センターを構えているのが特徴です。

注意点として、直営の営業センターがない都道府県もあるため、利用できない地域もあります。特に農地や山林など、都市部や市街地以外の物件の売却には対応が難しい場合があるようです。

仲介実績について

住友不動産販売の仲介実績は以下の通りです。

2022年3月期

  • 仲介件数: 38,144件
  • 仲介取扱高: 1兆4,533億8,700万円

2023年3月期

  • 仲介件数: 34,906件
  • 仲介取扱高: 1兆3,961億2,700万円

2024年3月期

  • 仲介件数: 31,258件
  • 仲介取扱高: 1兆2,528億4,500万円

2022年3月期から2024年3月期にかけて、仲介件数、仲介取扱高ともに減少傾向にあることがわかります。ただし、いずれの年度も仲介取扱高は1兆円を超える高水準を維持しています。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の特徴

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の大きな特徴として、以下の4つを解説します。

  • 不動産売却価格をAIが無料で査定
  • 安心・安全な取引を叶える豊富なサポート
  • バリエーション豊かな売却活動
  • 売買契約後に受けられるさまざまな優待

不動産売却価格をAIが無料で査定

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、AIを利用した無料査定サービス「ステップAI査定」を提供しています。

ステップAI査定

査定にかかる時間は最短60秒と非常にスピーディーで、利用に際して必要なものは氏名と結果通知用のメールアドレスのみ。

電話番号は不要です。

一度登録すれば専用のマイページができるため、継続して最新の査定価格を確認することもできます。

また、すでに他社の仲介にて売却中の物件でも査定可能です。

さらに、利用者からの申し出が無い限り、営業担当者から連絡が来ることもありません。

都合の良いタイミングで気軽に査定が出来るため、不動産売却に興味はあるけどまずは査定価格だけ見て検討したいという人にはピッタリのサービスと言えるでしょう。

ただし、自分が所有していない物件の査定は出来ないため、利用の際はご注意ください。

安心・安全な取引を叶える豊富なサポート

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、以下のような売却サポートがあります。

お取引後のサービス

  • 建物補修
  • 設備補修

売却ステップアップ

  • 戸建てクリーン
  • マンションおそうじ
  • 空地草刈り
  • 壁床ポイントリペア
  • バーチャルステージング
  • ホームステージング
  • ルームアレンジメント
  • プロカメラマン撮影

調査安心サポート

  • 住まいの健康度チェック
  • 宅地測量
  • 土地調査 ※有償
  • 建物調査 ※有償
  • 空家巡回 ※有償

買替相続サポート

  • 買替購入立替
  • 相続診断
  • 相続税立替

出典:すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)Webサイト

査定価格が一定以上であるなどの利用条件はありますが、ほとんどのサポートを無料で受けることができます

特に、売却物件のクリーニングやステージング(家具や照明、小物を使用して室内をモデルルームのように演出すること)は、個人では対応が難しい部分です。

プロの力を借りることで、よりスムーズな売却につながるでしょう。

また、同時に住み替えをする場合には、買替物件の購入代金を立替えてもらい、不動産の売却代金で返済する「買替購入立替」を利用することもできます。

不動産売却を行うさまざまな背景を考慮した、豊富なサポートが揃っていると言えるでしょう。

バリエーション豊かな売却活動

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)ではバリエーション豊かな売却活動が行われています。

内容は以下の通りです。

  • 全国205ヶ所の直営ネットワーク
  • 豊富な顧客ストック
  • ステップオークション(宅地建物取引業者への紹介)
  • 住友不動産販売公式ホームページへの掲載
  • 大手ポータルサイトへの掲載
  • 店頭パネル、デジタルサイネージ
  • 不動産指定流通機構(レインズ)への登録
  • 専任の営業担当

出典:すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)Webサイト

大手仲介業者ならではのネットワークと顧客ストックを活かしつつ、売却先を宅地建物取引業者にまで広げているところがポイントです。

また、自社ネットワークのみに留まらずポータルサイトやレインズも利用することで、幅広い人の目に留まるよう工夫されているのがわかります。

より多くの注目を集め迅速な売却を希望している人には、心強い営業体制であるといえるでしょう。

売買契約後に受けられるさまざまな優待

すみふの仲介(住友不動産販売)での売買契約が成立した場合、以下のような優待を受けることができます。

  • リフォーム工事請負金額を3%OFF
  • 注文住宅工事金額を5%OFF
  • 家具・インテリアを特別優待価格で購入可能
  • フィットネスクラブの入会金・1ヶ月分の会費0円
  • ケータリングを通常価格から10%OFF

