家まもルーノ-リースバック専門コンシェルジュ-は、株式会社応援宣言が運営する不動産一括査定サイトです。
「リースバック」を利用した不動産売却に特化しているため、売却後も同じ家に住み続けたいと考えている人にとっては特に頼れるサービスと言えます。
この記事では、家まもルーノを実際に利用した人の口コミやメリット・デメリット、利用をおすすめする人の特徴や査定の流れについて詳しく紹介します。
また、リースバックについても解説するので、併せて参考にしてください。
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家まもルーノとは
家まもルーノは、2020年2月にスタートした、比較的新しい不動産一括査定サービスです。
業界初の”リースバック一括見積り/紹介サービス”を謳っており、全国100社以上の不動産業者から最大10社にまとめて査定できるため、希望に合った不動産業者を見つけやすいのが特徴です。
また、査定後の不動産業者選定や各種契約手続きについては不動産の専門家である「コンシェルジュ」がすべてサポートするため、業者との煩雑なやり取りを削減できるのもメリットと言えます。
運営会社
項目 | 詳細 |
---|---|
社名 | 株式会社応援宣言 |
本社所在地 | 〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-14-13岡崎ビル8F |
資本金 | 1,000万 |
事業内容 | 売買不動産の仲介賃貸不動産の仲介および 管理業務投資用不動産流通事業リフォーム・リノベーション事業 |
家まもルーノを運営するのは、株式会社応援宣言です。
2015年の設立以降、不動産売却仲介事業を中心に、リースバックサービスや一括査定など、不動産売買に特化した事業を展開しています。
家まもルーノに加え、訳アリ物件一括査定サービス「バリュダス」を提供しているほか、任意売却や一般的な不動産一括査定にも対応しているため、売却したい物件の特性や売主の事情に合わせた不動産売却を実現しやすいのが特徴です。
対応エリア
家まもルーノは全国47都道府県に対応しています。
不動産査定サイトの中には、首都圏にしか対応していなかったり、地方にある物件は対象外としているものも少なくありません。
家まもルーノでは、リースバックのみという条件付きの不動産売却でも、地域の制約を受けることなく利用できる点が魅力です。
リースバックとは
リースバックとは、不動産会社などに売却した物件を賃借し、引き続き居住できる制度のことです。
不動産売却を行う人の中には、住宅ローンの返済や離婚といった事情から、本当は住み続けたいにも関わらず、やむを得ず売却に至るケースもあります。
そのような場合、リースバックを利用すれば同じ家に住み続けられるだけでなく、売却金が一括で手に入ることから資金繰りも容易になります。
さらに、売却した不動産を後から買い直すこともできるため、保有不動産に思い入れのある人や、転居が負担になるシニア層などにもおすすめの制度と言えるでしょう。
家まもルーノの評判・口コミ
SNSや口コミサイトなどでは、家まもルーノに関する利用者の口コミは見られませんでした。
比較的新しいサービスである上、リースバック専門である点から投稿できる人が限られていると考えられます。
代わりにここでは、家まもルーノ公式サイトに掲載されている利用者の声を紹介します。
子供を転校させずに住み替えができた
娘もあと一年で小学校を卒業、というタイミングで突然転勤の辞令が。急いで条件のいい転居先を探したものの、ローンもまだ残っているし娘を転校させることになるのも申し訳ないと途方に暮れていたところ、リースバックという制度を知りました。自宅を売却した資金で新居を購入でき、小学校卒業まで元の家に住み続けることができた為、家族全員大変感謝しています。
引用元:家まもルーノ
老後の生活費に活用できた
4年前に仕事を定年退職。夫婦2人で質素な年金生活を送ってきましたが、人生100年時代と言われる今、この年金とわずかな貯蓄だけでどこまで生活できるのか、という漠然とした不安がありました。知り合いの弁護士さんに勧められリースバックを利用しましたが、手元に現金を置いておける安心感とともに生活に余裕ができ、とても感謝しています。
引用元:家まもルーノ
苦しかったローンの返済から解放された
勤め先の経営状況が怪しくなり転職、マイホーム購入時よりも年収が100万ほど下がり予定していたペースでの返済ができなくなってきました。せっかく妻とゼロから建てたこの家もこのままでは競売にかけられてしまう、そう思っていた時リースバックという手段を知りました。愛着ある我が家にローンの返済額よりも安く住み続けることができて助かりました。
引用元:家まもルーノ
リースバックの主なメリットは、一般的な不動産売却よりも早く現金化できること、そして売却後も同じ家に住み続けられることです。
したがって、住み替えや老後資金の確保、住宅ローンの返済においては特に利用しやすい制度と言えます。
しかし、公式サイトに掲載されている口コミや評判は、好意的なものに偏る傾向があるものです。
家まもルーノそのものだけでなく、リースバック制度のデメリットなども踏まえた上で利用を検討することをおすすめします。
