住友林業ホームサービス(すみなび)の口コミ・評判 | メリット・デメリットと利用をおすすめする人

住友林業ホームサービスは、住友林業グループに属する不動産会社です。

「すみなび」と呼ばれるプラットフォームを通じたAI査定も可能なことから、不動産売却での利用を検討している人もいるでしょう。
大手企業であれば知名度・実績ともに高く、安心感があります。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか?

この記事では、住友林業ホームサービス(すみなび)を利用した人の口コミを調査し、詳しく紹介します。

住友林業ホームサービス(すみなび)を利用するメリット・デメリットや、利用をおすすめする人とそうでない人についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

当メディアは、不動産取引に関する法律を遵守し、株式会社ピアラ(東京証券取引所スタンダード 証券コード7044)が運営しています。また、宅地建物取引士の資格を有する専門家が監修のもと、不動産競売物件不動産所得不動産登記法などの最新情報も記事内に反映させています。

目次

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住友林業ホームサービス(すみなび)とは

項目詳細
商号住友林業ホームサービス株式会社
本社所在地〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-2-11
新宿三井ビルディング二号館11階
資本金4億円
設立昭和39年9月1日
事業内容不動産業、不動産関連業
出典:住友林業ホームサービス「会社

住友林業ホームサービスは、日本の大手総合住宅メーカー・住友林業株式会社率いる住友林業グループに属する不動産会社です。

不動産売買の仲介を筆頭に、賃貸管理やリフォーム、不動産取引のコンサルティングなど、不動産に関するトータルサポートを行っています。

「すみなび」と呼ばれるポータルサイトを運営しており、ユーザーは「すみなび」を通じて、売買物件・賃貸物件の検索、不動産オンライン査定、不動産コラムといった、不動産取引に関する様々なコンテンツへアクセスが可能です。

住友林業ホームサービス(すみなび)の特徴

ここでは、住友林業ホームサービス(すみなび)の大きな特徴として以下の2つを解説します。

  • 不動産業界の大手企業・住友林業の子会社である
  • オリコン顧客満足度1位

不動産業界の大手企業・住友林業の子会社である

住友林業ホームサービスの母体である住友林業株式会社は、世界最古の財閥・住友財閥の流れを組む企業グループ「住友グループ」の一員であり、元々は山林経営を行う会社でした。

1961年の創業からやがて日本の国土の約800分の1に及ぶ社有林を保有するまでに成長し、現在では「住友林業グループ」の筆頭として、山林事業で培った木材・建材の流通・製造・販売の知識を基盤とした「総合住生活関連事業」に取り組んでいます。

住友林業ホームサービスは、住友林業グループ内で「不動産流通事業」を担う子会社です。

財閥系企業というバックボーンと、豊富なノウハウ・実績において高い信頼感を得られるでしょう。

なお、住友グループには同じく不動産事業を手がける「住友不動産」とその子会社「住友不動産販売」がありますが、これらは住友林業および住友林業ホームサービスとは全くの別会社です。

オリコン顧客満足度1位

順位/項目戸建てマンション
1位住友林業ホームサービス近鉄の仲介
2位野村の仲介+住友林業ホームサービス
3位三井住友トラスト不動産野村の仲介+三菱地所ハウスネット
4位東急リバブル大成有楽不動産販売
5位近鉄の仲介東急リバブル
6位三井のリハウス三井のリハウス
7位住友不動産販売長谷工の仲介
8位ハウスドゥ三井住友トラスト不動産
9位積水ハウス不動産グループ大京穴吹不動産
10位センチュリー21積水ハウス不動産グループ
引用元:オリコン顧客満足度ランキング「不動産仲介 売却 顧客満足度ランキング

