近鉄不動産は、大手私鉄・近畿日本鉄道を筆頭とする近鉄グループ傘下の不動産会社です。
大手総合デベロッパーとして関西圏を中心にオフィスビルや商業施設を複数手がけており、不動産仲介に留まらない幅広い事業を展開しています。
近鉄不動産が運営する「近鉄の仲介」を通して、不動産売却を検討している人もいるでしょう。
この記事では、近鉄不動産(近鉄の仲介)を実際に利用した人の口コミを調査し、詳しく紹介します。
近鉄不動産(近鉄の仲介)を利用するメリット・デメリットや、利用をおすすめする人とそうでない人についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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近鉄不動産(近鉄の仲介)とは
項目 | 詳細 |
---|---|
商号 | 近鉄不動産株式会社 |
本社所在地 | 〒543-0001 大阪市天王寺区上本町6-5-13 上本町新歌舞伎座ビル(上本町YUFURA) |
資本金 | 100百万円 |
設立 | 1968年4月1日 |
事業内容 | 分譲マンション事業 、戸建・宅地分譲事業 、注文住宅請負事業、不動産仲介事業 不動産鑑定評価 、リフォーム・リノベーション事業、ゴルフ場の経営、オフィスビル事業、商業施設運営・管理、駐車場事業、高架下事業 など |
近鉄不動産は、大手私鉄・近畿日本鉄道を中核とする「近鉄グループ」に属する不動産会社です。
関西を中心にゴルフ場経営、オフィスビルや商業施設の管理・運営など不動産にまつわる事業を幅広く展開しており、大阪府にある超高層複合ビル「あべのハルカス」の開発を行ったことでも知られています。
不動産仲介事業においては、「近鉄の仲介」が不動産売買や賃貸の窓口となり、ポータルサイトや実店舗を通して関西以外のエリアに住んでいる人でも利用できるのが特徴です。
近鉄不動産(近鉄の仲介)の特徴
ここでは、近鉄不動産(近鉄の仲介)の大きな特徴として以下の2つを解説します。
- 大手グループ企業・近鉄グループの一員である
- 顧客満足度が高い
大手グループ企業・近鉄グループの一員である
近鉄不動産の母体である近鉄グループは、関西の大手私鉄・近畿日本鉄道を中心に据えたグループ企業です。
グループには近鉄百貨店や近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム、近鉄エクスプレスなどが参加しており、関西に住んでいる人ならば特に馴染み深い企業群だと言えるでしょう。
近鉄グループはメインとなる運輸事業のほか、ホテル・レジャー事業、流通事業、国際物流事業など、人々の暮らしにかかわるさまざまな事業に取り組んでおり、不動産事業もその一環です。
大手グループ企業ならではのネットワークとグループ企業間で蓄積されたノウハウを活かし、不動産売却に関する手続きや悩み相談などをワンストップで行えます。
顧客満足度が高い
順位/項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
1位 | 住友林業ホームサービス | 近鉄の仲介 |
2位 | 野村の仲介+ | 住友林業ホームサービス |
3位 | 三井住友トラスト不動産 | 野村の仲介+三菱地所ハウスネット |
4位 | 東急リバブル | 大成有楽不動産販売 |
5位 | 近鉄の仲介 | 東急リバブル |
6位 | 三井のリハウス | 三井のリハウス |
7位 | 住友不動産販売 | 長谷工の仲介 |
8位 | ハウスドゥ | 三井住友トラスト不動産 |
9位 | 積水ハウス不動産グループ | 大京穴吹不動産 |
10位 | センチュリー21 | 積水ハウス不動産グループ |
2024年度のオリコン顧客満足度ランキング「おすすめの不動産仲介 売却のランキング」では、マンション部門で近鉄不動産が2年連続第1位を獲得しています。
また、戸建て部門でも第5位にランクインしており、全国展開している他社と比べても高い水準にあることがわかります。
近鉄不動産(近鉄の仲介)は、関西圏以外の利用者からも非常に高い満足度を得ている不動産会社だと言えるでしょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)の良い評判・口コミ
ここでは、近鉄不動産(近鉄の仲介)の評判・口コミを紹介します。
まずは良い口コミから見ていきましょう。
売却物件の様子をこまめに確認してくれた