家まもルーノを利用するメリット
家まもルーノを利用するメリットとして、下記の3つが挙げられます。
- 賃貸契約を更新できる
- 最短5日で現金化できる
- 月々の賃料を相談できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
賃貸契約を更新できる
家まもルーノを利用するメリットの一つとして、契約期間に縛られず同じ家に住める点が挙げられます。
リースバック契約では「定期借家契約」と呼ばれる2〜3年の契約期間を定める方式を取っているケースが多く、ずっと住み続けられる保証がないのが一般的です。
一方、家まもルーノの提携不動産業者なら賃貸契約の更新が可能です。
そのため、売却後もできる限り長く同じ家に住みたいと考えている人でも、希望に合った不動産業者を見つけやすいでしょう。
最短5日で現金化できる
すぐにまとまったお金が欲しい場合、家まもルーノのスピード売却が頼れるシステムとなるでしょう。
一般的な仲介による不動産売却では、現金化に数か月から半年ほどかかるほか、売却代金の支払いも売買契約時と引き渡し時とで2回に分かれることがほとんどです。
一方、リースバック専門の家まもルーノでは、個人の顧客ではなく不動産業者が買い手となるため、最短5日で売却・一括現金化が可能です。
このように、不動産売却後の現金化の速さも、家まもルーノを利用するメリットと言えます。
月々の家賃を相談できる
柔軟な家賃設定が可能な家まもルーノを利用することで、家計の負担を抑えやすくなります。
リースバックは売却後の不動産を賃借する制度であるため、住み続けるには賃料が発生します。
家賃は不動産の買取価格、期待利回り、維持管理費をベースに算出され、不動産業者ごとに変わるのが一般的です。
家まもルーノでは、家賃の相談から不動産業者との価格交渉まで、コンシェルジュに一任できます。
したがって、より売主の経済状況や要望に合った家賃で契約を結べる可能性が高いと言えるでしょう。
家まもルーノのデメリットや注意点
不動産査定サイトの利用にあたっては、デメリットまで把握しておくことが大切です。
家まもルーノのデメリットや注意点・弱みとしては、以下のような点が挙げられます。
- 一般的な不動産売却よりも買取価格が低くなりやすい
- 退去を求められる可能性がある
それぞれ詳しくみていきましょう。
一般的な不動産売却よりも買取価格が低くなりやすい
リースバックにおける買主は不動産業者であることが多く、個人顧客がメインの仲介による不動産売却と比べて買取価格が下がりやすい点がデメリットと言えます。
買取価格が低くなる理由は、転売にかかるコストや不動産価格の下落、家賃滞納などのリスクを不動産業者が加味するためです。
リースバックでの買取価格は仲介市場価格の60%~80%が相場と言われているため、より高く不動産を売却したい場合は注意しましょう。
退去を求められる可能性がある
リースバックした家は賃貸の扱いになるため、場合によっては退去を求められる点に注意が必要です。
退去に至る具体的な例としては、家賃の滞納の他にオーナーからの契約更新拒否などが挙げられます。
期間満了後に再契約ができなければ、支払い能力の有無にかかわらず退去するほかありません。
家まもルーノを利用する際は、無理なく支払える家賃設定だけでなく、希望する契約期間や条件についてもコンシェルジュに詳しく相談するようにしましょう。
家まもルーノはこんな人におすすめ!
家まもルーノの特徴やメリットから、家まもルーノは以下のような人におすすめです。
- 早急にまとまったお金が欲しい人
- 今住んでいる家に住み続けたい人
- 専門家に相談して決めたい人
それぞれ解説します。
早急にまとまったお金が欲しい人
リースバックでは買主が不動産業者となるケースがほとんどのため、一般的な仲介による不動産売却に比べて早く現金化できる点がメリットです。
家まもルーノでは最短5日での一括現金化が可能なため、住宅ローンの返済や、住み替えに伴う新居購入資金の確保などですぐにお金が必要な人におすすめできます。
今住んでいる家に住み続けたい人
リースバックでは、不動産の売却後も買主(不動産業者)から賃借することで引き続き同じ家に住めるのがメリットです。
そのため、大掛かりな転居が負担となるシニア層や、住み替えを控えているものの新居に入るまでの仮住まいの準備が難しい人などに向いています。
家まもルーノでは契約期間の相談も可能なことから、「できる限り長く今の家に住みたい」といった要望も伝えやすい点が強みと言えるでしょう。
専門家に相談して決めたい人
不動産売却にあたって、自力で不動産業者の選定を行うのは難しいものです。
家まもルーノでは、一人ひとりの顧客にコンシェルジュが付き、不動産業者の選定から買取価格・家賃の交渉、契約後の手続きまで一貫してサポートします。
また、売主の要望に合わせてリースバック以外の売却方法も提案可能なため、より納得度の高い不動産売却を実現しやすくなります。
したがって、不動産のプロフェッショナルに相談しながら決めたいという人にも、家まもルーノはおすすめです。
家まもルーノを利用するのがおすすめではない人
一方、以下のような人には家まもルーノはあまりおすすめできません。