2024年度のオリコン顧客満足度ランキング「おすすめの不動産仲介 売却のランキング」では、戸建て部門で住友林業ホームサービスが第1位を獲得しています。

2021年から4年連続で首位をキープしており、戸建て物件の売却に特に強みがあるようです。

また、マンション部門においても第2位にランクインしています。

このことから、住友林業ホームサービスが不動産売却において総合的に利用者から高い評価を得ているのがわかるでしょう。

住友林業ホームサービス(すみなび)の良い評判・口コミ

ここでは、住友林業ホームサービス(すみなび)の評判・口コミを紹介します。

まずは良い口コミから見ていきましょう。

仮住まい無しで住み替えができた

住み替えであった為、売主側としては仮住まいを準備する手間を省きたかった。一方で2重ローン期間も短くしたいという背反事項があったが、そこら辺の日程間の相談、買主との調整も行って頂けた。結果的に仮住まい無しでの住み替えが出来、ローンの残債に対しておつりがくる金額で売却契約ができた。また、ホームインスペクション時には現状の家の状態についても詳しく知ることができ、家づくりに対する勉強にもなった。HP掲載用の写真撮影もプロカメラマン、清掃業者に対応して頂けて、綺麗な写真を掲載でき、集客力も高かったと思う。専任契約によりこういったサービスが無料でついており、売主側の負担軽減にもなり助かった。

引用元:おうちの語り部

担当者の真摯な態度と無料サービスが決め手に

当初は最初に会った会社に売却を依頼するつもりでしたが、もう一社くらい話を聞こうと会った会社が売却を担当した不動産会社となりました。こちらは事前にこちらの住宅の詳細をリサーチし、必要な資料をきっちりファイリングしてまとめたものを提示してくれました。営業担当の方が非常に爽やかで話もし易く、それにプラスして、売却しやすいようにホームステージングと水回りのハウスクリーニングを無料でついてくることが決め手となりました。

引用元:おうちの語り部

家族の遺影に手を合わせてくれた

数社お声がけし全ての不動産会社とお会いしましたが

姉の遺影に手を合わせて頂いたのが

住友林業ホームサービス株式会社 神戸支店だけでしたので

即、住友林業ホームサービス株式会社 神戸支店さんに決定しました。

引用元:おうちの語り部

住友林業ホームサービス(すみなび)では、営業担当者の態度からサービス内容、売却スピード、売却価格に至るまでいずれも高く評価する声が見られました。

一般的に、不動産売却にかかる期間は数か月〜一年程度と言われています。

住み替えをする場合は仮住まいの準備も検討する必要があり、時間がかかるほど精神的にも資金的にも負担がかかることから、売却期間の調整は売主にとって非常に重要なポイントと言えるでしょう。

早期売却の鍵となるのが、不動産会社による売却サービスです。

今回紹介した口コミでは「プロカメラマンによる写真撮影」、「ハウスクリーニング」、「ホームステージング」が挙げられており、いずれも買主への訴求力を高める取り組みと言えます。

このようなサービスが無料で利用できるのは、住友林業ホームサービスの魅力と言えるでしょう。

また、「顔を合わせた不動産会社の営業担当者の中で、住友林業ホームサービスの担当者だけが姉の遺影に手を合わせてくれた」という口コミにも注目です。

「家」とは単なる「住居」ではなく、そこに暮らしていた人の歴史が詰まっているものです。
そのような側面にまで想いを馳せられる営業担当者なら、信頼して不動産売却を任せられると感じる人もいるでしょう。

住友林業ホームサービス(すみなび)の悪い評判・口コミ

不動産会社を選ぶ際は、良い評判・悪い評判の両方をチェックすることが大切です。

ここでは、悪い評判と口コミについて紹介します。

店舗が近くにない

店舗の場所がやや遠い。

引用元:オリコン顧客満足度ランキング

情報共有が足りないのでは

一度買主の知り合い(元不動産屋?)の方がメジャーで家の外を色々測っていたのでこちらから声をかけましたが、こんな人がそちらに行くよと一言貰えれば良かったと思います。赤の他人にいきなり人の家の擁壁など測られたら不審に思いますよね。