出典:売買のお客様向けサービス|住友不動産販売 (stepon.co.jp)

住み替えをする人なら、特に嬉しい特典が揃っています。

家具・インテリアに関してはハイブランドもラインナップされているため、普段は手が届かないと諦めている品にも、思い切って挑戦できるかもしれません。

また、フィットネスやケータリングは、すみふの仲介(住友不動産販売)の運営である住友不動産株式会社の幅広い事業内容を活かした、特徴的な優待であるといえるでしょう。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は最悪?悪い口コミ・評判

すみふの仲介ステップの評判はどう

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)を検討するにあたっては、実際の利用者の声も気になるところです。

ここでは、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の悪い口コミ・評判を紹介します。

良い口コミ・評判も後ほど紹介するので、合わせてご覧ください。

入居者への配慮が足りない

中古マンションの購入を検討している方に物件案内をする際、入居者の邪魔にならないように案内をするのが基本だと思うが通路や廊下を塞いだ横並びで歩いていることにビックリした。
営業3人のうち新人くんは気づいていたけど先輩は全く気づいてないのが情けない

出典:X

担当者からの連絡が無い

一般媒介で我が家の仲介を依頼しました。最初に契約書を交わすまでは問題ありませんでしたが

契約書を交わして1組は内覧に来ていただきましたが、あとは何もありません。

販売活動はネットのアクセスを待つのみで、販売報告は判をついたような内容ばかり…。

結局、他の不動産の仲介で無事に売買成立しました。

その後、営業さん宛てに売買が成立した旨を連絡しましたが、何の返信もありませんでした。

大手なのに残念なことばかりでした。

出典:みん評

希望の売却価格になりにくい

営業担当が「1円でも高く売ります」と言ってくれていたが、購入を検討してくれている方が値引き交渉してくると、すぐに対応することとなり、結局希望売却額よりも安い価格で売ることになってしまい残念。

出典:おうちの語り部

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、担当者に対する悪い口コミがしばしばあります。

不動産会社の営業担当者はノルマなどの強いプレッシャーもあることから、つい営業に熱が入り、気配りに欠けてしまう人も少なくありません。

さらに、一人ひとりの希望に応えられるような、きめ細やかな対応が難しい部分もあるようです。

それほど多くの顧客を抱えているということでもありますが、利用者が不信感を覚えても仕方がないと言えるでしょう。

どうしても担当者が合わない場合は、不動産会社に担当者変更を依頼するのも一つの手です。

ただし、口コミは不満がある人ほど投稿する傾向にあります。

悪い口コミや評判を鵜呑みにするのではなく、あくまで参考意見として頭に入れておくのがよいでしょう。

その他、独自のインターネット調査で集めたすみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の悪い口コミ要旨をいかに掲載しておきます。

悪い口コミのまとめ

  • 担当者の知識不足があり、営業マンを変更してもらった
  • 担当者が一方的に話すので、質問する雰囲気ではなかった
  • 質問やクレームに対して、対応までの時間がとにかくかかる
  • 担当者ごとに対応が異なること。担当者間で情報共有ができていない
  • 最初は「もっと高く売れる」と言われていたのに、最終的には値下げをすることになった
  • 一般媒介で依頼したが、契約後は販売活動がネットのアクセス待ちのみで、販売報告も形式的な内容ばかりだった
  • 設計とインテリアコーディネーターが別会社に委託しているため、話がスムーズに進まず、何度も打ち合わせに行く必要があった
  • 設計料が他社と比べてかなり高い
  • できると言われたことが後から「できない」と言われることがあった
  • 資金計画がずさんで、いきなり予定外の費用が発生すると言われた
  • 囲い込みが多いと言われており、高値売却や早期売却の機会を逃す可能性がある
  • 農地や山林など、都市部の物件以外への対応が難しい