地震で損傷した家の様子を、地震や大雨があった際には毎回現地に見に行っていただき様子を毎回報告頂けた事で、こちらが見に行く必要もなく安心して過ごせた事が大きかったです。
引用元:おうちの語り部
地元に根付いていて信頼できる
このマンションが近鉄不動産の物件で、内容も詳しく知ってるし
地元に根づいてる不動産屋さんだったので
他を考えずにすぐに決めました
担当さんも熱心な方でよかったです
引用元:おうちの語り部
担当者の熱意を感じた
常にこちらの希望金額等を考慮して対応して頂いた、期間より金額重視だった為周りの状況等の新しい情報を聞きながら判断出来た何より担当者の熱意、細やかな心遣いを感じれて中々楽しい期間を過ごさせて貰った、
引用元:おうちの語り部
丁度同じ時期に大阪の息子が中古マンションの購入予定があり担当者に相談して大阪の営業所で対応して頂き満足出来る内容で決まりました
今後同じ様な案件があれば相談紹介したいと思います、ありがとうございました。
近鉄不動産(近鉄の仲介)に関する良い口コミでは、特に営業担当者の対応を高く評価する声が見られました。
売却を依頼する物件は必ずしも状態が良いものとは限りません。
一つ目の口コミ投稿者のように、やむを得ず損傷した家を売却しなければならないケースもあるのです。
売却期間中、災害などでさらに損傷が進むと、価格が下がったり別途修繕が必要となる可能性も出てきます。
そんな時、家の状態をこまめに報告し、アドバイスをしてくれるような営業担当者がいれば安心して売却活動を任せられるでしょう。
また、不動産会社選びにおいては、売主の希望に合わせた臨機応変な対応や情報提供ができる担当者がいるかどうかも重要なポイントです。
近鉄不動産(近鉄の仲介)には、地域のニーズに精通していたり、別店舗との連携がスムーズに取れる営業担当者もいるようです。
熱意があり、フットワークの軽い営業担当者に不動産売却を任せたい場合は、近鉄不動産(近鉄の仲介)の利用を検討するとよいでしょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)の悪い評判・口コミ
不動産会社を選ぶ際は、良い評判・悪い評判の両方をチェックすることが大切です。
ここでは、悪い評判と口コミについて紹介します。
売却までに時間がかかった
大方2年かかり、本当に売れるのか不安でした。担当者が女性だったために、甘く見られてるのではと心配になりましたがまあ期間がかかっても最終的には成約に至り満足しています。
引用元:おうちの語り部
営業担当者とのアポイントメントが取りにくい
忙しい人だったのでなかなかアポが取りにくかった。
引用元:オリコン顧客満足度ランキング
近鉄不動産(近鉄の仲介)の悪い口コミでは、売却までに時間がかかることや、営業担当者とのアポイントメントが取りにくい点を指摘する声がありました。
不動産売却にかかる期間は、一般的に数か月〜一年程度と言われています。
しかし、物件の立地や状態、市況などによってそれ以上かかることもあれば、逆に短くなることもあります。
「この日までに売却したい」と希望がある場合は、営業担当者に相談するとよいでしょう。
また、売却価格と売却期間の希望を両立させるのはやや難しい傾向にあるため、最終的にどちらを優先するか決めておくことも大切です。
そのほか、営業担当者によっては抱えている顧客が多く、なかなか予定が合わないというケースも少なくありません。
早めにスケジュール調整をしたり、緊急時に相談できるような他の担当者がいないか事前に確認することをおすすめします。
しかし、口コミはあくまで目安です。
良い口コミ・悪い口コミ両方の意見を参考にした上で判断するようにしましょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)を利用するメリット
近鉄不動産(近鉄の仲介)を利用するメリットとして、下記の3つが挙げられます。
- あんしんサポートがある
- 独自のワンストップサービスを利用できる
- 近鉄線沿いの物件に強みがある
それぞれ詳しくみていきましょう。
あんしんサポートがある
項目 | 詳細 |
---|---|
住宅設備保証サービス | 取引される建物の住宅設備機器を検査・点検し、引き渡し後の2年間、対象機器の保証(無料修理)を行うサービス |
24時間緊急対応サービス | 水回り・窓ガラス・鍵に関するトラブルに24時間駆けつけ・対応するサービス |
建物瑕疵保証サービス | 取引される建物に関して事前に検査・点検を行い、引き渡し後の2年間、不具合の保証を行うサービス |