- 売却後も家を自由に使いたい人
- 売却価格にこだわりたい人
順番に見ていきましょう。
売却後も家を自由に使いたい人
リースバックした家の所有権は買主(不動産業者)に移るため、売却前と同じように利用できなくなる可能性に注意が必要です。
たとえば、部屋の使い方に制限が設けられたり、契約を更新できず退去を余儀なくされることも考えられます。
したがって、家を自由に使いたい、今の家にこだわりがあるという場合、リースバック専門である家まもルーノの利用はあまりおすすめできません。
売却価格にこだわりたい人
リースバックにおける買取価格は、一般的な仲介による不動売買での買取価格よりも下がりやすい傾向にあります。
仲介市場価格の60%〜80%が相場と言われているため、できるだけ高く不動産を売却したい人はリースバックに限定せず、幅広い売却方法を検討するのが良いでしょう。
査定を依頼する流れ
ここでは、家まもルーノで査定依頼する流れについて解説します。
大まかな査定依頼の順序は、下記の通りです。
- 電話もしくはWebサイトから問い合わせ
- 面談
- 物件の査定・条件提示
- 不動産売買契約/賃貸契約
- 契約後のサポート
1.電話もしくはWebサイトから問い合わせ
引用元:家まもルーノ
はじめに、家まもルーノの公式Webサイト内にある専用フォーム、もしくは電話から問い合わせます。
専用フォームには、売却したい物件の情報と依頼主の氏名・電話番号・メールアドレスを入力する必要があるため、この時点で物件情報は可能な限り揃えておくとよいでしょう。
受付後、面談のスケジュール調整が行われます。
2.面談
面談では不動産の専門家であるコンシェルジュに詳細な物件情報を共有します。
以下の情報を伝えておくとスムーズに面談が進むでしょう。
- 物件の築年数・間取り・面積・設備
- 売却する理由
- 売却希望価格
- 希望賃料
- 年収
3.物件の査定・条件提示
面談内容に基づき、コンシェルジュが100社以上のリースバック業者から最大10社に同時査定依頼を出します。
不動産業者ごとに買取価格や賃料が異なるため、コンシェルジュと相談しながら比較検討しましょう。
4.不動産売買契約/賃貸契約
提示された諸条件に納得できたら、いよいよ契約です。
実際の契約手続きは売主と買主の間で直接行われますが、引き続きコンシェルジュのサポートも受けられます。
手続きにおいて不明な点があれば積極的に相談することをおすすめします。
5.契約後のサポート
家まもルーノは、弁護士など法律の専門家とも提携しています。
借金や住宅ローン、相続などお金に関する悩みがある場合はサポートを依頼できるため、併せて活用するとよいでしょう。
家まもルーノに関するよくある質問
最後に、家まもルーノに関するよくある質問をご紹介します。
家まもルーノの利用にお金はかかる?
家まもルーノの一括査定については無料で利用できます。
ただし、家まもルーノを介して不動産売買が成立した場合、仲介手数料が発生する点に注意が必要です。
なお、仲介手数料は法律によって以下の通り上限が設けられています。
(売却額800万円以上の場合)売却額×3%+6万円+消費税
家まもルーノの公式サイト内に仲介手数料に関する記載はありませんが、おそらく上限での設定になっていると考えられます。
心配な場合は事前に問い合わせるとよいでしょう。
家まもルーノでリースバックできるのはどんな物件?
家まもルーノでは、一戸建て・マンション・店舗など、幅広い物件に対応しています。
買主が資金力のある不動産業者であることから、個人が買主となる一般的な仲介の不動産売買に比べ、取扱物件の制限を受けにくいのがメリットと言えるでしょう。
リースバックとリバースモーゲージはどう違う?
リースバックと混同されやすい制度として「リバースモーゲージ」があります。
リバースモーゲージとは、持ち家を担保にして融資を受けられる仕組みのことです。
リースバックでは持ち家を売却するため所有権が第三者に移る一方、リバースモーゲージはあくまで担保であるため、所有権を維持できます。
また、リバースモーゲージは家主が亡くなった後に家を売却して借りたお金を返す仕組みになっていることから、リースバックと比べ利用対象となる年齢層が高い点も特徴です。
まとめ
ここまで、リースバック専門の不動産一括査定サイト「家まもルーノ」の評判やメリット・デメリット、査定の流れについてお伝えしました。
不動産売却の中でもリースバックは特殊な制度であることから、自力で不動産業者を探すのが難しい傾向にあります。
しかし、家まもルーノであれば不動産のプロフェッショナルであるコンシェルジュが100社以上の提携業者からぴったりの不動産業者を紹介してくれるほか、各種問い合わせや売買契約の手続きについてもサポートを得られるのがメリットです。
一方で、一般的な仲介の不動産売買と比較すると売却価格が低くなりやすい点がデメリットと言えるでしょう。
家まもルーノは、所有する物件に住みながらできるだけ早く現金化したい人には特におすすめのサービスです。
しかし、より納得度の高い不動産売却をめざすなら、リースバックに限定せず、一般の仲介による不動産売却も視野に入れて幅広い不動産業者を比較検討することをおすすめします。
\ 1分入力で分かる! /