これらは一部の利用者の意見であり、全体的な評価を表すものではないことにご留意ください

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)はおすすめ?良い口コミ・評判

続いては、良い口コミ・評判を紹介します。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は良い口コミ多いので、悪い口コミと併せてぜひ参考にしてください。

納得できる営業トーク

住友不動産販売に自宅を査定してもらいました。曰く「コロナで企業の地方赴任や海外赴任が激減して東京の売り物が減ったことがコロナ後に物件価格が急騰した理由です。足元で少し落ち着いたのは赴任が可能になってきたからです。売るなら今です」 ポジショントークですが相場の背景には納得。

出典:X

スピーディーな売却

私も持ち家を売却する前は、本当に売れるのか不安でした。でもこちらに仲介を頼んだら、予想以上に早く売れたので満足です。「半年くらいかかるのでは?」と考えていたら、契約から2か月ほどで売却先を見つけてくれたので、これには驚きましたね。

出典:みん評

親の資産整理を速やかに済ませたかったので、早く売れて非常に良かった。空き家問題を自分が背負うことにならなかったので、気が楽になった。価格に拘らなかったのが良かったと思う。

出典:おうちの語り部

熱心だが簡潔でストレスフリーな対応

熱心に売買活動に取り組んでいただけた。また、必要以上の電話連絡もなく、ストレスなく対応していただいた。他の不動産会社からは必要以上に電話があり、少し嫌気がさしていたが、担当者は必要最低限の連絡で迅速かつ、簡潔に対応していただけた。

出典:おうちの語り部

良い口コミでは、売却までのスピードと担当者を評価する声が多くありました。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、経験・知識豊富な担当者のサポートによって迅速でストレスのない不動産売却ができると考えられます。

紹介した口コミにもあるように、不動産売却の利用者には資産整理などで早く家や土地を手放したいと考えている人も少なくありません。

そのため、スピーディーな対応を求める場合には心強い存在となるでしょう。

上記の他、当サイトが集めたすみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の良い口コミを以下にまとめます。

良い口コミまとめ

  • 担当者の対応が丁寧で、売却までの流れを詳しく説明してくれた
  • 大手ならではの豊富な顧客データを活かし、早期に買主を見つけてくれた
  • 担当者の知識が豊富で、的確なアドバイスをもらえた
  • 売却価格の交渉を粘り強く行ってくれ、希望に近い価格で売却できた
  • 不動産のプロとして、売却までの段取りがスムーズだった
  • 必要以上の連絡もなく、ストレスなく売却活動を任せられた
  • 担当者の人柄が良く、安心して売却を任せられた
  • 広告やオープンハウスなど、積極的な販売活動を行ってくれた
  • 売却後のアフターフォローもしっかりしていて、最後まで誠実に対応してくれた
  • AIを活用した査定で、客観的な売却価格の目安がわかり参考になった
  • 住友不動産グループの総合力を活かした広告展開で、多くの購入希望者を集められた
  • ステップオークションで早期売却を実現できた
  • 物件の魅力を引き出す工夫をしてくれ、良い条件で売却できた

以上のように、担当者の能力の高さや人柄の良さ、スピーディーな売却、販売活動の積極性など、すみふの仲介ステップには高い評価の口コミが多く見られました。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の3つのメリット

ここでは、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)のメリットとして、以下の3つを解説します。

  • 大手ならではのネットワークを活かした早期売却
  • AI査定を利用し自分のタイミングで売却を検討できる
  • 専任担当者による一貫したサポート

大手ならではのネットワークを活かした早期売却

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は、全国205ヶ所の営業センターに加え、大手ポータルサイトやレインズ(不動産指定流通機構)にも物件情報を登録しているため、より多く幅広い人の目に留まりやすくなっています

また、売却する物件の特徴によっては、宅地建物取引業者にまで売却先を広げる「ステップオークション」を提案してもらえることもあります。

実際、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)に対する口コミでも、スピーディーな売却を評価する声が多くあがっていました。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)を利用すれば、不動産の早期売却が見込めると言えるでしょう。

AI査定を利用し自分のタイミングで売却を検討できる

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、AIを利用した無料査定サービス「ステップAI査定」を提供しています。