空家巡回サービス | ALSOKによる建物外周の見回り、郵便受けへの投函物の回収・整理を3ヶ月間実施するサービス |
近鉄不動産(近鉄の仲介)を利用するメリットの一つが、「あんしんサポート」の存在です。
不動産売買においては、建物の思わぬ瑕疵がきっかけで売主と買主との間でトラブルが発生することも少なくありません。
近鉄不動産(近鉄の仲介)は、住宅設備保証サービスや建物瑕疵保証サービスを通して、万が一の場合も売主・買主の双方に負担をかけることなく住宅設備を保証しています。
このようなサポートは他社にもありますが、対象期間が1年間であるケースが多いです。
近鉄不動産(近鉄の仲介)であれば、住まいに関するサポートを2年間受けられるため、より安心感があると言えます。
なお、あんしんサポートは、基本的に近鉄不動産(近鉄の仲介)で専属専任媒介契約もしくは専任媒介契約をした人が対象となる点に留意しましょう。
独自のワンストップサービスを利用できる
近鉄不動産(近鉄の仲介)では、「住まいと暮らしのぷらっとHOME」と呼ばれるワンストップサービスを提供しています。
住まいと暮らしのぷらっとHOMEは、不動産売却だけでなく、購入、リフォーム、土地活用など不動産に関する相談を1ヵ所で全て行えるのが特徴です。
売却と購入を同時に行う「住み替え」を検討している場合は特に心強いサービスと言えるでしょう。
なお、住まいと暮らしのぷらっとHOMEを提供している店舗は、大阪府・奈良県・京都府・三重県に展開する30店舗です。
関西圏に集中したサービスのため、地域ごとの情報が得られやすい点もメリットだと言えます。
近鉄線沿いの物件に強みがある
近鉄不動産(近鉄の仲介)は、大手私鉄・近鉄が走るエリア(大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県)で特に強みを持つのが特徴です。
近鉄線エリアなら近鉄グループのネットワークを効果的に活用できるため、ローカルな情報やニッチな需要もキャッチしやすい傾向にあります。
したがって、売却したい物件が近鉄線沿いにある場合、近鉄不動産(近鉄の仲介)は有力な選択肢の一つとなるでしょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)のデメリットや注意点
不動産会社を選ぶにあたっては、デメリットまで把握しておくことが大切です。
近鉄不動産(近鉄の仲介)のデメリットや注意点・弱みとしては、以下のような点が挙げられます。
- 店舗のあるエリアが限定的
- 希望の売却価格にならない可能性がある
それぞれ詳しくみていきましょう。
店舗のあるエリアが限定的
項目 | 詳細 |
---|---|
関東 | 東京都(3店舗) 千葉県(1店舗) |
中部 | 愛知県(5店舗) |
関西 | 大阪府(15店舗) 奈良県(8店舗) 京都府(3店舗) 三重県(2店舗) 滋賀県(2店舗) 兵庫県(5店舗) |
中国 | 広島県(6店舗) |
九州 | 福岡県(3店舗) |
近鉄不動産(近鉄の仲介)は全国に53の店舗を有していますが、対応地域が限られているのがデメリットと言えます。
近鉄不動産の本拠地である関西は店舗数が最も多く、地方・田舎の物件にも対応できる可能性が高いです。
また、近鉄が走る愛知県や、近鉄不動産が開発を主導したニュータウン「四季が丘」のある広島県でも、近鉄グループのネットワークを活かしたサポートが期待できます。
しかし、それ以外のエリアにおいては店舗数も少なく、心許ない印象は否めないでしょう。
せっかく近鉄不動産(近鉄の仲介)のサービスに魅力を感じても、売りたい物件が対応エリア外にあると利用できません。
近鉄不動産(近鉄の仲介)での不動産売却を検討する場合は、まず自身の物件が対象地域にあるか確認するようにしましょう。
希望の売却価格にならない可能性がある
不動産売却においては、必ずしも希望する価格で物件が売れるとは限りません。
近鉄不動産(近鉄の仲介)に関するネット上の口コミには、売却価格への不満を表すものもあります。
しかし、不動産の価値は建物そのものだけでなく、立地や周辺環境、市況によって変動するものです。
特に一定の売却期間を設けている場合、価格へのこだわりが強いと期間内に買い手が見つからない可能性もあります。
近鉄不動産(近鉄の仲介)に限ったことではありませんが、営業担当者と相談をしながら柔軟に対応していくことが、納得度の高い不動産売却に繋がると言えるでしょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)はこんな人におすすめ!