引用元:おうちの語り部

悪い口コミでは、住友林業ホームサービスの店舗が近くに無いことや、買主の知人が断りなく物件の確認に訪れたことに対する不満の声が見られました。

近年ではZoomなどを活用したオンライン面談などを実施する不動産会社もあり、店舗に行かなくても不動産売却を行えるケースも少なくありません。

しかし、大切な資産の取引にあたっては対面で詳細な打ち合わせをしたいと考える人もいるでしょう。

そのような場合、足を運べる店舗が近くに無いのはデメリットになります。

また、利用者の動向が全て不動産会社側に共有されているとは限らないため、「買主の知人が物件の確認に来る」ことを営業担当者も知らなかった可能性があります。

買主とのトラブルを防ぐためにも、売却期間中の禁止事項や確認事項はあらかじめ営業担当者に共有しておくとよいでしょう。

しかし、口コミはあくまで目安です。

良い口コミ・悪い口コミ両方の意見を参考にした上で判断することをおすすめします。

住友林業ホームサービス(すみなび)を利用するメリット

住友林業ホームサービス(すみなび)を利用するメリットとして、下記の3つが挙げられます。

  • 売却サポートが充実している
  • AI査定ができる
  • 買取保証制度がある

それぞれ詳しくみていきましょう。

無料の売却サポートが充実している

項目詳細
3Dウォークスルー動画/バーチャル住まい見学PCやスマホを利用して全国からいつでもバーチャル内覧が可能。
より多くの購入希望者にアピールできる。
居住中ホームステージング®居住中の物件もホームステージャーが魅力的にコーディネート。
さらにプロのカメラマンによる撮影で、過度な生活感を払拭しながらスタイリッシュでぬくもりのある空間を演出できる。
水回りクリーニング4ヶ所セットキッチン・浴室・洗面所・トイレの4ヶ所をプロの清掃業者が徹底クリーニング。
空地草刈りサービス売却前に草刈りを行い、購入希望者へのイメージアップに繋げる。
あんしん保証付仲介システム建築士または第三者機関による住宅検査を実施。
引渡しから1年間、住居の欠陥・故障について保証(補修・費用負担)。
戸建てなら最大1,100万円の保証、マンションの場合は24時間緊急対応がプラスされる。
海外赴任者向けサポート海外赴任に伴う不動産売却をワンストップでトータルサポート。
売却後の支払いや所有権の移転登記、各種税金や諸費用の精算も代行。
売却成立が海外赴任後になった場合も代理人を立てて手続きが可能。
海外駐在前もしくは駐在中に売却した場合、帰国後の物件購入時の手数料が10%割引となる特典もあり。
引用元:すみなび「知りたい」「ご売却バックアップサービス

住友林業ホームサービスを利用するメリットの一つが、充実した無料売却サポートです。

バーチャル内覧会やホームステージング、ハウスクリーニングといった基本的なものから、引き渡し後の保証制度、海外赴任社向けのサポートまで幅広く対応しているのが特徴です。

特に不動産売却の「顔」とも言えるホームステージングは口コミ評価も高く、おすすめのサービスと言えます。

以上のサポートは、住友林業ホームサービスで専任媒介契約をした人が対象となるため、利用の際は検討してみるとよいでしょう。

AI査定ができる

住友林業ホームサービスのポータルサイト「すみなび」では、無料のAI査定サービス「すみなびAI査定」を提供しています。

一般的に不動産査定には、Webサイトなどから物件情報を送って不動産会社に査定してもらう「机上査定(簡易査定)」と不動産会社が実際に現地を訪れて査定を行う「訪問査定」の2種類があります。