最短60秒での査定が可能な上、一度登録すればマイページから継続的に最新査定価格のチェックが可能です。

さらに、希望しない限りは登録後に営業担当者から連絡が来ることはありません。

査定価格の変動を見ながら売却時期を決めたい、他社で売却中だけどもっと高く売れないか比較検討したいといった場合には、非常に便利なサービスと言えるでしょう。

専任担当者による一貫したサポート

不動産の売却活動は、想定より時間がかかることも珍しくありません。

そんな時に頼れるのが、担当者の存在です。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、問合せ時から、売却活動における広告戦略、契約、引き渡しに至るまで、専任の担当者が一貫して取引を担当しています。

利用者の要望を理解した上で取引をすすめてくれるため、安心して売却を任せられるでしょう。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)のデメリット

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)にもデメリットはあります。

デメリットも併せて把握した上で判断することが大切です。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)のデメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

  • サービス対応範囲外の地域がある
  • 小規模業者の方が有利となる場合もある

サービス対応範囲外の地域がある

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は全国展開しており、他の大手不動産会社と比べても店舗数は多いほうです。

しかし、すべての都道府県に店舗があるというわけではありません。

2024年6月時点ですみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の店舗があるのは、首都圏や関西を中心とした15都道府県が主であり、地方で店舗がある県は多くありません。

例えば、首都圏であれば東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみ、東海は愛知県のみです。

店舗の無い都道府県でも一部地域は対応可能ですが、それでも東北は宮城県のみに留まります。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の公式Webサイトから査定依頼のページを確認すると、サービス対応エリア外の地域は査定不可の旨が表示されます。

所有している不動産がサービス対応範囲外にある場合は売却できない可能性があるので注意しましょう。

中小規模業者の方が有利となる場合もある

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は大手ならではの広いネットワークが魅力です。

しかし一方で、特定の地域に特化したきめ細やかなサービスや情報が手に入りにくい可能性があります。

その点でいえば、特定の地域で長く活動している中小規模の不動産会社の方がアドバンテージを持っている場合もあるでしょう。

不動産売却を行う際には、いくつかの不動産会社で比較検討をするのがおすすめです。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)がおすすめな人

すみふの仲介ステップがおすすめな人

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の特徴やメリットを踏まえて、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)が向いている人の特徴を解説します。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は以下のような人におすすめです。

  • 不動産をなるべく早く売却したい人
  • 大手の会社に任せたい人
  • 特殊な物件を売りたい人

不動産をなるべく早く売却したい人

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は多様な広告戦略やステップオークションなどを駆使した早期売却に定評があります。

親が亡くなったので実家が空家になる、または引っ越しをするなどの事情から、なるべく早く所有物件を売却したい人にはおすすめです。

大手の会社に任せたい人

大手企業のサポートを期待したいという人にも、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)はおすすめです。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)には、全国205ヶ所の営業センターや大手ポータルサイトなどのネットワークを活かした高い販売力があります。

また、設備・建物補修やステージングといった売却サポートも充実しています。

大手ならではの安心感を優先して売却したいという人は、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)に相談してみるとよいでしょう。

特殊な物件を売りたい人

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、大型の宅地や、容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)の高い土地、古い建物つきの土地といった、特性のある物件をステップオークションで売却することができます。

ステップオークションは、購入者を一般個人に限定しません。

売却先を宅地建物取引業者にまで広げるため、一般の購入者が買うには大きすぎたり、古い建物が残っているような土地でも、スムーズに売却できる可能性があります

やや特殊な物件を売りたいという人は、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)を検討してみるとよいでしょう。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)がおすすめではない人

反対に、以下のような方には、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)はあまりおすすめできません

  • 地方在住・エリア対象外の人
  • 売却価格を妥協したくない人

地方在住・エリア対象外の人

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は、首都圏や関西に強みがある反面、地方など一部のエリアではサービスを受けられません

近くに店舗が無い場合でも、エリアによっては売却出来る可能性もありますが、近隣都道府県にも店舗が無いと非常に難しくなるでしょう。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)を検討する際は、まず所有している不動産が対応可能エリア内にあるか確認することが重要です。

売却価格を妥協したくない人

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、100%希望の売却価格になるとは限りません

仲介業者である以上、買主との交渉にも時間を要します。

もちろん、担当者も可能な限り売主の要望に沿ってくれるでしょうが、あまりにも価格に固執していると売却時期を逃してしまう可能性もあります。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の担当者は豊富な知識を持っているため、適切な売却価格について詳しく相談するのがよいでしょう。