近鉄不動産(近鉄の仲介)の特徴やメリットから、近鉄不動産(近鉄の仲介)がおすすめな人の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
- 関西圏で不動産の売却をしたい人
- 安心感のある保証サービスを受けたい人
- AI査定を利用したい人
それぞれ解説します。
関西圏で不動産の売却をしたい人
売りたい物件が関西にある場合、近鉄不動産(近鉄の仲介)の利用を選択肢に入れるとよいでしょう。
特に近鉄線が通っている大阪府・奈良県・京都府・三重県については、近鉄グループのブランド力とネットワークを活かしつつ、他の大手不動産会社よりもさらに地域に根差した情報をキャッチし、拡散できる可能性があります。
また、オリコン顧客満足度ランキングの地域別部門結果においても、近畿地方で圧倒的な支持率を得ていることから、関西で不動産売却を考えている人には近鉄不動産(近鉄の仲介)がおすすめです。
安心感のある保証サービスを受けたい人
近鉄不動産(近鉄の仲介)が提供する「あんしんサポート」は、売主だけでなく買主にとっても魅力的なサービスです。
建物の瑕疵保証や住宅設備の保証を2年間無料で行ってくれるため、物件引き渡し後の思わぬトラブルにも安心して対応できます。
不動産売買における保証期間は、大手でも1年間に設定しているところが少なくありません。
より手厚い保証で安心感のある不動産売却を希望する場合、近鉄不動産(近鉄の仲介)がおすすめと言えるでしょう。
AI査定を利用したい人
AI査定で気軽に不動産査定を行いたい人にも、近鉄不動産(近鉄の仲介)はおすすめです。
不動産売却にあたって、まずは査定価格だけ見て、それから将来的に売るかどうか決めたいと考えている人もいるでしょう。
不動産査定は、物件情報を不動産会社に提出して査定してもらう「机上査定(簡易査定)」と、不動産会社が実際に現地を訪れて物件を査定する「訪問査定」の2種類が主流で、どちらの方法においても、査定結果が出るまでに数日〜数週間かかることがほとんどです。
特に訪問査定の場合は立会いが必要なため、不動産会社とのスケジュール調整に煩わしさを感じる人も少なくありません。
しかし、近鉄不動産(近鉄の仲介)の「近鉄のAI不動産査定」を利用すれば、ビッグデータ上の豊富な物件・取引情報を元にAIが即時査定するため、すぐに査定結果をメールで確認できます。
したがって、「おおまか査定価格だけ知りたい」、「他社と比較検討する材料が欲しい」といった場合には近鉄不動産(近鉄の仲介)の利用がおすすめだと言えるでしょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)を利用するのがおすすめではない人
一方、以下のような人には近鉄不動産(近鉄の仲介)はあまりおすすめできません。
- 対応エリア外に住んでいる人
- 売却価格にこだわりたい人
順番に見ていきましょう。
対応エリア外に住んでいる人
近鉄不動産(近鉄の仲介)は、特に近鉄線が走る関西(大阪府・奈良県・京都府・三重県)および愛知県での不動産売買に強みを持っているのが特徴です。
したがってその他のエリア、特に店舗がない地域については対応できない、もしくは対応できても近鉄グループのネットワークを活かしきれない可能性があります。
売りたい物件が近鉄不動産(近鉄の仲介)の対応エリア外にある場合は、他の不動産会社を利用することをおすすめします。
売却価格にこだわりたい人
どのような不動産でも、売主の希望価格で売却できるとは限りません。
近鉄不動産(近鉄の仲介)は、営業担当者の熱意や販売力が高く評価されていますが、それでも「100%希望する価格で売却できた」という声は多くないのが実情です。
どうしても売却価格にこだわりたい、妥協したくないという人は他の不動産会社も検討するとよいでしょう。
近鉄不動産(近鉄の仲介)に関するよくある質問
最後に、近鉄不動産(近鉄の仲介)に関するよくある質問をご紹介します。
近鉄不動産(近鉄の仲介)には囲い込みがある?