どちらの場合も、査定時に依頼者情報を共有する必要があるため、査定前後に営業電話がかかってくる可能性を懸念する人もいるでしょう。

その点「すみなびAI査定」では、電話番号不要、かつ物件情報を入力すればAIが不動産のビッグデータをもとに即時査定を行います。

査定結果はメールで送られるため他の査定方法のように時間がかからず、営業電話を受けることもありません。

不動産売却を検討している人の中には「今すぐに売る気はないけど将来に備えて不動産の価格を把握しておきたい」と考えるケースも少なくないでしょう。

「すみなびAI査定」なら、常に最新の市況を反映した査定価格を確認できます。

不動産売却に先だち、ひとまず価格の比較検討を行いたい場合は「すみなびAI査定」の利用がおすすめです。

買取保証制度がある

住友林業ホームサービス(すみなび)では、一般的な仲介による不動産売却の他に、住友林業ホームサービスに物件を買い取ってもらう方法もあります。

仲介に比べて売却価格はやや下がるものの、「仲介手数料不要」「リフォーム不要」「周囲に知られず売却可能」「すぐに現金化可能」といったメリットがある点が特徴です。

売却活動に時間をかけられない、早急にまとまった資金が必要など、事情に合わせた不動産売却ができます。

住友林業ホームサービス(すみなび)のデメリットや注意点

住友林業ホームサービス(すみなび)の利用にあたっては、デメリットまで把握しておくことが大切です。

住友林業ホームサービス(すみなび)のデメリットや注意点・弱みとしては、以下の2つが挙げられます。

  • 店舗のあるエリアが限られている
  • 特殊な物件には対応できない可能性がある

それぞれ詳しくみていきましょう。

店舗のあるエリアが限られている

エリア店舗数
首都圏東京都(17店舗)
神奈川県(3店舗)
千葉県(2店舗)
埼玉県(2店舗)
中部愛知県(8店舗)
関西大阪府(8店舗)
京都府(1店舗)
兵庫県(6店舗)
九州福岡県(4店舗)
出典:住友林業ホームサービス株式会社「店舗案内

住友林業ホームサービスは全国に51店舗展開していますが、分布に偏りがある点がデメリットです。

店舗数は首都圏と近畿に偏っており、中部と九州ではそれぞれ1県にしか店舗が存在しません。

全国ネットワークを活かしたグループ会社との連携で、地方や店舗のないエリアでも不動産売却に対応できるケースはあります。

しかし、実際に足を運べる店舗が近場に無いと、担当者との密な相談や現地調査などのスケジュール調整も難しくなるため、住友林業ホームサービス(すみなび)のサポートを活かしきれない可能性が出てくるでしょう。

特殊な物件には対応できない可能性がある

住友林業ホームサービス(すみなび)は主に居住用物件の売買を行っているため、その他の特殊な物件の売却には対応できない可能性があります。

たとえば、工場など特定の用途にしか使用できない物件は売却が難しいと言えるでしょう。

また、居住用物件でも築年数が非常に古い物件や、立地の悪い物件などは買主が見つかりにくいことから、断られやすい傾向にある点に注意が必要です。

住友林業ホームサービス(すみなび)はこんな人におすすめ!