すみふの仲介ステップで不動産を売却する際の注意点

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)で不動産を売却する際、スムーズに取引を進めるためにはいくつかの注意点があります。

ここでは、媒介契約の理解、物件情報の伝達、売却価格の設定、購入申込みへの対応、住み替えのタイミングの5点について詳しく解説します。

媒介契約の内容を十分に理解する

不動産売却の第一歩は、仲介会社との媒介契約を結ぶことです。すみふの仲介ステップでは、専属専任媒介、専任媒介、一般媒介の3種類の契約形態があります。

専属専任媒介は、一社に売却活動を任せる代わりに、他社での売却活動が制限されます。専任媒介は、一社に売却活動を任せますが、売主自身で買主を見つけることができます。一般媒介は、複数の仲介会社に売却活動を依頼できますが、売却活動の優先順位は低くなります。

契約形態によって、仲介会社の売却活動の内容や、売主の権利義務が異なります。また、媒介契約期間や仲介手数料率なども契約内容に含まれます。契約書にサインする前に、契約内容を十分に理解し、疑問点は担当者に確認しておくことが重要です。

物件の現況を正確に伝える

物件の現況を正確に伝えることは、売主の責任です。物件の状態や、リフォーム履歴、トラブルの有無などを正直に伝えることで、買主とのトラブルを未然に防ぐことができます。

例えば、雨漏りや水漏れ、ひび割れなどの不具合があれば、それを隠さずに伝えましょう。リフォームや修繕の履歴があれば、その内容と時期を明らかにすることも大切です。また、賃貸中の物件であれば、賃貸借契約の内容や、入居者とのトラブルの有無なども伝える必要があります。

物件の現況を正確に伝えることは、告知義務を果たすことにもつながります。告知義務違反は、売買契約の解除や損害賠償請求の対象となる可能性があるため、注意が必要です。

売却価格の設定は慎重に行う

売却価格の設定は、売却活動の成否を左右する重要な要素です。すみふの仲介ステップの営業担当者は、周辺相場や物件の特徴を踏まえて、適切な売却価格を提案してくれます。ただし、売却価格の最終決定権は売主にあります。

売却希望価格が高すぎると、買主がつきにくくなり、売却までに時間がかかってしまいます。逆に、安すぎると、売却益が減ってしまいます。売却価格は、周辺相場を参考にしつつ、物件の特徴や売却の優先順位を考慮して、慎重に決定しましょう。

営業担当者との相談を重ね、売却価格の根拠を明確にしておくことも大切です。買主との価格交渉の際に、根拠のある売却価格を提示できれば、スムーズに交渉を進められます。

購入申込みへの対応は担当者と相談する

買主から購入申込みがあった場合、どのように対応するかは、営業担当者とよく相談しましょう。購入申込みの内容を精査し、売却条件に合うかどうかを判断する必要があります。

複数の購入申込みがある場合は、営業担当者と相談して、優先順位をつけます。売却価格だけでなく、決済時期や契約条件なども考慮して、売主にとって最も有利な申込みを選ぶことが重要です。

ただし、あまり売却条件にこだわりすぎると、せっかくの購入申込みを逃してしまう可能性もあります。売却の優先順位を明確にした上で、営業担当者のアドバイスを参考に、柔軟に対応することをおすすめします。

住み替えのタイミングに注意する

不動産売却と同時に新居の購入を検討している場合は、引き渡し時期の調整が重要です。売却が早く決まりすぎて新居が見つからない、といったミスマッチを防ぐためです。

すみふの仲介ステップでは、売却と購入のタイミングを合わせるためのサポートも行っています。売却物件の引き渡し時期と、新居の引き渡し時期を調整し、スムーズな住み替えをサポートしてくれます。

ただし、売却と購入のタイミングを完全に一致させるのは難しいこともあります。引っ越しの期間や、一時的な賃貸住宅の利用なども視野に入れて、計画的に進めることが大切です。

すみふの仲介ステップの不動産売却の流れ

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)で不動産を売却する際の流れを、ステップごとに詳しく解説します。売却の相談から、売買契約の締結、決済・引渡しまで、一連の流れを理解することで、スムーズに売却を進められるでしょう。