近鉄不動産(近鉄の仲介)は顧客満足度が高く、ブランド力・実績共に信頼できる不動産会社ですが、囲い込みが全く無いとは言い切れません。
「囲い込み」とは、不動産会社が売買仲介を行う際に、自社で売買を完結できる「両手仲介」を実現させるため、自社よりも高い買値を提示する不動産会社を意図的に売主へ紹介しない行為を指します。
売却機会の損失に繋がるため、囲い込みを行う不動産会社の利用はできる限り避けたいでしょう。
ダイヤモンド不動産研究所の調査によると、2023年3月期における近鉄不動産(近鉄の仲介)の「両手取引比率」(両手仲介比率)は55.77%で、半分以上の取引が両手仲介になっていることがわかります。
もちろん、両手仲介そのものは問題ありません。
しかし、その過程で囲い込みが行われているのかどうかは利用者側では判断が難しいものです。
囲い込みをされているのではと不安を感じた場合は、詳細な販売活動レポートの共有を求めたり、「両手仲介にこだわらず売ってほしい」とはっきり伝えることも一つの手です。
とはいえ、明確に違和感を覚えた場合は「囲い込みをしない」と明言している不動産会社を利用することをおすすめします。
近鉄不動産(近鉄の仲介)に買取制度はある?
近鉄不動産(近鉄の仲介)に売却物件の買取制度はありません。
早急な現金化を希望する場合、近鉄不動産(近鉄の仲介)を通して買い取り専門業者を紹介してもらうことは可能です。
しかし、適正市場価格の6-7割の金額になるほか、物件によっては買い取りが出来ない場合がある点に注意しましょう。
(参考:近鉄の仲介「不動産仲介・鑑定|Q&A 今すぐ売却して現金化する事は可能ですか?」)
近鉄不動産(近鉄の仲介)に仲介手数料の割引はある?
近鉄不動産(近鉄の仲介)での不動産売却において、仲介手数料が割引になる可能性は低いと言えるでしょう。
「仲介手数料」とは、売買契約成立時に不動産会社へ支払う成功報酬を指し、不動産売却で発生する大きなコストの一つでもあります。
仲介手数料は法律によって以下のように上限が定められています。
(売却額800万円以上の場合)売却額×3%+6万円+消費税
上限の範囲内であればいくらに設定しても問題ありませんが、上限をベースに設定している不動産会社がほとんどです。
近鉄不動産(近鉄の仲介)でも、上限での仲介手数料が請求されると考えられるでしょう。
一般的に大手不動産会社は仲介手数料の割引サービスを行わない傾向にあります。
どうしても仲介手数料を安く抑えたい場合は、他の不動産会社を検討するのがおすすめです。
まとめ
ここまで、不動産会社「近鉄不動産(近鉄の仲介)」の評判やメリット・デメリット、利用をおすすめする人とそうでない人についてお伝えしました。
近鉄不動産は、日本の大手企業グループ・近鉄グループ傘下の不動産会社として、関西エリアを中心に幅広い事業を展開しています。
その中で不動産仲介事業を担う「近鉄の仲介」は、オリコン顧客満足度ランキング・不動産仲介(売却)マンション部門で第1位、戸建て部門で第2位を記録し、特に近畿地方で根強い支持を得ているのが特徴です。
大手企業のブランド力を活かした地域密着型の販売サポートが魅力である一方、関西以外の地域では力を発揮しきれない点がデメリットと言えます。
どのような不動産会社にも、強み・弱みがあり、得意分野は異なるものです。
近鉄不動産(近鉄の仲介)はおすすめできる不動産会社ですが、幅広い不動産会社を比較したうえで、自分に合う会社を選ぶのがよいでしょう。
\ 1分入力で分かる! /