住友林業ホームサービス(すみなび)の特徴やメリットから、住友林業ホームサービス(すみなび)がおすすめな人の特徴としては以下のようなものが挙げられます。

  • 首都圏・近畿で不動産の売却をしたい人
  • 買い替えを検討している人
  • 実際に売るかどうかじっくり検討したい人

それぞれ解説します。

首都圏・近畿で戸建ての売却をしたい人

住友林業ホームサービス(すみなび)の店舗は主に首都圏と近畿で多く展開されているため、該当の地域に住む人であれば利用を検討してもよいでしょう。

また、オリコン顧客満足度ランキングの地域別部門結果を見ても、首都圏と近畿での満足度が第1位となっており、質の高いサポートを受けられる可能性があります。

また、住友林業ホームサービス(すみなび)は、母体である住友林業がハウスメーカーであることから、特に戸建ての取扱に優れているのが特徴です。

以上の点から、首都圏・近畿で戸建て物件の売却を考えている場合は住友林業ホームサービス(すみなび)の利用がおすすめと言えます。

買い替えを検討している人

住友林業ホームサービス(すみなび)には、買い替え顧客を対象とした「住替保証」制度があります。

住替保証を利用して不動産売却を依頼すると、たとえ仲介で売買が成約されなくても、住友林業ホームサービスがあらかじめ保証した価格で物件を買い取ってくれます。

もともと住友林業ホームサービスには買取制度が設けられていますが、仲介での売却に比べて価格が低くなりやすいのがデメリットです。

しかし、住替保証を活用することで、仲介での売却チャンスを狙いつつ、希望条件で売却できなかった際の保険も得られる点は魅力的と言えるでしょう。

さらに「住替保証額」が決まっていることから、買い替え先の購入資金計画も立てやすくなります。

このことから、不動産の買い替えを検討している人には住友林業ホームサービス(すみなび)の利用がおすすめです。

実際に売るかどうかじっくり検討したい人

不動産売却を検討している人の中には、まずは査定価格だけ見て、それから将来的に売るかどうか検討したいと考えるケースもあるでしょう。

そのような場合、「AI査定」を提供している住友林業ホームサービス(すみなび)の利用がおすすめです。

一般的に不動産査定は「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類に分かれており、どちらの査定方法でも電話番号などの依頼者情報の提出が求められるほか、査定結果が出るまでに数週間かかることもあります。

しかし、住友林業ホームサービス(すみなび)の「すみなびAI査定」を利用すれば、電話番号不要かつ査定結果も即時メールで確認できるため、不動産会社からの営業電話や訪問スケジュールの調整に煩わされることはありません。

したがって、「ひとまず参考情報として査定価格を知りたい」、「他社と比較検討する材料が欲しい」といった場合には住友林業ホームサービス(すみなび)の利用がおすすめだと言えます。

住友林業ホームサービス(すみなび)を利用するのがおすすめではない人

一方、以下のような人には住友林業ホームサービス(すみなび)はあまりおすすめできません。

  • 店舗が近くに無い人
  • 事業用不動産の売却をしたい人

順番に見ていきましょう。

店舗が近くに無い人

エリア店舗数
首都圏東京都(17店舗)
神奈川県(3店舗)
千葉県(2店舗)
埼玉県(2店舗)
中部愛知県(8店舗)
関西大阪府(8店舗)
京都府(1店舗)
兵庫県(6店舗)
九州福岡県(4店舗)
出典:住友林業ホームサービス株式会社「店舗案内

住友林業ホームサービスの展開エリアは他社と比べても狭く、中には店舗が一つも存在しない地域もあります。

グループ会社との連携で店舗のないエリアでも対応できる可能性は低くないものの、サポートのきめ細やかさ・情報の確度では店舗のある地域に軍配が上がるでしょう。

したがって、住友林業ホームサービスの店舗が近くに無い場合は、他の不動産会社を利用することをおすすめします。

事業用不動産の売却をしたい人

住友林業ホームサービス(すみなび)では、主に居住用物件の売買を行っています。

したがって、工場やオフィスビル、倉庫といった事業用不動産の売却には対応できない可能性が高いです。

これらの不動産を売りたいと考えている場合は、事業用不動産に強みを持つ他の不動産会社を利用した方がよいでしょう。

住友林業ホームサービス(すみなび)に関するよくある質問

最後に、住友林業ホームサービス(すみなび)に関するよくある質問をご紹介します。

住友林業ホームサービス(すみなび)には囲い込みがある?