ステップ1.査定依頼・売却相談

不動産売却の第一歩は、査定依頼と売却相談です。すみふの仲介ステップでは、電話やWebフォームから無料の査定依頼ができます。査定依頼の際は、物件の基本情報や売却希望時期などを伝えます。

査定依頼を受けた営業担当者から連絡があり、物件の詳細や売却の理由、希望条件などを伝える売却相談を行います。売却相談では、物件の特徴や売却の優先順位を明確にすることが重要です。

営業担当者は、売主の希望を踏まえて、売却戦略を提案してくれます。

売却相談は、売主と営業担当者の信頼関係を築く大切な機会です。売却に関する不安や疑問点は、遠慮なく相談しましょう。営業担当者の知識や経験を活かして、売却の方向性を決めていきます。

ステップ2.査定・売却戦略の提案

査定依頼と売却相談の後、営業担当者が物件を訪問し、現地調査を行います。物件の間取りや設備、周辺環境などを詳しく調べ、売却価格の査定を行います。

すみふの仲介ステップでは、豊富な取引データと不動産鑑定士の知見を活かして、適正な売却価格を算出します。査定価格は、物件の特徴や周辺相場、市場動向などを総合的に判断して決定されます。

査定結果をもとに、営業担当者が売却戦略を提案します。売却価格の設定だけでなく、広告方法や販売活動の内容、売却スケジュールなども提案されます。売主の希望を踏まえつつ、営業担当者の経験やノウハウを活かした売却戦略を練ることが大切です。

査定価格や売却戦略に納得できない場合は、営業担当者とよく相談しましょう。売主の希望と営業担当者の提案をすり合わせ、最適な売却戦略を決定します。

ステップ3.媒介契約の締結

査定価格と売却戦略に納得したら、いよいよ媒介契約を締結します。すみふの仲介ステップでは、専属専任媒介、専任媒介、一般媒介の3種類の契約形態があります。

専属専任媒介は、一社に売却活動を任せる代わりに、他社での売却活動が制限される契約形態です。専任媒介は、一社に売却活動を任せますが、売主自身で買主を見つけることができます。一般媒介は、複数の仲介会社に売却活動を依頼できますが、売却活動の優先順位は低くなります。

契約形態によって、仲介会社の売却活動の内容や、売主の権利義務が異なります。媒介契約書には、契約期間や仲介手数料率、売却価格、広告料負担などの重要事項が記載されています。契約内容を十分に理解し、疑問点は解消してから契約を締結しましょう。

媒介契約を締結したら、いよいよ本格的な売却活動がスタートします。営業担当者と連携しながら、スムーズに売却活動を進めていきましょう。

ステップ4.広告・販売活動

媒介契約締結後は、営業担当者が中心となって広告・販売活動を行います。すみふの仲介ステップでは、住友不動産グループの総合力を活かした多彩な広告展開が特徴です。

物件情報は、自社サイトや不動産ポータルサイトに掲載されます。物件の魅力を引き出す写真や文章を使って、効果的にアピールします。また、住友不動産グループの顧客データを活用して、潜在的な買主に直接アプローチすることもあります。

販売活動では、物件の内覧会やオープンハウスを開催します。内覧会では、営業担当者が物件の魅力を直接伝えることができます。来場者の反応を見ながら、売却戦略の微調整を行うこともあります。

すみふの仲介ステップでは、ステップオークションという独自の販売方式も用意されています。ステップオークションは、一定期間内に買主を募り、最も高い価格を提示した買主に売却する方式です。早期売却を目指す場合に有効な方法と言えます。

広告・販売活動の進捗状況は、営業担当者から定期的に報告があります。売主からの質問や要望にも丁寧に対応してくれるので、安心して売却活動を任せられます。

ステップ5.売買契約の締結

広告・販売活動の結果、買主候補が見つかったら、売買条件の交渉に入ります。買主候補から購入申込書が提出されると、営業担当者が売主に連絡します。

購入申込書には、売却価格や決済時期、契約条件などが記載されています。売主は、購入申込書の内容を精査し、売却条件に合うかどうかを判断します。条件に不明点がある場合は、営業担当者を通じて買主候補に確認します。