住友林業ホームサービス(すみなび)は顧客満足度・実績ともに高い不動産会社ですが、囲い込みが全く無いとは言い切れません。

「囲い込み」とは、不動産会社が売買仲介を行う際、自社で売買を完結できる「両手仲介」を実現させるために、自社よりも高い買値を提示する不動産会社を意図的に売主に紹介しない行為のことを指します。

売主にとっては売却機会の損失に繋がるため、囲い込みを行う不動産会社は避けたいところです。

しかし、営業担当者が意図的に売却機会を減らしているのか、本当に自社内でしか買主が見つからなかったのか、判断が難しいのが実情です。

囲い込みをされているのではと不安を感じた場合は、詳細な販売活動レポートの共有を求めたり、「両手仲介にこだわらず売ってほしい」とはっきり伝えることでけん制できる場合があります。

とはいえ、明確に違和感を覚えた場合は「囲い込みをしない」と明言している不動産会社を利用するのがよいでしょう。

住友林業ホームサービス(すみなび)ではキャンペーンを実施している?

住友林業ホームサービス(すみなび)では。2024年10月現在、以下のキャンペーンを実施しています。

項目詳細
名称売却はお任せくださいキャンペーン
期間2024年10月1日~2024年11月30日
キャンペーン特典三井住友カード VJAギフトカード 2万円分
応募資格新規かつ(専属)専任媒介契約にて不動産の売却を依頼する
申込方法営業担当者に確認
引用元:すみなび「「売却はお任せくださいキャンペーン」開催のお知らせ

過去のキャンペーン履歴から、住友林業ホームサービス(すみなび)は秋ごろに不動産売却を実施する傾向にあるようです。

住友林業ホームサービス(すみなび)の利用を検討している方は、キャンペーンの時期に合わせて利用するのもおすすめです。

また、店舗独自のキャンペーンもあるため、最寄りの店舗で確認するとよいでしょう。

住友林業ホームサービス(すみなび)に仲介手数料の割引はある?

住友林業ホームサービス(すみなび)で、仲介手数料が割引になる可能性はあります。

仲介手数料とは、売買契約成立時に不動産会社へ支払う成功報酬を指し、不動産売却で発生する大きなコストの一つでもあります。

仲介手数料は法律によって以下のように上限が定められています。

仲介手数料上限

(売却額800万円以上の場合)売却額×3%+6万円+消費税

上限範囲内であればいくらに設定しても構いませんが、上限をベースに設定している不動産会社が一般的です。

住友林業ホームサービス(すみなび)でも、上限での仲介手数料が請求されると考えられるでしょう。

しかし「国家公務員共済組合」や「東京医師歯科医師協同組合」など、特定の団体に所属していると仲介手数料が20%〜30%割引になるケースもあります。

一度営業担当者に相談してみるとよいでしょう。

まとめ

ここまで、不動産会社「住友林業ホームサービス(すみなび)」の評判やメリット・デメリット、利用をおすすめする人とそうでない人についてお伝えしました。

住友林業ホームサービス(すみなび)は、世界最古の財閥・住友グループの流れを組む「住友林業株式会社」のノウハウとネットワークを強みに持つ不動産会社です。

オリコン顧客満足度ランキングでは、不動産仲介売却・戸建て部門で第1位、マンション部門で第2位を記録しており、質の高いサービスと営業担当者のきめ細やかなサポートが高く評価されています。

一方で、全国的に店舗数が少なく、住んでいるエリアによっては利用が難しい点がデメリットです。

どのような不動産会社にも、強み・弱みがあり、得意分野は異なります。

住友林業ホームサービス(すみなび)はおすすめできる不動産会社ですが、幅広い不動産会社を比較したうえで、自分に合う会社を選ぶのがよいでしょう。

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運営者[不動産売却セレクト編集部]

不動産売却セレクトは、不動産業界など様々な業種にマーケティングDXサービスを提供する株式会社ピアラがコンテンツの管理を行っています。当メディアでは、一般的な不動産売却だけでなく、公有地の売却手続、譲渡費用・損失の税務上の取り扱い、競売物件の情報など幅広い専門知識に基づいた、有益な情報をお届けします。

物件の権利関係や法令上の制限を事前に確認し、関連法規を遵守しながら適切な手続きを進められるよう、不動産売却に関する正しい知識を発信してまいります。

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