売却条件が合意に至ったら、売買契約を締結します。売買契約書には、売却価格や決済時期、引渡し条件などの重要事項が記載されます。契約内容を十分に確認し、疑問点は解消してから契約を締結しましょう。

売買契約締結後は、決済に向けた準備を進めます。必要書類の準備や、住宅ローンの手続きなど、営業担当者がサポートしてくれます。

ステップ6.決済・引渡し

売買契約締結後、決済日までに残代金の準備を進めます。買主は、住宅ローンの手続きを行い、売主は、抵当権の抹消や、必要書類の準備を行います。

決済当日は、買主と売主、双方の仲介会社が立ち会います。売主は、残代金を受領し、物件の引渡しを行います。同時に、仲介手数料を支払います。すみふの仲介ステップの仲介手数料は、売却価格に応じて定められています。

物件の引渡し後、売主は物件から退去します。引っ越しの手配や、公共料金の精算など、営業担当者がサポートしてくれます。

決済・引渡しが完了したら、不動産売却の一連の流れは終了です。営業担当者から、売却完了の報告があります。売却代金の使途や、今後の住まいについて、営業担当者に相談することもできます。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)に関するよくある質問

ここでは、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)に関する3つのよくある質問に答えていきます。

  • 査定を依頼したら必ず売らないといけない?
  • 売却していることを近所に知られる?
  • 売却と平行して購入物件は探せる?
  • 賃貸物件の取り扱いはある?

査定を依頼したら必ず売らないといけない?

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)で実際に売却をするかどうかは、利用者自身で決められます

ステップAI査定なら電話番号不要で最新の査定価格をチェックできるので、とりあえず査定だけしたい、という人も安心して利用できます。

売却していることを近所に知られる?

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、広告を打たずに売却活動を行うことが出来ます

具体的な内容として以下のような方法が公式Webサイトにて挙げられています。

  • 購入希望顧客ストックの中から条件の合う顧客に紹介する
  • 信頼できる不動産会社に物件情報を紹介する

事情があって売却していることを近所に知られたくない場合も、安心して売却活動を行えます。

売却と平行して購入物件は探せる?

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)では、不動産の売却と購入を平行する場合でもサポートを惜しみません

購入のタイミングや不動産売却の相場変動など、先を見通しにくい部分もありますが、専任の担当者が一人ひとりに合った売却プランを提案します。

迷った時はまず相談してみるのがよいでしょう。

賃貸物件の取り扱いはある?

すみふの仲介ステップでは、住友不動産グループの賃貸物件を多数取り扱っています。東京・大阪・京都・札幌では、高級賃貸マンション「ラ・トゥール」シリーズを取り扱っており、東京都心では住友不動産が管理運営する約80棟の賃貸マンションも取り扱っています。

その他ワンルームから6LDKまで、様々な間取りの物件を取り扱っているのも特徴です。単身者からファミリーまで、ライフスタイルに合わせた物件選びが可能です。

なお、住友不動産が貸主の賃貸物件については、仲介手数料が無料となっています。お部屋探しの際には、仲介手数料無料の物件も要チェックです。

まとめ

ここまで、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)の口コミ・評判やメリット・デメリットについて詳しくお伝えしてきました。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)は、大手ならではの豊富なサポートと、売却までのスピード感が魅力です。

対応エリアであれば、検討してみると良いでしょう。

ただし、すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)だけに絞って査定をすすめると、本当に自分に適した不動産会社を見逃してしまう恐れもあります。

すみふの仲介ステップ(住友不動産販売)もおすすめですが、不動産会社を決める際には幅広い選択肢から選ぶようにしましょう。

運営者[不動産売却セレクト編集部]

不動産売却セレクトは、不動産業界など様々な業種にマーケティングDXサービスを提供する株式会社ピアラがコンテンツの管理を行っています。当メディアでは、一般的な不動産売却だけでなく、公有地の売却手続、譲渡費用・損失の税務上の取り扱い、競売物件の情報など幅広い専門知識に基づいた、有益な情報をお届けします。

物件の権利関係や法令上の制限を事前に確認し、関連法規を遵守しながら適切な手続きを進められるよう、不動産売却に関する正しい知識を発信してまいります。

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